すごく楽しくなって来ました。
初回のあの廃材ばかりの屋上から見事にレストランを造り、無事開店にこぎ着けました。
いつの間にあんなに?屋上って建築法上建てて大丈夫なんでしたっけ?
これが気になって仕方ありません。でもドラマですからね。
すごく素敵なレストランです。チームワークも上々。
そして、一日目から17人の客がやってきます。厨房は大混乱。それにしても手際が悪いったらありゃしません。
皿は割るわ調理器具は落とすわ、料理がはかどりません。
そこへやって来る引き籠りの社長の娘、千佳。
実は彼女の意志で引きこもっていたのではなく、母親が引きこもっていた(夫の女性関係で鬱になった模様)のを娘が長い間世話していたと言うのです。
そんな事ってあるんだろうか…。広い世の中、あるかもしれません。
そして今、行方が分からなくなっていた母は目の前に現れ、再婚すると言う。
少女は「完全な孤独完了」みたいな文を携帯で打ちます。こういう人生もあるのか…、きついですね。
フラフラと開店したばかりのレストランに入っていきますが、厨房は思考停止状態でした。
人間嫌いで人との接触を拒んでいた少女は、突如逆ギレして叫ぶ。
2ちゃんねるの掲示板みたいな事をまくしたてます。
彼女の毒付きにも負けず、たま子(真木よう子)は彼女に助けを求めます。
そして後は、千佳の料理の独壇場です。
今回はすごくよく出来たドラマでした。一人一人のキャラが立ち、どの人もいい味を出している。
不自然さ全くなし。
よくよく見ると、ユウさんの世慣れた言動、ハイジさんの引き締め役、ブリッコのウエイトレスなど、それぞれの立ち位置で全体を上手く回しています。
シングルマザーの臼田さんが気になるんだけど、この人しゃべり方が何だかなぁ…。それも含めての役なのかしら?
主役の真木さんは、この役と少し合ってない気がします。
もっと表情豊かな明るい人が良かったような…。
いなかったのかな、そういう人。真木さんはシリアス系のイメージです。声が低くて重たい感じがします。
でも作家の思い入れかもしれませんね。
3回目でこれだから、あとどんな手で視聴者を引っ張るんだろう。
そしてこのドラマの着地点は?見えないですね。一話ごとに激しく変わっていくのか…。
他のドラマについてついでに書きますが、「ウロボロス」は2度見て挫折しそうです。
コミックのドラマ化らしいですね。
こういうの男性は好きなのかなぁ。親愛なる施設の先生を殺された敵討ちらしいですが、広末にも何か訳ありだったのが見えてきました。
恐らく見ないでしょうね。
あと、「美しき罠~残花繚乱~」これはもう、昼ドラの世界です。
登場人物が少なくて、二つのカップルの中で愛情と憎しみが堂々巡りしている感じです。
分かりやすいんだけど、深みがなくてつまらないです。田中麗奈のピュアさが徒になってます。
もっと狡くないとあの女狐のようなきらびやかな奥さんにはとうてい勝てやしません。
夫(村上弘明)も何考えてるかわかんないし、劇団エグザイルの青柳さんも、しまりのないパッとしない顔だし。(でも体つきは隆々)
田中麗奈ちゃんは健闘してるんだけどなぁ…
なっちゃんがいつの間にかベッドシーンやるようになったんですね。
月日の経つのは早いものです。