今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

迷惑なお客

2013-05-29 13:56:42 | 日記

ある店で、補修のサービスを頼んで待っていました所、ふいに大声がするので辺りを見回しました。
突然入ってきた客らしい人が、店長に食ってかかっているではありませんか。
辺りをはばからぬ険しい声、ほとんどケンカのような態度です。
尋常でない雰囲気に、思わず固まりました。
店長は「警察を呼びますよ」と言っています。
これはただごとではない、と思いながら女性の話をじっと聞いていました。
それがどうにも妙な話で、彼女はこの店から電話やメールを貰ったといいます。
商品が届たという連絡を、店の人が彼女にしたらしいのですが、それが個人の携帯からだったといいます。しかもその後も何度かメールを個人の携帯から送ってよこしたと。
「これはもう個人情報保護法に違反するものだ」と。怒り心頭に達しているようです。

ずっと聞いていると、それ以上の情報が出てこないんです。
まあ確かに、お店の電話からではなくて、個人の携帯から連絡が来たらそれはいやかも知れません。
でも営業の人なんて、外からかけることなんか当たり前なんだし、とやかく言う程の物では‥と思いました。
「謝罪がない」と彼女は盛んに言っていましたが、それより店の中で、一般の客がいることなどお構いなしに騒ぎ立てる方が、どうかしてるのでは?
もしかすると、営業妨害の罪に問われるのでは?と感じましたが、とにかく怖いし居心地が悪く、一刻も早くげ出したくてたまりませんでした。
彼女が示したメールの日付なんですが、2009年だそうです。
4年前ですよ!何で今更?

さっぱり分かりません。
それにしても店長は全く謝らず、ひたすら「知りません」「存じ上げません」
「答えられません」を繰り返していました。謝ってしまえば、客の怒りが静まるだろうに。
それともそういう規定があるのかもしれません。

とうとう「警察呼びますよ」との店長の言葉に「ああいいわよ!」との売り言葉と買い言葉の応酬で、5分後、ドアから警官が入ってきました。3人も。
女性は相変わらず同じ事を訴えています。「個人情報保護法違反だ!」だとか。
まず弁護士に相談して、訴えるならそれなりの手続きを踏むのが普通なのでは?
それとも、ただ騒ぎたいだけのクレーマーだったのかしら?
30分店に居続けて、怖かったし、帰って来てからどっと疲れました。
今はいろんな客がいるもんですね。


「雲の階段」六話の感想

2013-05-23 10:16:06 | ドラマ

今回は波乱の大展開でした。
明子(稲森)が田坂総合病院へやってきて、平然と勤めているではありませんか。
更に三郎と同じ勤務地だったとバラしたり、その診療所に無資格医がいたなど話して挑戦的な態度を取る。
もう可愛い顔してあり得ない黒さである。
しかしドラマ後半、もっともっと腹黒い人がいたのだ。
それは田坂総合病院の医院長、亜希子(木村文乃)の父の田坂(内藤剛志)だった。
なんとなんと、彼は婿養子の立場ながらとんでもない野望を抱いている。

妻を理事長の座から引きずり落とし、財務を握り運用する。
その金で政界入りを目指す、というものである。
何という悪役キャラ。
「今更その年で政治家?遅いわ!」などとヤジを飛ばしてみるが、
広い世の中、そういう「政治家が夢だった医者」もいるかもしれないのである。
こういう野望をもった人だから婿養子として病院へ入ったのかも。

三郎(長谷川)は深夜医院長に呼び出されて病院へ向かう。
さては無資格医がばれて追求されるのだろうと腹を括って行ったが、話はどんでん返しだった。
無資格医だという事は、医院長にはとっくにばれていたのだ。
あろうことか、医院長は保身に回る。
三郎が以前、民自党の幹事長を手術して成功した。
すっかり彼を気に入った幹事長が、三郎を主治医にしたいと申し込んできたのだ。
無資格医に手術させたとすればこの病院の信用は一気に失われる。
何としてもこのことは隠し通さねばならない!と言い渡す。
三郎はこの部屋に入る時に一瞬躊躇して、この向こうにどんな運命が待っているのか、と考えた。
しかし「いや、俺は強運の持ち主のはずだ。いずれにしても、俺の運命はこのドアの向こうにしかない」と決意して中に入る。
その言葉通り、強運だったわけだ。
これはもう、失笑するしかない。

一人で全責任を負って無資格医として治療するのではなくて、組織に入れば、組織がその責任を負うのだ。そんなものか。
まさに「やったもん勝ち」ですね。
しかし出てくる人が次々にこれでもか、というほど腹黒く策略家だ。
素直な私はただ唖然とするばかり。
こういう人たちがいるのが病院かと思うと殺伐した思いになります。
原作の渡辺さんは恋愛物を書きたかったのか、病院内の抗争を書きたかったのか、それとも医療ドラマを書きたかったのか、どれなんでしょう。

私はブラックジャック的な、無資格医でありながらさっそうと神の手で患者を治して行く姿を期待していました。
ちょっと残念ですが、いずれまたそういう回も出てくるのでしょうね。


橋下さんの発言について

2013-05-17 12:01:36 | ニュース

何か日本が変わってきましたね。今までの「回りの国に同調して顔色を窺いながら調和を乱さないようにする」的な行動から、「言いたいことをいい」「したい事をする」みたいな。
私は政治や歴史の事はさほど詳しい方でもないですが、近頃そう感じます。
阿部内閣の議員たちの靖国参拝もですし、一昨日の橋下さんの発言も。
昔、「物言う株主を目指そう」と株を買い占めて中から変えようとしていたファンドがありましたね。村上ファンドですか、あの言葉を思い出しました。まさに「物言う日本」ですね。

私も以前から「何でいつもいつも日本は歴史認識が甘いとか、過去を反省しろとか言われ続けなければならないんだろ。保障も謝罪もとっくに済んだはずなのに」と思ってました。
従軍慰安婦の件も、それはそれでひどい、目を背けたくなる事なんだけど、それが他の国でも行われていたと言うなら、日本だけが非難されるのはおかしいです。

その時代時代で非道な事でも、それが風潮であったりすれば、抗えないことですし、大体戦争自体が常軌を逸したことなのです。
しかしアメリカ基地の兵士の欲望発散の発言に関しては、余計なお世話でしたね。
橋下さんのお手つきでした。多分口が滑ったのでしょう。
ぷっちゃけるのが好きな人ですもんね。でももうこれからは用心するでしょう。

私は「日本だけじゃないのになぜ言われ続ける」の発言には賛同します。
他国の顔色ばかり見ていないで、もっと言いたい事を言えばいいんです。
黙ってるよりずっとましです。
でも70年も前の事に、今の私たちが責任を取らねばならないのか?
そもそもおかしい気がします。

敗戦国だから仕方ないって言いますよね。でもそんなに敗戦国が悪いことなんですか?
ドイツは?スペインは?何より日本はこれだけ繁栄して来たじゃないですか。
いつも反日のニュースばかり見させられて、じっと耐えてるだけが日本なんでしょうか。
言いたい事は言えばいいし、やりたい事はやればいいんです。
国力が衰えて風前の灯火、なんて国じゃまだまだないんですから。
飯島さんのスタンドプレー(実は慎重な極秘行動です)も良かったし、日本もやるなぁ!とそんな気持ちです。


「ガリレオ」第五話の感想

2013-05-15 12:16:43 | ドラマ

リアルタイムで見て、何か引っかかるのを感じ、もう一度録画で見直しました。

今回は湯川先生が、岸谷(吉高)さんの裏をかきました。
犯人に関わる様々な実験をして見せながら、実はそれが全くの嘘だったのです。
国立何たらの大がかりな設備に、犯人と思われる被害者の夫を連れて行って、頭の中のイメージを映像化できるなどと言ったりしました。
それが見事にはまり、実行犯を逮捕する事が出来ました。
今までとは違う展開です。
私は、湯川先生がどうして犯人を見破る事が出来たか、その辺のいきさつが分からず、録画を見直しました。が、結局分からずじまい。
湯川先生の「テレパシーなんか存在しない」という信念が突き動かしたのかな?
でも最後は、被害者の意識が戻るのを妹が言い当てて、テレパシーの存在を認めざるを得なくなりました。「実に面白い」の言葉で締めくくっていました。

気になったのは、夫の桐谷が余りにも悪い奴で、がっかりでした。
ビジネスコンサルタントなんだからそんなにひどい失敗はなさそうなんだけどなぁ。
物を動かす仕事じゃないんだから、大きな負債なんてなさそうなのに、仕事の失敗で妻に負い目を感じ、離婚を切り出されて、殺害を企む。
こりゃひどすぎでしょう。


でも「アンビリーバボー」を見てると、たまにこんな人がいますね。
外国の例だけど、「男としてのプライドを砕かれたので射殺した」とか。
プライドの高い人って思わぬ行動を取るのかもしれません。
それにしても短絡的です。別れれば済むのに、って思いますが。
一々現実的な事を言っても始まりません。ドラマなんですからね~

前にも書きましたが、35分で全てを解決する。本当に驚異的です。一分の無駄も許されません。
視聴者は見ている間に、解決の糸口を指摘したりしていますね。

テレビ関係者なのか、推理マニアなのか。
今回は「写真に写っていない奴が犯人だ」と言っていた人がいました。
全く凄い人がいます。脚本家も大変です。
孤高さを募らせる湯川先生と、チャキチャキの江戸っ子みたいな吉高、回を重ねるごとに溝が深まっていくようです。水と油のような二人。
さて次はどんな展開になるのでしょう。


NHKスペシャル「メイド・イン・ジャパン・逆襲のシナリオⅡ」第一回、二回を見て

2013-05-13 10:39:42 | 日記

「メイド・イン・ジャパン・逆襲のシナリオⅡ」を見ました。
はっきり言って、期待通りではなかったです。
もっと核心をついた事を言ってくるのかと思ったら、追い上げられて、相手方を褒め称えるような論調が多かったですね。

昨日の放送では危機感を募らせた経産省が3Dプリンターや医療用ロボットなどを成長戦力として考えている、とありました。
3Dプリンターは米国の開発が進み、これがあると画期的なことに、かなりの物が作れてしまいます。そうなると日本の得意分野、金型が不要になるらしいです。
手作業で高度な技術を維持している金型産業。日本の京浜工業地帯などの産業が壊滅するのでは‥と、またまた心配になりました。
私が心配しても仕方ないんですが、半導体の生産を後進に奪われたり、日本が苦労して築き上げたあげた物を、いとも簡単に奪い尽くされてしまう。
技術とは元々そういう物かもしれないですが、今まで日本は余りにもノホホンとしていたのでは。

昨日も「韓国が」「韓国が」と上げすぎの口調に、思わずイラッと来ました。
去年のと4回分見て、つくづく思いました。
肝心の高度な技術部分を日本は、政治や経済の混乱によって、他国に吐き出してしまったのですね。

大手メーカーの人たちが1億円位の報酬を支払われ、大事な技術を流出させてしまったと聞きます。
とても悲しいです。その時は気づいていなかったんでしょう。
しかし、そうやって海外へ移り、海外の企業で働く人々は生き生きとしています。
空洞化って言うか、それも成り行きなんでしょうか‥。

昨日の放送では、逆襲のシナリオがまだ描けていませんでした。少なくとも私にはそう見えました。
でも製造業って今や日本では15%くらいらしいですよ。
誰かが言ってましたが、日本は内需の国らしいです。だからそれが全てではないと。それを思うとまだ救いがあります。

それにしても、技術の国、としての威厳と誇りを失いたくないですねよ。
今まで多くの国に貢献して来たのに、さっぱり尊敬されなくて、力を貸した国が力を得て、「日本はおかしい、歴史認識が甘い」とか「もっと謝罪せよ」と言われたりしています。
繁栄した財力で日本に向けて軍備を拡大して来るなんて、どう考えても理不尽です。
日本はもっと強くなって、自立した力を持てないものでしょうか。そんな事を漠然と考えてしまいました。