今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「昼顔」7話の感想

2014-08-31 11:03:21 | ドラマ

今回はかなり展開がありましたね。
途中眠くなって寝てしまい、エンディングの歌で目が覚めたのですが眠気には勝てず再び熟睡してしまい‥。

昨日見返してみましたら、あら~急速な進み方ではありませんか。

何か今までとは違う面が女性達に現れ始めたようです。
吉瀬さん、どうしたの?
一人語りもいいけど、殆ど自爆状態です。
何でそこまで卑下します?

「私は顔だけの女だと思われている」って、それは独身とか愛人の台詞なんじゃ‥。
あんな立派なおうちに住んで、家事はばっちりこなし、二人の可愛い娘も順調に育ってる。
料理は上手いわ、スタイル抜群顔も良し。そんな完璧な主婦、見渡してもあまりいません。
旦那だって少し変だけど、彼は彼で家庭サービスもまぁまぁやってるじゃありませんか。
一体どこが不満なの?


一般的には相当レベルの高い女性でしょ。
大体、頭の悪い人には家庭を切り盛りできませんから。
誇っていい筈なのに‥。頭が悪いというなら、カルチャーセンターに通うとか本を乱読するかでしょう。
何でそこまで卑下するかね?

今回彼女は家を出て北村さんとと暮らす覚悟で彼の所へ行ったのですが、
それでは、彼女が築いてきた物と引き替えにするくらいの男なのか?と言うと、「何かなぁ~」そこまでじゃない気がします。
少なくても、北村さんはそれほど魅力的には描かれていません。敢えてそれをさせるのがドラマなんでしょうけどね。

さて、ではこれから吉瀬さんは北村さんと生活して行くに当たって、何を始めるんでしょうか?
上戸さんみたいに町のスーパーでパートに出る?
もしそうだったら、何だか幻滅です。
もっと別の気合いの入った仕事をして欲しいです。(別にスーパーのパートが気合い入ってないと言うわけではありません。物の例えです)

上戸さんと高校教師も、偶然が重なって抜き差しならなくなってきました。
話変わりますが、上戸さんって時々ブサイクに見える時もありますが、ある時は凄くきれいですね。
いつの間に大人の女性になったんだろう、とビックリです。

このドラマを見ていて常に不満に感じるんですが、それは‥(言いづらいなぁ)
斉藤さん演じる高校教師と、北村さんの画家に魅力が無いことです。
特に斉藤さんは、ただボサーッとしてるだけの、でくの坊に見えます。
上戸さんに圧倒されて何となく浮気してる頼りない男に見えます。
どこが魅力的なんだろ?探しても見つからない。

返って上戸さんの夫の方が断然いいと思うんですけどね。
面白いし、憎めないでしょ。マイペースで結構優しいし。
結局上戸さんは、肉体的精神的な欲求不満のはけ口を探してるのもしれませんね。

北村さんは、無色透明な感じです。
画家だったら、もっと普通変わってますよね。持論、芸術論、人生論あるだろうし。
周りとの衝突とかもあるでしょう。雑誌社との関係しか出てこないから、とっても浅い。
画家なんて死にもの狂いで描いてるんですよ。こんなもんじゃないでしょ。

吉瀬さんは口ほどでもなかったですね。
でもあの可愛い娘二人を置いていくのか‥。とても信じられません。
10年近く前の東芝日曜劇場「恋の時間」で、大塚寧々さんが作曲家の大森南朋さんに恋をして、家を捨てて出て行った場面がありました。
息子二人を置いて。後ろ髪引かれる別れの場面で、大塚さんがハラハラと涙を流しました。(酷い夫だったのでやむを得なかった)
まぁー切なかったです。見ている方も身を切られる思いでした。

そういう場面は今回無かったですね。
娘への愛情は、恋人の愛情に負けてたんだ、と思うと「何だその程度か」と思ってしまいます。
私って古風なのかもしれません~
来週からはどんな風になるのか、見逃せません。
いい意味で視聴者を裏切って欲しいですね。

 


「若者たち」7話の感想

2014-08-29 10:07:09 | ドラマ

始めからいきなり何ですが、私にとって一つとして好きな所がないドラマです。

満島の抑えた語りや泣き顔も見飽きてうんざりだし、妻夫木のオーバーな演技や少し気持ち悪い江本兄が
モテ男として演技してるのも、時代錯誤の家も、野暮ったい兄弟関係も、古くさい主題歌も。
何一つ好きな所のないドラマです。

そして「嫌だなぁ」と思いつつ、ブツブツ文句を言いながらもドラマを見ている内に、次第に黙り込んでしまいます。
やがて不思議な現象が‥。いつの間にか目頭が熱くなっているのです。

‥何なんでしょう、この変化は。
何かが揺さぶられるてるようです。

今回は40分過ぎから涙が出始め、それ以後どんどん涙があふれてきました。
最後は殆ど号泣‥。
全く、自分としたことが‥。

何で涙が出るのか、全然分からないのです。
感動してるのか?と自分で尋ねてみても「いや~それほどでも‥」と思うだけ。

自分の中で何が起こってるか、見当がつきません。
言葉も見当たらない。ただひたすら、涙が出ているのです。


でも、敢えて何か言うとしたら、人間が生きるって、こういう事じゃないかという気がします。
それは妻夫木の姿なんだけど、喜んだり怒ったり、目の前のことに必死になっている、生きるってただそれだけなんだと。
バカですよね、一々。だけどいつも一生懸命で揺るがない。愚直って、すごく尊いことなんじゃないのかな。

この家は兄弟バラバラなように見えて、兄の人望で寄り集まってるわけでしょ。
熱い物に人は寄ってくるんじゃないんでしょうか。

そういう部分がなくなってる自分に心当たりがあるからなのか‥。
妻夫木の役って、普段はもの凄いアホみたいですよね。
でも何か事件があった時には別人のように顔つきが変わって、理路整然と喋り行動する。
二重人格みたいな役です。
愚かさと賢さを兼ね備えてる‥。
変な人だけど、強い人です。

20年くらい前のトレンディドラマがあんなに軽佻浮薄で中身が無かったのに
何で今、このドラマ?なんでしょう。

今週の回は参りました。何でドラマごときでこんなに泣いてしまったんだろ。
私もストレス溜まってたのかもしれません‥。
600gの赤ちゃん、どうなるんでしょうね。
すくすくと育ってくれるといいですけどね‥。前途多難だろうなぁ。


金曜プレスステージ「250億騙し取った男たち」の感想

2014-08-25 16:11:05 | ドラマ

遅ればせながら、録画見ました。
これは面白かったです!
一人のうだつの上がらない若者が、始め軽い気持ちでオレオレ詐欺の仕事に就き、セミナーや下部の仕事をしている内に、徐々に悪の組織から抜けられなくなっていく、と言う悪の階段を昇るような姿を丁寧に描いていました。
主役はキンコンの西野亮廣さん。
スッキリした男前なんですね。華があります。
台詞回しが今ひとつだったけど、上手く演じていました。
若い人にありがちな不安、焦り、高慢さなど複雑な感情を織り交ぜてそれなりに表現していました。
ドラマ運びも、ストーリーだけを追わずに、問題点をレポートするようにきちんと説明していました。
フジテレビが取材班を作って取材したもので詐欺をやっていた人たちのインタビューなども取り混ぜてあります。
家宅捜索の場面など、実際のものも入っていました。

ドラマの中のセミナーで、自分たちがやってることの正当性を強弁するのですが、これが意外とその通りで、「なるほど」と納得してしまいました。
「自分たちは土地や車や家などを売っているのではない。それらはローンを組ませて払わせる、今持っているお金以上の物を売りつける商法だが、自分たちはあるものを頂いているだけ、無いものをむしり取ってるわけではない。余分な物を頂いてるだけなのだ」(意訳)と。
なるほど、上手いこと言うもんだな、と妙に納得。「それにしたって人を欺してるじゃないじゃないの!」と、次の瞬間思いましたが‥。
何人か人を替えて相手を欺す手口、それらは全てシナリオがあります。良く出来ていて、連携プレーも素早くて、驚きました。

黒い組織に入っていくと、白も灰色に言い換えなければならなくなる。そして灰色から黒へ。
黒から闇へと、そのスピードはすごく速いのです。落ちていくのを、分かっていながらどうすることも出来ない。怖い状況に次第に顔が凍り付いていきます。

でもここまで詳しくやると、「自分にも出来そう」と真似する人が出て来そうな気が。余計な心配でしょうか?
出し子といわれる人はATMからお金を引き出して受け渡すだけです。それで数万円から十万円もらえるなら、ボロい仕事でしょう。
留置されても22日で出られるとか。でも普通22日も耐えられます?耐えられないでしょう‥
悪に手を染めてるのに変わりは無いわけですし‥。

それに比べて「番頭」となった楠木(西野)は四六時中仕事に忙殺されています。
まっとうな仕事じゃないからしょっちゅう手口を変えなきゃならない、部下は突然現金を持って逃走、その途端事務所を引き払わなければなりません。
神経が張り詰める毎日。こんな事してるなら普通の仕事の方がどれだけましかって話です。

そして、とうとう「辞めたい」と言ったら最後、上層部に追い詰められます。
最後はリンチか海に沈められるか‥という哀れな結末になってしまいます‥。

私はコミック版「クロサギ」のファンで、全巻読んでいるので、これぐらいならまだ甘い感じがしました。
テレビなのでこのドラマは緩く描いているのでしょう。

最後内藤さん演じるジャーナリストの問いかけ「またやりますか?」に、詐欺に関わった人全員が「もうやりません」
ときっぱり言ったことが救いとなっていました。

登場人物の顔つきが似ていて判別がつきにくく、見ていて混同しましたが、
フジテレビにしたらかなり意欲作だったと思います。見応え充分でした。


ネット右翼って何?

2014-08-23 14:12:03 | ニュース

最近よく目にする「ネット右翼」とは何だろう?と思い、あちこちネットの記事や掲示板を読んでみました。
私には、「ネット」と「右翼」と言う言葉が結びつかないのです。

ネットで何か言うのは自由だし、そもそも日本では言論の自由が保障されてるじゃないですか。
右翼というのは日本の場合、極端な右翼団体のことですよね。

黒い車に乗って「天皇陛下なんとか~!」と叫んでるあれです。軍国主義というか国粋主義というか、戦時中の帝国主義を思い起こさせます。
ホント不快感しかわき起こりません。
でも、ネットで検索して読んで見ると、あれをやってるのって、日本人じゃなくて、在日朝鮮人が多いらしいですね。
メンバーの顔も名前も割り出されてるし、通名使ってるけど、朝鮮人の名前がちゃんと出ています。

あれって、日本人を装って過激なことを叫んで、日本人に愛国心を持たせなくしようとしてるんですって。
ああいうのが愛国心だと一般人に刷り込む為にやってるらしい。
おー、何て手の込んだことを‥(そこまでやるか?)
だから、よく見るとあの団体は色んな矛盾したことを連呼してたりしています。

それに対抗する「レイシストしばき隊」というのがあって、(何というセンスの無い名前でしょう!)それも在日の人たちがやってるらしいです。
つまりどっちも自作自演、のようです。「在特会」ってのもあります。在日の人の特権を許さない、つて言うのが会の趣旨らしいです。
そんなに特権があるんだ‥、と思いますが‥。
この辺はっきりしないので、興味ある人は詳しく調べてみて下さい。

日本の「ヘイトスピーチ」が国連人権委員会で問題になり、通告されました。
が、おかしいなぁ~
どこを見てもヘイトスピーチいってる人なんか見たことないのです。
それって近頃マスコミやネット掲示板で持ちきりの「嫌韓」のことでしょうか?

でもそれは、ただ事実を述べて「嫌だなー」と言ってるだけの話ですよ。
大体、日本は韓国から相当な差別や侮蔑をされてるんですよ。
言われもなく。
植民地時代が屈辱だったって、それは自分から頭を下げて併合して下さいと言ってきて併合したんだし。(でも植民地だったという人もいる)
日本は韓国と戦争してないのに「日本と戦争して勝った」と言ってるし。戦後賠償金は全て無かった事にする、と勝手に議会で決めたり。
もう国際法違反のメチャクチャですわ。

今は韓国は国を挙げて反日していますよね。もう国中が反日のテーマパークみたいになってるんだとか。
小さい時から反日の教育をし、子供達は日本への反感を募らせています。
そんなだから「日本人には何をしてもいい」と反日無罪の思想が生まれ、日本中のお寺や神社が100も放火されて焼失してるらしいです。
何故かというと、竹島が日本の物だという記録が残ってる寺や神社を焼いて証拠をなくそうという意図だそうです。
日本の修学旅行生が集団食中毒を起こしているのも食事に尿やよからぬ物を入れてるそうですね。
全く、信じられないです。
そこまで嫌うなら、何故日本と国交断絶しないのか?
そして宣戦布告して攻めてくるとか。何故しないのか?そう思いますけど‥。


こういう反日の振る舞いを見る度に不快感を示すのも「ヘイトスピーチ」ですか?
先進国は、民主主義の立場で耐えなければならないのでしょうか。
何とも理不尽です。

国連人権委員会については、こういう評論家の意見もあります。

「日本人は国連と言うとビックリして神妙になりますが、国連はそんなに信頼性のおけるものではありません。
今は、腐敗が指摘されてますし無用論もあります。
何ら拘束性がある物でもありません。
実際機能してるのは安全保障理事会だけで、それも理事国がノーと言えば何も決まらない仕組みです。
だから過大な信奉を改めるか、ロビー活動するかどっちかにしないといけないのです。」

これは坂東太郎さんの意見です。

あんまりびびらないで、「ヘイトスピーチ」のことも軽くスルーしてればいいようです。
とか言ってる間に、政府は法規制はしない、という方針を発表しました‥。

それにしても、民主先進国ってのは、事実を事実、嫌いを嫌いとも言いづらい国なのですね。
いつもきれい事言ってればいいんでしょうか?かっこつけすぎなんじゃないでしょうかね。
あ~何かちょっと怒りすぎました、頭冷やさねば‥。


「昼顔」5話の感想

2014-08-17 12:47:26 | ドラマ

今回、とうとう紗和は北野と一線を越えてしまいます。
ホテルに入って、さてこれからどうするか、進むか引くかを迷っている時に、外の通行人の動向で決めようと提案する紗和。
その軽さと葛藤のなさに唖然としますが、さりとて北野も似たようなもの。
男ってこんなもん?
妻に対して後ろめたさを感じないのかな~
と思ってしまいますが‥

見終わって気づきました。
私が「不倫」を何か重大な不満や不幸がないとしないものだと思っていることに。だから一々ドラマの中に理由を探していたのです。
でも、このドラマを見て気がつきました。
重大な理由や不満が無くても、する人はする。そういう軽い乗りと空気感でするもんなんだと。

また、そういう「不倫なんか特別なことと思っちゃいない」種類の人が、世の中にはいるようです。
昔新聞で見たんだけど、お互い不倫が出来るという雰囲気を持つ人は、匂いで分かるらしいです。
ある学校の(多分小学校)女教師が、担任のクラスの父親と何となくその気になり、一泊旅行したと書いてありました。
でもその一回きりだったそうです。
これはちょっと衝撃的でした。
つまみ食い的な‥?何だかなぁ‥。
私ははっきり言って気持ち悪い。でもそういう人たちって確実にいるんですね‥。

上戸さんはごく普通の主婦で、特別偏った趣味や思想があるのでもない一般的な主婦。
住んでいる所も庶民的です。家事を普通にしているよい妻です。
それが、ちょっとしたきっかけで、男性に惹かれ一線を超えてしまうんですね。
この薄い空気の、理由のあまりない不倫。それがどこにでも起こりうる事だというのを強調してるのか。怖いです。

利佳子の方は何となく分かる気がするんですけどね。
夫があれでしょ。
一体利佳子は夫のどこが好きで結婚したんでしょうね。生活の保障と夫の社会的な地位が目的?
あの野性的な画家に走るのもしょうがない気がします。
利佳子も紗和も夫に恵まれていない。
どちらも「色物」っぽいですものね。
普通の夫とは少し毛色が変わってる。だからドラマが嘘くさく感じてしまうのかもしれませんけど。

登場人物の中に、男らしいまともな男がいないのが残念です。
見かけが悪くても一本芯の通った硬派の男はいないのか‥と思ってしまう。
一人くらいそういう人がいないと、この空疎なドラマが生きてこないのではないかと思いました。
今から現れるのかもしれないし、誰かが変わるのかもしれませんが‥。

それにしても、利佳子の手ほどきで、これからただならぬ環境に入っていく紗和。
不倫は、する時は気軽でも、そこから抜け出す時が大変です。
そういいますよね、地獄だって。これからその大変な境地に足を踏み入れる所なのです‥。


そうそう、今回の利佳子さんは大層きれいでした。
モダンな柄ワンピ、手作りのパイ‥、海辺の密会。
森瑶子の小説を思い出しました。
あれは女性共通の憧れの世界でしょうね。