今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「問題のあるレストラン」3話の感想

2015-01-31 17:19:13 | ドラマ

すごく楽しくなって来ました。
初回のあの廃材ばかりの屋上から見事にレストランを造り、無事開店にこぎ着けました。
いつの間にあんなに?屋上って建築法上建てて大丈夫なんでしたっけ?
これが気になって仕方ありません。でもドラマですからね。
すごく素敵なレストランです。チームワークも上々。

そして、一日目から17人の客がやってきます。厨房は大混乱。それにしても手際が悪いったらありゃしません。
皿は割るわ調理器具は落とすわ、料理がはかどりません。
そこへやって来る引き籠りの社長の娘、千佳。

実は彼女の意志で引きこもっていたのではなく、母親が引きこもっていた(夫の女性関係で鬱になった模様)のを娘が長い間世話していたと言うのです。
そんな事ってあるんだろうか…。広い世の中、あるかもしれません。
そして今、行方が分からなくなっていた母は目の前に現れ、再婚すると言う。
少女は「完全な孤独完了」みたいな文を携帯で打ちます。こういう人生もあるのか…、きついですね。
フラフラと開店したばかりのレストランに入っていきますが、厨房は思考停止状態でした。
人間嫌いで人との接触を拒んでいた少女は、突如逆ギレして叫ぶ。
2ちゃんねるの掲示板みたいな事をまくしたてます。
彼女の毒付きにも負けず、たま子(真木よう子)は彼女に助けを求めます。

そして後は、千佳の料理の独壇場です。
今回はすごくよく出来たドラマでした。一人一人のキャラが立ち、どの人もいい味を出している。
不自然さ全くなし。
よくよく見ると、ユウさんの世慣れた言動、ハイジさんの引き締め役、ブリッコのウエイトレスなど、それぞれの立ち位置で全体を上手く回しています。
シングルマザーの臼田さんが気になるんだけど、この人しゃべり方が何だかなぁ…。それも含めての役なのかしら?
主役の真木さんは、この役と少し合ってない気がします。
もっと表情豊かな明るい人が良かったような…。
いなかったのかな、そういう人。真木さんはシリアス系のイメージです。声が低くて重たい感じがします。
でも作家の思い入れかもしれませんね。
3回目でこれだから、あとどんな手で視聴者を引っ張るんだろう。
そしてこのドラマの着地点は?見えないですね。一話ごとに激しく変わっていくのか…。

他のドラマについてついでに書きますが、「ウロボロス」は2度見て挫折しそうです。
コミックのドラマ化らしいですね。
こういうの男性は好きなのかなぁ。親愛なる施設の先生を殺された敵討ちらしいですが、広末にも何か訳ありだったのが見えてきました。
恐らく見ないでしょうね。
あと、「美しき罠~残花繚乱~」これはもう、昼ドラの世界です。
登場人物が少なくて、二つのカップルの中で愛情と憎しみが堂々巡りしている感じです。
分かりやすいんだけど、深みがなくてつまらないです。田中麗奈のピュアさが徒になってます。
もっと狡くないとあの女狐のようなきらびやかな奥さんにはとうてい勝てやしません。
夫(村上弘明)も何考えてるかわかんないし、劇団エグザイルの青柳さんも、しまりのないパッとしない顔だし。(でも体つきは隆々)
田中麗奈ちゃんは健闘してるんだけどなぁ…
なっちゃんがいつの間にかベッドシーンやるようになったんですね。
月日の経つのは早いものです。


「デート」2話の感想

2015-01-28 10:25:15 | ドラマ

先週のを書きそびれてしまいました。
なかなか感想が書きにくいのです。それは何故かと考えてみたんですが、
まず杏さんへの違和感がすごいです。

何というか、自分にとって受け入れがたいキャラなのです。
東大の数学科卒で国家公務員?ま、それはいいとして、あの普段の口調。論説文みたいなしゃべり方。
何だかなぁ…
思うに、杏さんってモデル体型で無駄のない体つきですよね、聡明で、すごい美人じゃないけどハツラツとしている。
どっちかっていうと、出来るタイプですよね。
あの高学歴で変人な役がはまりすぎて嫌みになってるんでは…?
思うに、もう少しぼんやりしたタイプの人がやればあそこまで先鋭化しなかったんじゃないかと思いますけどね。
別の人がやったらもう少し可愛げがあったと思います。
正直、この役の杏さんは怖い。

一方の長谷川さんの役ですが、この人も何だかよく解らない。
ニートとは違う高等遊民だと言い張っていますが、実際してることは漫画や映画を大量に見ているニート。
生産的な事は何一つしていない。長谷川さんがやらなければただの怠け者。
まぁしかし矢継ぎ早に自分を正当化する言葉が出てくるわ出てくるわ。凄いです。
こういう才能は幾らでも社会に出れば活用出来るのにね~。
太宰が好きな割には明るくて元気。自己評価も高いし、思い込みを除けば至って健全な感じがしないでもありません。

この人も別の人がやれば違った味になっただろうなと思います。
はまり役じゃなくて、ちょっと役とズレてる人にやってもらえば役に幅が出るだろうにと思います。
フッと思ったんだけど、二宮くんなんかどうだろう。
でも残念なことに、二宮くんは杏さんより背が低いんですよね。
杏さんは174㎝です。それ以上背の高い相手役って限定されますよね…。それにジャニーズはスケジュールがなかなか都合つかなさそう。

と言うわけで、今ひとつドラマに入り込めない私です。
2話の脇役はなかなかですよね、おかしなカップルとか同級生とか。よく楽しませてくれると思います。
今回一番可笑しかったのは長谷川さんがなりふり構わず自分の事を打ち明け、あなたに寄生させて下さいと頼む所。
尋常じゃなくって可笑しかった。
そこまでするかという…。

どんな変わった二人だって気が合えば結婚も出来るし、そんな二人だからお互い影響を与え合って変わっていけるとも言えます。
10話かけてどんな風に二人が変わって行くか見届けたいです。


テレビ朝日スペシャル「最後の証人」の感想

2015-01-26 10:46:49 | ドラマ

こういう法廷物はあんまり得意じゃないのですが、「このミステリーが凄い!」の7回目の賞を取った人ということで、どんなもんか見てみました。
ちなみに、作者の柚月さんはこの佐方を主人公にした小説3冊で計20万部を売り上げている人気作家だそうです。

はじめから1時間以上のダラダラに飽きてしまい、「一体このドラマの見所は?」と疑問を感じていましたが、1時間40分辺りから急展開しまして、
全ての謎と見所がラスト20分に集約されていました。
重厚な演技の上川も終わりになってようやく人柄が分かりました。
7年前に公安委員長だった島津(大杉漣)が起こした交通事故で一人の少年が亡くなった。その事故を少年の過失にして自分は罪を逃れた。
息子の死を乗り越えられない母親(紺野まひる)が元夫と島津に復讐を企む。
それが、母親の死をもって島津に罪を着せるという大胆なものでした。

上川は、7年前に葬り去られた交通事故の真相をまず探り出します。あちこちへ調べに行きます。
被告人が元公安委員長と言うことで、それをもみ消した警察側の対応のひどいこと。
大きな権力を守り通す組織の前には一人の力なんて無力なんです。
しかししつこく調べてやがて元担当捜査刑事から真相を引き出せたのです。

島津の7年前の過失を明るみにすることで、今回の事件の無罪を佐方(上川)は勝ち取った。
弁護士としては被告人の無罪を勝ち取れた。しかし島津とそれを隠匿した大きな罪を暴き出す事が出来た。
つまり、自殺したまひるさんの思いを遂げることが出来たのです。

1時間50分にしてこのドラマの真価が分かりました。はぁー長かった…。でもずっしりと重いです。
亡くした息子の復讐のために相手に罪を負わせたい。
その為には自分の命を投げ出してもいい…
何と哀しいドラマでしょう。

現実はもっとタフで、子供を重犯罪や事故で亡くした人は立ち上がってるみたいですけどね。
法を変える運動を起こしたり、すぐに次の子産んだり再婚したりしてるみたいです。一部かもしれませんけど…。

この母親役のまひるさんが凄くきれいで悲劇が似合う人だったんで、悲しみが一層つのりました。
また、上川さんと大杉さんはいろんなドラマに出すぎていて、以前の役柄が残像になって焼き付いてるから今ひとつピンと来なかったです。
これはシリーズ化されそうな雰囲気ですね。

見ていて長たらしかったので、もっと所々に面白みがあってもいいような気がします。
一本調子だと眠くなります。(私だけか?)
でも内容はさすがでしたね。立派なものです。
あと、倉科さんは可愛くていいんだけど、可愛すぎて軽いですね。もうちょっと弾けてる人の方が全体を明るくする気がしましたが、
その辺はそれぞれの感じ方なんでしょうね。
やっぱりスペシャル番組もいいですね~。次回また映像化されれば、見てみたいと思います。

 


2062年から来た男

2015-01-22 10:43:27 | 日記

「2062年から来た男」
先週ある事を調べていましたらたまたまこのワードを見つけて、長く続いているこのスレッドに読みふけってしまいました。
タイムトラベラーとして2062年から来た男の人が2010年に掲示板に書き込んだ内容が残っています。
まぁ普通の感覚の人には笑い話なんだろうけど、私はこういうのは好きです。もしかしたらあり得るかもしれないと思って読んでみました。

47年後なんてそう遠くない未来です。しかし振り返るに、科学技術が発達してから世の中は劇的に変わっています。
通信手段にしても十数年前はポケットベルの時代でした。その前はどでかい携帯電話を肩にぶら下げて通話していたのですよ。
今はあんなコンパクトな機器で世界の隅まで通信できる。
知能もコンピューター、工場ではロボットが働き、パワーアシストのロボットスーツが出来、車の運転さえも自動になろうとしています。
だから47年後なんて一体どうなってるの?極めて興味深いです。

それはもう沢山の分野の人が掲示板でそれぞれの疑問を未来人に投げかけています。
全てが答えられる訳では無いんだけど、ちょっとしたつぶやきが予想をはるかに超えていたり、2010年には出回っていなかった薬を未来人さんが
ちらっと語っていて、それが最近承認されたみたいなのもありました。
科学技術に詳しいマニアの人がなりすましてるのかもしれないけど、その内容は多岐にわたって面白かったです。

夢物語として聞いておくのもいいでしょう。
一番気になる世界の国に関してですが、2062年に日本は健在だそうです。GDPも世界3位だと。
中国はなくなっているそうです。
その前に韓国、北朝鮮は中国の属国になり(タイも)、アジアはインド大帝国になってるそう。台湾は日本に併合されてるとか(ホントに?!)
つまりアジアはインドと日本の、民主国家のラインが出来、それは欧州と繋がっているそう。
反日は世界じゃロシアだけとなり、米国は普通の国の一つになっているそう。(ふ~む)
そしてこれまで栄華を誇ってきた中東は、エネルギー革命でボロボロに。貧しくなっているようです。

第3次世界大戦はあるけど、日本に核は落とされていない。でもこの戦争で人口に大きな変化がある、とのこと。
世界って未来は一つじゃなくて、パラレルワールドと言う複数の世界が存在するようですけど、(全く詳しくないです)そしてこの未来もその一つだと思いますが…。
まぁ眉唾と思う人は笑って聞き流せばいいんじゃないんですか。私は正直これを聞いてホッとしました。

中国が無くなっているというのは何が原因なんだろ?民主化されたのか。
でも民主化されたら、分裂してどこか一つは残るはずだと思いますよね。
昨日の朝日新聞に、中国がイスラム国から「宗教を抑圧している国」として指名されたとありました。
中国の新疆ウィグル区の弾圧は凄い物があります。

寺院は破壊するわ、デモをすると社会騒乱罪で逮捕して処刑などにしているようです。酷いです。
人々から宗教まで奪ってはいけないと思うんですけど。
だから中国はいつか壮絶なテロに見舞われるかもしれません。
日本は何があってもあんまり関心が無く、島国の中で勤勉に働き、世界に地味に貢献し続けているのでしょう。
安心しました。
幻でもいいわ~、信じたい。

なお、未来人さんは2016年にまた日本にやって来るそうです。その日を待ちわびてる人も沢山いるようです。


「問題のあるレストラン」初回の感想

2015-01-18 16:02:19 | ドラマ

リアルタイムで見た時には何か意味がとっちらかってて良く分からなかったので録画で見直しました。
そうしたら、なるほど人物のつながりがしっかりと分かりました。(鈍い?)

いやはや、すごいエグい話を突っ込んできましたね。
他の人の感想がどうだったか全く知りませんが、恐らく絶叫ものじゃなかったんでしょうか。
約半分の時間を使って会社のセクハラを描いています。

こんな会社、今時あるの?打ち上げでタッチやエロトーク、女子社員にスカート丈の短いのを着せて面白半分にからかう。
極めつけは、子会社に出向した女子社員が食中毒の責任を取って、本社幹部の前で全裸で謝罪する場面です。
これを止める人がいなかったのが悲しい。
正直、見ていられなかった。辛かった…。(なら何故消さない?)
でも、セクハラって小さいことでも問題になるのにこれはないでしょうよ…。
どんな意図でこれを書いたのか。
責任取って全裸でわびるさつきさんと、ユニフォーム着せられただけで憤慨して「愚民めが」と吐き捨てて会社をやめる東大卒の女性(二階堂)
極端ですなぁ…

何で集合かけられたか分からぬ5人のそれぞれの経緯と、逮捕された田中さんがその理由を説明するのに、一時間かかりました。
話が行きつ戻りつしながら、全員の関係が理解出来ました。
絡まり合った糸みたいで、複雑でした。
それぞれが「田中たま子」と「さつきさん」に関して断片的にしか知らないのです。
つまり、田中たま子とさつきと臼田さんが高校時代の剣道部で一緒だった仲間なんですよね。

臼井さんの役、ちょっとイラッとしました。一々話を遮ってつまらない冗談言ってくるし。
「おかまが下ネタを…」これ3回くらい言ったけど、これもれっきとした差別発言でしょ。
しかし、坂元氏得意の独白セリフが劇中に入り、毎度そうなんだけど、うるっと来ました。
「最高の離婚」の時の手紙みたいなもんです。

全裸をさらし、そこにいた人を殺す夢を見るというさつきさん。
そこまで病むなら何故やめなかった…。

セクハラは描きやすくて共感されやすいんだろうけど、今の時代では微妙になって来ましたね。
唇を奪われた(この言い方もいやらしいかな)高橋大輔は、相手の橋本さんの立場を考えて、敢えて大事にしなかったそうですね。
正しいかどうか知らないけど。
相手が女性だと、息の根を止めるまでは出来ないんじゃないですか。
昔の事件だと、横山ノックの件があります。あの女性はとことん戦いましたよね。伸助にも似たような事件があったような…
何も失う物がない立場だととことん戦えるんですが、全ての人がそうとは限らないですよね。
それに、言いがかりやえん罪もありますからね。全部の事件が一方的にどちらかが悪いというものでもない気がします。

会社を辞めた田中が、元会社が出店している表参道ビストロ近くのビル屋上に店を出すという。
戦いを挑むと宣言しました。

一人一人をよく書き分けてて、セリフも上手い。
登場人物の背景と粗筋が大体分かりましたので、来週からどういう展開になるのかな、楽しみに待ちましょう。