今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

映画「西の魔女が死んだ」の感想

2020-01-28 10:49:49 | 映画

「テセウスの船」が似ていると言われる「僕だけがいない街」のアニメ番組を興味があったので見てみました。
かなり複雑でしたので感想は別の機会にします。アマゾンプライムビデオの推薦に上がって来た「西の魔女が死んだ」を見てみました。

感想を書いてみることにします。
山奥に「ぽつんと一軒家」のように立っている古い家。イギリス風の家です。そこに年取った女性が一人暮らししています。
家へやって来たのは赤い車に乗った中学生の少女とその母親。母親は颯爽とした現代的な女性です。
ここは祖母の家でした。
少女は不登校になって家に引きこもり、手を焼いた母親が祖母の家に預けることにしたのです。

祖母は外国人で、生活も欧風です。祖母は自分を魔女だと認めています。
魔女になりたい少女に修行として、少女に幾つかの課題を出します。
それは「何でも自分で決めること」と「規則正しい生活をすること」です。
少女は祖母と一緒に野イチゴを積んでジャムにしたり足踏み洗濯をしたり鶏と遊んだりしながら徐々に心を開いて行きます。

前半は大体予想の付く展開でした。
田舎風生活はいい、安らぎだ、引きこもりの子の心を解放する、みたいな定番の映画だと思って眺めていました。
しかし暮らしていく内に、些細な事で祖母と少女の気持ちにズレが生じてきました。
近隣の男(木村祐一)の粗野な言動と、飼っている犬に対して少女は強い不信感を抱きます。
鶏舎が壊されて何ものかに鶏が全滅させられました。少女はショックです。けたたましく吠えている男の飼い犬がやったに違いないと祖母に訴えます。
祖母は証拠がないからと取り合ってくれません。さらに、男が少女が自分の畑だと決めた「聖地」の横を掘っているのに出会い、怒りに火が付きます。
そのことを祖母に訴えますが祖母は少女の頬を叩くだけでした。

そこから仲直りが出来ないまま、二人は離れ、母親が迎えに来て少女は帰って行きます。
二年後、少女と母親が祖母の家へ行くと、この題の通り祖母は亡くなっていました。

一体何をこれは言いたかったんだろう、と私は見た後考えました。が、特別なものは考えられませんでした。
確かに前半の祖母の落ち着いた話は説得力がありました。
少女が「人は死ぬとどうなるの」と尋ねた時にも、こう答えます。
魂と肉体が合わさったものがあなた。それがあなただと言える。もし肉体が亡くなっても魂はあるから、魂があなただと言えるかもしれない。
魂は体を持って色々な体験をして成長していく。魂の成長が私たちの課題だと思っているのよ、と。
これは同感です。私も実際そう思っています。これはイギリスのスピリチュアルの考え方だと思います。
そういうことはとても説得力があります。

でも、普通の生活はまた違うもので成り立っています。
少女が男をあんなに嫌っているなら、祖母は自分の立場を言うべきだったでしょう。
一人ぼっちで山奥で暮らしている老女。多少理不尽なことをされても、何かあった時は頼らざるを得ないのだから、大目に見ざるを得ないのよ、と。
理想と現実とは違う。
では、祖母が一人暮らししている不安は少女の家族にはないのでしょうか。
祖母は気丈にしているけれど、何かあった場合のことは考えていないのか。
手に負えないからと娘を預けっぱなしの母親。そして祖母の生活には同調できないとか言ってる。
しかも二年も母と連絡を取らなかったんでしょ。亡くなってから号泣しても遅いわ。
文芸作品なら死を主題にしてると感じるかもしれませんが、映像で見ればこれが普通の感じ方でしょう。

ここまで書いて、そうか、作者は時代に取り残されて行く昔ながらの古い生活や考え方を惜しんでそれを主張したいのかなと思いました。
魔女修行と祖母は言いましたが、少女はこの修行によって魔女になれたのでしょうか。
最後に祖母からのメッセージがガラス戸にありました。
立ち止まって少しだけ考えさせられた映画でした。


「アライブ」3話の感想

2020-01-25 11:03:03 | ドラマ

物語りは進んで参りました。今週も盛りだくさんです。
恩田心の夫で意識不明だった匠が意識を回復して、会話できるようになりました。奇跡のようです。
しかし安心したのも束の間、ほどなくまた意識不明になってしました。主治医の話だと今度は回復は無理だと言うのです。

どん底に突き落とされる心。ですが、息子の漣とも明るく話をしふだん通り振る舞っています。
今回は二人の癌患者が出て来ます。一人は木内という59歳の癌患者。あちこちに転移して、もうこれ以上体力的に癌治療を続けるのは無理。
夫は自宅療養を望みます。
が、家族はバラバラでした。娘達は自分たちの生活があるので自宅治療じゃなく入院を希望します。
夫は仕事人間で家事がまったく出来ない人です。緩和ケアも、医療機関がまだまだ足りないのですることができません。
こういう時家族は何を選ぶのか選択を迫られます。
木内さんは家に戻り自宅療養をしていました。心が見に行くと、家族の様子が変わっていました。
娘達は歩み寄り、父親を助け、お互いを思いやって団結していました。

こんな内科医がいたらいいんでしょうけど、そこまで家の中に入り込めませんよね、普通は。
でもそこまでしないと、医者も治療方針を決められないのでしょうね。
医療って進めば進むほど、どんどん複雑になって来るんですね。

そしてもう一つが肝臓癌の患者です。4年前にかなり肝臓を切ったのに再発しました。次は難しい手術をしなければなりません。
心は相棒の(バディというらしい)外科医、梶山薫に宜しくお願いしますと頼みます。
しかし薫は表現してこそいないけれど、完全なトラウマなのでした。
心の夫を意識不明にしたのはどうやら彼女だったようです。
それを心は知りません。薫は度々手術の画像を見てはクラクラしたり現場でもフラッシュバックみたいになって固まっています。
更に、薫に近づく男がいます。
三浦翔平演じる関河です。ジムで知り合い、偶然小料理屋で隣り合わせます。そして歯の浮くような事を言い薫の気を引きます。
どうもおかしいと思ったら…なんと、後半で関河が事務所で記事を書いているのが映し出されました。パソコンのファイルは「関東医大」と名が付いています。
薫を取材しているのですね!

とうとう、匠は亡くなりました。
今まで気丈だった心は病室で泣き伏します。
ここで私までワ~ッともらい泣き。何でこうつられやすいんだろう。
心の打ち明け話だと、どうも匠は小説家をめざしていたのに、全然書いていなかった。そのことで激しく彼を責めたというのです。
夢のあるあなたが好きだったのに、自分を失望させないでくれと。
ああそういうことだったのか~と納得しました。

登場人物誰もが上手く行かない現実を抱えて必死に戦っている。それを打ち明けたり解決しようとしても難しい。だから折り合って流れていくしかない。
でも少しずつ問題は病巣のように大きくなっていく。いつか致命的に悪くなって命まで脅かすかもしれない。

波乱の前の静けさか、淡々とした運びです。穏やかなBGMがとてもいい。
しかし今一つ、シリアス度が足りない気がするのはなぜか…。
心を病んだ外科医が木村さんと言うところが私は不服です。後妻業のイメージが強すぎてどうも嘘くさい感じがするのです。
脇役もほうかさん、藤井さんと来ると…。藤井さんの演技、なんか違う気がします。多分表現方法が独特なんでしょう。

私は夫の匠がかわいそうでなりません。でもこれから名誉を挽回するでしょう。
きっと書きためていたものがあってそれを父親が編集して世に出すのでしょうね。
このままだと無駄死にですもん、どうしてもものを書く側に感情移入してしまいます。こういうのをポジショントークというのでしょう。

 


「テセウスの船」1話の感想

2020-01-22 00:11:53 | ドラマ

 時間が経ってしまいましたが、感想を書いてみます。
主人公は2020年を生きる30代の男性、田村心(竹内涼真)です。 この家族は深刻な状況にあります。
父親が30年前に青酸カリをジュースの中に入れて大量殺人をした犯人なのです。本人は認めていません。刑務所にもう30年も入っています。
その為に苦労を重ねた妻はもうボロボロで、見るも無惨な老け方になっています。

心は父親の犯罪に目を背けながら生きています。結婚した妻が妊娠して予定日が近づいています。
しかし妻は妊娠中毒で子供を産みそのまま亡くなってしまいました。妻は心の父の事件に疑問を持っていました。
心は改めて父親が犯した罪に向かい合おうと、一人故郷の音臼村へ向かいます。そこはもう廃村になっていました。
彼がその場に立った時、ななんと辺りの風景が一変しました。幻のように、見たことのない町が現れました。心はタイムスリップしたのです。

それは昭和64年でした。
心はそこで次々に起こるだろう事件を食い止めようと必死で行動します。
医者の家の倉庫から農薬の容器を盗み、雪の上に捨てて、子供が誤飲するのを防ぎました。でも子供は亡くなってしまいます。
どうも警察官の文吾(父親)がそれに関係しているらしいのです。 また心は雪崩で亡くなるはずの男性の車を未然に止めました。
雪崩がすぐ前で起こり、車と男性は助かります。
このように「過去は変えられる」と信念をもった心が、これから起こるだろう事件や事故に立ち向かいます。

それはいいのですが、理解出来ないのが警察官の佐野文吾です。
彼は妙な行動を取っています。机の引き出しの箱の中に農薬のボトルを隠していたり、ワープロに打った文章は
「次のモルモットを決めた。いよいよ本番が始まる。ワクワクする」というもの。
これは何でしょうね。明らかに犯罪でしょう。
佐野の心を見る目つきが、怖い。あからさまな敵対心を抱いています。
けれど、その後は意外に素直なのです。
心の免許証が2020年なのを見つけてなぜかと尋ねると「僕は未来から来たんです」という返事に 「未来は車が空を飛んでるの?」と無邪気な質問をしています。
一緒に風呂に入ったり、仲がいいのです。

無差別殺人が何のために行われたか、その前に何件もの事件が起こったのと関係があるのか、父親の意図は?
謎だらけです。当たり前ですが…
凶悪犯を親に持つ悲惨な家族という設定はどこかで聞いたような気が…、あれですね。タッキーが弁護士になった子供取り替え事件の…(題名忘れた)

一話はつかみだけですが、大体の輪郭が分かりました。
話が暗すぎるので、栄倉のお化けのような老けメイクをして和ませたのでしょうね。
ふざけているのかとおかしくなってそこから集中出来ませんでした。
そして舞台の宮城の音臼村、地元の私が言うのも何ですがあんなに雪の深い所は仙南にありません。
深刻な話をしながらどこか抜けてるのがこのドラマの持ち味でしょうか。
父親の佐野が、想像を絶する秘密を抱えているのだと思います。
それが何なのか、楽しみです。予想を裏切るぶっ飛んだ秘密であって欲しいです。


「知らなくていいコト」2話の感想

2020-01-16 16:53:41 | ドラマ
先週主人公の真壁ケイトの母親が急死し、寸前に「あなたの父親はキアヌリーブス」と言い残して亡くなりました。
その言葉がケイトの心に引っかかり、以後母親の死という喪失感より父親のことが頭を離れない彼女でした。
今週もその続きです。

ケイトは母の遺品の指輪をみつけ、宝飾店に行って買い主を探しました。すると顧客名簿に載っていたのです。なんと「乃十阿徹」という人。
20年くらい前に、無差別殺人をした犯人でした。
ケイトは母親と乃十阿が付き合っていた時期から自分は彼の子だと確信します。
彼女はすぐに付き合っている彼に、自分は殺人犯の娘だけど、結婚できる?と尋ねます。
その答えはノーでした。ケイトは負の遺伝子を持つ人間と疑われて結婚を断られてしまいました。

ケイトは週刊誌の記者です。そこから「悪の遺伝子は存在するか」というテーマで題材を追って行きます。
DNA婚活パーティに潜入して取材します。AIで遺伝子的に相性のいい人同士をくっつけてカップルにするのです。
しかしそこでカップルになれなかった男性は相性が最悪の女性とつきあって幸せを見つけようとしていました。
「遺伝子の意志こそが命の意志」という教授にも話を聞き、ケイトは自分の中の遺伝子に不信感を覚えます。
が遺伝子婚活のうさん臭さを記事に書いて大いに読まれ話題になります。
(そんな簡単に…)
 
尾高という男が同じ職場にいます。ケイトの元カレでした。彼はカメラマンです。
何年か前にケイトの母親に尋ねて来られ、乃十阿を追うのは止めて欲しいと言われました。
彼はその頃乃十阿を追っていたのでした。そして母親は「実は娘の父親は乃十阿」と告白していました。
ケイトの出生の秘密を知っていた尾高。なのにそれには目をつむり数年前、彼はケイトに結婚を申し込んだ。
父親が犯罪者だろうと何だろうと、ケイトを選んだ。
初めてそれを知り、ケイトは誰が大切な人だったかを実感して涙を流すのでした。
 
まーとってつけたような題材でしたね。急に「遺伝子」というテーマが現れます。
母親の死にさほどのショックも受けず自分の出生の秘密に心を奪われる週刊誌の記者。
これは一話完結かと思ったらそうでもなくて、来週も続くようです。
遺伝子婚活が出てきて、安易にそれを否定する記事を書いて大うけ。じゃ一体どういう記事を書いたか見たいのに、そこはあっさり飛ばしていました。

キアヌでびっくりして「無差別殺人」でびっくりして、母親が死ぬ前に娘に告白、そして数年前に元カレにも告白、という刺激的な事柄でつないでいます。
が、それらを結ぶ関係が不自然です。
 
大体、自分の父親が元殺人犯かもしれないと知った段階で、彼氏に言わないでしょ。
「乃十阿」という特別な名前はそういないから当人かもしれないけど、これが平凡な名前なら「田中一男」みたいな名前なら世の中に何百人もいるはず。
黙ってれば分からないのに、わざわざ言って彼氏を試そうとするなんて変わってます。
 
母親もなんでケイトの元カレに「娘の本当の父親は犯罪者」なんて言いに行くの?
シングルマザーで働いて、十分成功した女性ならホントの父親なんてもはやどうでもいいはず。
 
それぞれの人物が作家の作った話のための駒に過ぎません。
舞台も切り口も古臭いですし、何か古い映画を見てるよう。
新しい未来の技術や見解を週刊誌の記事で倒さなくても…。むしろ味方にしてハッピーになる方法を見つけた方がいいような気がします。
 
そしてケイトもそんなに簡単に出生の秘密を口にするなよ。
黙ってれば永遠に分からないんだから。第一、母親にしか分からないでしょ。
以前ここにも書いたかもしれないけど、何かの記事で「子供が今の相手の子かどうか確証が持てない」と思っている女性が75%もいるんですってよ。
これ読んだ時は愕然としました。何かの間違いですかね?
これが本当なら、子供たちの半分くらいは別の親の子だってことですか?父親は他の男の子供を懸命に養ってるということですか?
 
書いているうちに混乱してきたのでこの位にしておきます。
まぁでも、誠実な人やいい人ってしばらく後になってから分かるもんですよね。そういうことは多々あります。
 

「トップナイフ」1話の感想

2020-01-12 12:55:33 | ドラマ

一話は人物紹介と舞台紹介のために時間をかけ、それと同時進行で患者と治療の物語が進むので忙しかったです。

注意してないと舞台設定が判りません。主役の天海さん演じる深山は脳神経外科医です。
東都病院の脳外でトップの腕を持つらしい医師なのですが、「バカ上司」と揶揄している三浦友和の今出川脳外科部長が、何の相談もなしに3人の新しい脳外医を入れたという所から話が始まります。

そのことで深山は初めからプリプリしています。新しくやってきた3人というのは、有名な脳外科医の黒岩(椎名桔平)と、西郡(永山)、広瀬アリス演じる小机です。
この3人がまた癖のある人たち。黒岩は三カ月だけの契約ですが、何やら廊下でバイク事故の患者を診て立ち止まりました。これは何かありそう。
 西群は生意気だし、小机は自分が優秀だと信じていますが実際にはまったく役に立ちません。
この人たちをまとめろというのです。 深山は苛々して「死ね」とか小机に暴言を吐いています。

宅間という患者が黒岩に手術をしてもらいたくてやってきます。 どうも脳内に大きな腫瘍があるらしいのです。

ですが間際になって黒岩に手術をして欲しくないと妻が言い出しました。
 西郡と深山が宅間の手術をすることになりました。永山が手術中に宅間の妻が手術を拒んでいる理由が深山に話されました。
なんでも、宅間は腫瘍が出来る前は家庭内暴力がしょっちゅうだった。それが腫瘍ができてからは温厚になったと言うのです。
だからこのまま腫瘍を取らないで欲しいと言います。 が、深山は腫瘍が育つうえで性格が変わったのでは?と話します。このまま何もしなければ死を待つだけです。

こんな話を手術寸前にするでしょうか? どうもあちこち疑問があります。
素人だからでしょうけど、海馬と側頭葉を切除している様子がありました。そんな大事な所を取ったら、人間は生きて行けなくなるのでは?
海馬は過去の記憶とかがある重要な部分でしょ。側頭葉は知らないけど、なんか色々プログラムが入ってると読んだことがあります。

それとも一度外したものを後で入れたのかな?
そして取り出してみると、腫瘍だと思っていたのはサナダムシの卵でした。
宅間がベトナムに行った時にサナダムシが体内に入り込んで脳内に卵を産み付けたらしいです。怖い!
つまり、粗暴になったのは腫瘍のせいじゃなくて、元々の性格でした。脱サラして投資会社をやり出してからDVになったのだそうです。
(投資会社の人が聞いたら気分悪くするわ)
ですが、 深山は「このような手術をしたことで性格は変わるかもしれない」と可能性をほのめかします。

そうして、手術後、宅間は意識が戻るとそっと妻の手を握り返すのでした。その昔、彼は優しくていつも手を握り返してくれる人だった…
性格が戻ったのです。

急ぎ足でしたが、もっと時間を取ってこの部分と妻の葛藤に焦点を当てたら良かったと思います。
また、もう一人の患者はバイクで転倒し、徐々に手足が動かなくなりました。
黒岩が緊急手術で原因を見つけ、手術を成功させました。 これは「脊髄の硬膜外血腫」だそうです。
でも、初めの場面で黒岩はこの人を見て何かを感じていたんだよね。元々知っていた人か、それとも診た患者なのか‥

というわけで、最後はバーで、3人の医師を迎える会をしていました。
これが昔のディスコティックみたいな所で、天海さんがダンスを踊ります。
さすが元宝塚だけあって余裕の踊りです。(どこかで見たような…)

まぁ何となく設定は分かりました。脳の手術という、血だらけで微妙で困難な手術のシーンを見るのが平気な人にはいい医療ドラマでしょう。
セットが淡白、役者も淡白、主人公もさっぱりしたタイプで、何か一つ物足りません。濃くてイヤな役って重要なんですね。

関係ないですが、私は三浦さんが誰かに似てるぞと途中から思い始め、必死で考えました。
そして分かりました。 なんと、韓国の文在寅大統領です。表情と顔の形がね。
するとこのドラマはABCの主要人物に分類されるなと勝手に思いました。
Aは天海さんとアリスさんのA。Bが文在寅、永山さんの愛称「B太」のB、Cは椎名桔平とバー・カサブランカのC。
これで分類されましたね!
…いやいや何の意味もないです、ただの遊びです(笑)
それでは、来週から本格的な医療ドラマになるのを期待しましょう。