今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「デート」最終話の感想

2015-03-24 12:08:11 | ドラマ

最後の最後でどんでん返しです。
折角上手く行きそうだったのに、依子がプロポーズの指輪が指に入らなかったことから依子の本当の気持ちに気づく鷲尾と佳織。
二人の周辺の人たちの熱弁で、周りの人たちは依子と巧が本当に好き合ってると確信し、依子と鷲尾、巧と佳織のカップルはご破算になってしまいました。
二人がお互いを好きでないと言い張ってるのに、この強引な展開。

私は良く分からないですけどね、こういうしょっちゅうケンカばっかりしてる二人ってホントは相性がいいのか、惹かれ合ってるんでしょうか?
もしそうだとしても、夫婦になるって事は生活を円滑にやって行くことだから、この二人はまずいんじゃなかろうか。
鷲尾は何故急に諦めたんでしょうね。今まで渾身の力で愛情を捧げてきた人が。最後の最後でがっくり折れるなんて。
依子の気持ち無視してますよね。
結婚すればこれからの膨大な新しい時間があるんだから、楽観的になるべきですよね。
どんどん未来を作っていけばいいんですよ。
でもこの方がドラマとして面白いからそうしたんでしょうけど。

昔依子が子供だった時に、切符に打たれた数字が特別な意味があって依子がそれを欲しがった。
その前に立って依子に自分の切符をあげたのが巧だというおまけのエピソードもありました。
子供時代の巧と依子がとっても可愛かったです。巧は昔から大人ぶってたんですね。

最後の方で二人で交わす会話が
「例え苦痛でも不幸でも、相手がいなくなると生きている意味がない、それが恋なのかもしれません」
「よくそんな大変な事を皆は普通にやっていられるもんだ」「恋愛は元々妄想。暇な奴に任せておけばいい」
「お互いかけがえのない相手にこれから会うかもしれない」
と、自分たちの関係に懐疑的なままです。
「結局恋とは何なんでしょう」と問いかける依子。
「私は恋をすれば幸せになれる物だと思っていました。でもどうやら違ったようです」と呟きます。

それでも春に向けて装って桜を見つめる二人は、少しは大人になり、気持ちを認め合ったのかもしれません。
普通ではない二人がそれなりに進み、契約結婚に向かって行くようです。

拒否反応を覚えながら最終回まで見ました。
最後まで出口のない展開に振り回されて、結局これかよと‥。
後味も悪かったですが、まぁたまにはこういうのもいいかもしれません。
特殊な人の視点で世の中を見ることってあまりないですもんね。二人には幸せになって貰いたいです。
暫くはお腹いっぱいですが‥。

 


「セカンド・ラブ」最終話の感想

2015-03-22 12:30:25 | ドラマ

まぁ色々な困難があり波瀾万丈でしたが、最後の最後で結ばれる感じになりました‥
その先は分かりませんが、とにかくハッピーエンド。良かったんでないでしょうか。

あの初めの頃の壮大なエロをどう収束していくのか、無理じゃないかと思ってましたが、どうやら成功したようです。

一々世界を持ち出してこないと満足しない戦後派の脚本家。一年半で振り付け師として大成功し世界的に名を馳せるとか。
あんまりない気がしますが、そこの所はどうでもいいかな。
置いてけぼりになり戸惑う結唯に「君の夢を見つけなさい」と言って切り捨てる慶。
結唯は安定の職を捨て、農芸化学研究所の研究員になる。
野菜の水耕栽培の研究に勤しむ。
もうここからして普通の人とは違いますわ、理系の頭持ってるエリートっぽい人。転職も割合楽そうです。

一方慶は感性の人だから、たまたま見たものに触発されて動きます。
以前、高校の外通路で夕日に向かって背伸びしている結唯を見て、女神だと思い込みました。
猛アタックして自分の彼女にした強者です。
そして今回も、そのひらめきが訪れました。
「世界の僻地を回って振り付けの仕事をする」これが自分の新天地になると予想します。
そして僻地に結唯をつれていきたいと、また再度アタックするのです。そんな迷惑な。

有名人になった慶が結唯の勤め先に何度も現れたり、電話したり。もぅしつこいったら。
ひらめきで動く慶は、この先もこういう癖を続けるんでしょうか。それとも第六感の発達した特別な人なのか?

しかし、二人ともきまじめで、思い込んだら一途で、その点は素晴らしいです。
何の打算もないのが胸を打ちます。

特に結唯の清らかさが良かったです。
噴水の前二人が出会う場面で、慶が「一緒になりたい」と言うのに、結唯は感情を押しとどめるような複雑な表情をしましたね。
ああいう表情が何とも言えなかったです。演技というよりちょっと素が入った演技でした。

エンディングロールが流れた後にもまだ物語りが続いていて、海外派遣の研究員としてハンブルグに赴任することになった結唯が、州立劇場の芸術監督となった慶と出会う所で終わります。
抱き合って、結唯の頬に一筋流れた涙がきれいでした。

普通に出会い大したドラマも波乱もなく結婚して、普通の生活している一般人から見たら、何てドラマチックな話なんでしょ。
疑いながらもちょっぴりうらやましい気がします。

結唯って、受け身だけど芯がしっかりしてて男を育てることの出来る女性なんでしょうかね。(ぷはぁ~)
とにかく、見ている側の昇華は出来ました。

丁寧な描き方は良かったです。ご苦労様でした。


「問題のあるレストラン」最終話の感想

2015-03-20 16:51:43 | ドラマ

終わってしまいましたね。
昨夜見た時には、何て現実離れした話だろうと、まとめにかかったのを見て俄然違和感を覚えましたが、
今日昼間に見てない所を通しで見たら、不思議とそう思いませんでした。
馴れですね‥。

結局、このドラマは何を目指してたんだろうと改めて思いました。
たま子がレストラン経営で成功して次々に新しい店を展開すること?
そうでもないですよね。
前の会社で起きたセクハラ事件の解決?
これは割と簡単に解決しました。
他のドラマみたいに二転三転する訳じゃなく。あっけないほどでした。
このドラマの主題の一つではありますが。

ではでは何か?
と申しますと、やっぱりあれですよね。青春群像物というか。
登場人物たちの周辺を描きつつ、その上でたま子が皆をまとめていく。
そして経営も上手く行くと。
これじゃないかな。
まぁ見ていて歯がゆいというか、恥ずかしい部分もあったけど、これはこれでとても楽しめました。
セリフが秀逸で、尖ってたり切なかったり‥。ハッとする事を言いますよね。聞き逃せない。
これは他の作者じゃ出来ません。

また、演出も上手かったです。
今回の、ドタバタと寂しさが交互に来る場面構成。
やたらはしゃいでたかと思うと、次の場面ではひっそりと静かで、皆で空を見上げていたり‥
自然と感情がついて行きます。

私はキャリーパミュパミュさんの「問題ガール」の歌がとっても好きでした。「問題がある」→「問題ガール」の洒落なんでしょうか?
歌詞も面白いですよね。
思い返すと、どの回もレストランスタッフの暖かい関係がじんわり伝わってきます。
雰囲気に癒されます。
何回目かの3人娘の森の中のシーンも良かったです‥。

「血を血で洗うような」今の飲食産業からはほど遠い、絵本のような世界です。
秀作でした。
続きがきっとあると思います‥。海辺のあの感じは、やる気満々でしょう、きっと。


「○○妻」最終話の感想

2015-03-19 13:23:02 | ドラマ

意外な展開でした。
正純とひかりは不良グループの言いがかりに巻き込まれて斜面を転げ落ちてケガし、ひかりが亡くなってしまうという最悪な結末でした。
自分の子を見殺しにしてしまったという罪以外ひかりはいつも精一杯生きてきて、周りの人をおおいに助けてきたのだから、(潜在的能力も高かったし)もっと幸せになって欲しかったです。

それにしても登場人物がどこか変です。
正純の幼稚さ‥いつも気持ちのまま振る舞って周りに迷惑掛け放題、板垣はいつのまにか正純そっくりのキャラクターに成り代わってますし、
(中身のない注意や話ですよね)お母さんは情緒不安定。黒木さんは安定してますけどね‥
最後の方の黒木さんの話、ひかりの名前の由来にはホロッと来ました。
ブレてないのはひかりだけでした。

取って付けたような困難が次々起こり、都合のいい解決。そして挙げ句はヤンキー高校生の言いがかりです。
はぁ~徒労感‥
亡くなるとは思わなかったです。
可哀想すぎます、いい人なのに。

まぁしかし徹底的に悪い人は出てこなかったし、正純はひかりに惚れ込んでいるし、最悪かというとそうでもないのかな~と。
ひかりは自分を世間や家族に理解してもらえました。結婚も出来た。報われたのかもしれませんね。
最後に、母親を中心に子供たちはまとまりました。ひかり以外はめでたしめでたし。
母親の熱演、柴崎さんの好演、俳優さんたちは立派でしたよ~。
ニュース番組なのに、常にキャスターの身の回りのことが題材という薄っぺらさがおかしかったけど‥

正純にとってのひかりは「○○妻」つまり花まるの「まる」、採点の丸が二つで二重丸の妻、という意味だったんではないのかしら。

○○が何か、最後まで解き明かされませんでしたね。「純と愛」のラストみたいに見てる人に委ねたんでしょうか。
卑怯だなぁ。

 


「デート」9話の感想

2015-03-17 13:00:24 | ドラマ

めまぐるしい展開です。
まず結婚式場に谷口家、藪下家の家族が集まっています。巧の友人と佳織、鷲尾もいます。
皆正装です。
一体何がとり行われようとしているのか?明らかにされぬまま進みます。
そしてさっきまでいた巧がいないのに気づいて、探し回ります。依子は谷口家へ。
すると巧が本を読んで部屋に閉じこもっていました。

話は過去へ遡ります。
依子と巧は別れ、お互い別々の相手と交際することになりました。
依子は初めてのサッカー観戦。前もってサッカーのルールや戦略などを調べすぎて浮いてしまい、こともあろうに鷲尾ほったらかしで他の人と激論してしまいます。
依子は何ごともやりすぎてしまうのです。

さて、依子は鷲尾と町デートすることになりました。
が緊張で一杯です。前日から眠れず、デートの心得など調べようとしますが、巧に止められます。
「あなたはありのままでいいんだ、何も調べるな、何もするな。頑張らない方がいいんだ」と説得され普段着でデートへ。
そこで眼鏡をコンタクトに替えさせられ、おしゃれな髪型と服で別人のようになるのですが、前日の過食がたたって鷲尾に吐瀉物をかける有様‥。

一々デートの報告と相談を巧にする依子でした。別れている筈なのに妙に気が合う二人です。
依子が変人なだけに、相手も変な人でないと合わないのでしょうか‥。
巧も佳織と付き合うのですが、こっちは全然合いません。彼女はヤンキー気質もいいとこ。

で、巧と依子はスケート場で会わされ、鷲尾と佳織に告げられます。本当に好きなのはあなたたちでしょうと。
でも二人は認めません。
毎週くるくると状況が変わります。
しかしこの鷲尾さん、若いのに出来た男です、こんな非の打ち所の無い男性なんているのでしょうか。
依子には勿体ない。何が鷲尾さんを「可愛い」と言わせるんでしょうか?
さっさと結婚すればいいのに~。

まぁでも巧も本読んでるだけあって、他人への助言は適切です。
こういうタイプって自分の事は棚に上げて、批判精神は旺盛ですからね。
もう頑張ってここまで見ました。
依子が気持ち悪くてしょうがないんだけど(すみません)、ノーベル賞候補になるくらいの天才的な母親を持つ娘の設定なんだから、こんなもんかもしれないですね‥。

最後まで明かされない結婚式の主役達。式を挙げるのは一体だれ?最後まで目が離せませんでした。
が、やっぱり巧と依子ではなくて、何と巧の両親でした。
無理がある~!
でも風吹さん、可愛くてドレスがよくお似合いでした。
毎回依子の自信なさと「恋愛してみたい」「結婚したい」欲望に振り回され、周りもこっちも目眩がするようです。
来週はいよいよ最終回です、きっとひねりにひねった満足のいくラストを見せてくれる事でしょう!