今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「テラスハウス」について

2020-05-27 09:58:58 | テレビ

数日前の花さんの死は衝撃でした。ニュースを読んだ時にはあの明るい花さんが死んだとどうしても結びつきませんでした。
咄嗟に病死だと思いました。

やがてこの件に関する報道が渦のように広がって行きました。
花さんの死に便乗していると思われる人の声が大きくて、私はテレビを見たり報道記事を読む気になれませんでした。
あの人達は番組を見たことなくて騒いでるんですよね。

考えてみると私は6年前からテラスハウスを見ています。
Netflixや、今は沢山の男性達の感想動画があがっています。
人間観察バラエティーが好きな私はあちこちに目を通していました。

海外にも配信されて人気だったようですね。それは山里さんが一人語りする「山チャンネル」にもあったのではないでしょうか。
山里さんがテラハの感想を語るチャンネルです。が、歯に衣着せずというよりもっときびしい、ほとんど出演者に手加減しない内容でした。
言い得て妙だと思う一方で、なぜ素人に対してこんなに残酷な語り口になれるのかと不思議に思う時もありました。

テラハの番組を実際に見たメンバーがショックを受けて泣き出したり、落ち込んだりという場面も過去にはありました。
メンバーは売りこみを掛けて出演する人も多く、どんなきつい事を言われても受け入れる覚悟だと思います。
けれど芸人ならともかく、まだうら若い人たちには耐えられないこともあったのでは。
例えばちょっとした行動が大げさに解釈されてビッチ呼ばわりされることがありましたね。

また最近は男女関係が発展してきて、プレイルームでいちゃついたり、そこで関係を持ったりというのも何度かありました。
長野の時のノアと聖南のラブシーンは止まらなかったですよね。ホントに番組として危ない橋を渡っていました。(そこが魅力でもあるけど)

花さんは入居して半年以上いました。あだ名は処女と言ってたので、多分恋愛には疎かったのでしょう。
ハウスで理想の男性に会って幸せになろうと思っていたのだと思います。
初めのうち私は彼女が乙女な心の純粋な人だなーと思っていました。いざこざもなく、普段は穏やかでソフトです。
が、徐々にハウスの中で起きる色々な事に関わらざるを得なくなってくると、それだけではすまなくなりました。
花さん本来の気の強さが徐々に表れるようになりました。
乾燥機に掛けられて縮んだコスチュームのことで、花さんは爆発してしまいました。
けれど、それはそれまでのことがあったから。快に対する生活態度の不満が下地にあったからです。
京都へ行って快に感じた不信感と、いつまで経っても理想の相手に出会えない焦りがストレスになっていたのではないでしょうか。

プロレスラーという職業は、男性にとって少し煙たいと言うのか、対等になれない相手だと思います。
私から見たら、花は勇敢な職業で腕力がありたくましい、ここぞと言う時にはキチンと自分の意見を言えるしっかりした人です。

でも彼女はそういう自分を見てはいなかった。
「愛されたかった人生でした」とSNSに書いてました。
いつか誰かが現れるのに、愛されるのを急ぎすぎた。匿名の誰かが発した「死ね、ブス」という汚い言葉。それらの言葉は自分が自分に言っていた言葉だったと。
素晴らしいところが一杯あるのに、そこは目を向けず、理想の女子を夢見たんだろうか。

これから長い人生を歩き始めたばかり、なのに真っ直ぐに死に急いでしまった。
あと何年かしたら、忘れ去っていたに違いない些細な出来事のために。

まぁしかし、本人が選んだ人生なのです。悲しいですが…

人は見た目じゃない。人の気持ちは永遠に分からない。しみじみとそう思いました。

 


NHK土曜ドラマ「路」2話の感想

2020-05-24 13:19:55 | ドラマ

前回のバラバラな話が少しはまとまるかと見ていましたが、何だか更に拡散したようです。
前回大通りを挟んで見つめ合う春香とエリックでしたが、実際に会うと8年間のブランクなんかどこ吹く風、和やかな雰囲気です。
エリックは春香に「付き合ってる人いるの?」と尋ねます。春香は頷き「私たち、友達でしょ?」とかわします。
エリックは東京に帰ってからも尊敬する建築士に「大切な人に会ってきた」片思いだと話します。

台湾新幹線はレールの敷設に手間取っています。工事が遅れている間に、台湾の運転士と指揮員の養成をはじめましょうと安西はバルトに提案します。
が経費の無駄だと一蹴されました。
安西はイライラが募ります。始終声を荒げています。

そんな中、春香はエリックのメールを待ちわびています。
何故か台湾新幹線の運転士などの研修案が通り、日本で研修をすることになりました。
東京で春香はエリックと会い、建築士の葉山さんの家を訪れます。
この人は台湾出身で終戦後日本に移住した人らしい。台湾に深い愛情を持っているにもかかわらず戦後一度も台湾を訪れたことがないのでした。
春香は「台湾に戻りましょう!」と励まします。葉山さんがなぜ出てくるのか。「湾生」として小説の中に配置されただけなのか。

名古屋で春香は繁之に会います。恋人なのに日帰りで忙しそうにしている春香。そんな彼女に繁之はダイヤモンドの指輪を贈ります。
彼はあと3年後に結婚できるんだねと目を輝かせます。今すればいいのに。3年って長いでしょう~

しかし春香の心は曇るのでした。心の中にエリックが好きだという気持ちがある。気づいてしまったのです。

とか何とか言っている間に、舞台は台北です。
葉山さんが台湾を訪れました。旧友と会い、思い出の場を巡ります。その昔旧友を二級市民扱いした過去を謝罪します。

エリックは春香に「僕と付き合って下さい」と言います。二人はまったく同じような行動をしていました。
阪神淡路大震災の時にエリックは春香を心配して神戸に来ました。
台湾地震があった時に、春香はエリックを心配して台湾を訪れていたのです。自分たちは運命に導かれているというような事をエリックがいいます。
もし春香がエリックの電話番号をなくしていなければ、自分たちは付き合っていた。今の彼氏より前に二人は恋人になれたと言うのです。

春香はここでも逃げます。友達だと言い張るのです。いや、それならなぜ会っているのか。
「好きな人とは友達にはなれないよ」「さようなら」と言ってエリックは去ります。あぁ勿体ない…
春香はポカンとしています。
波瑠は目力のある女優さんで意志の強さを表現出来るのに、憂いのある表情は今一つですね。

その後、同僚の人に誘われて行った民族舞踊のシーンや、海を見つめてエリックとの別れを告白するシーン、また新幹線お披露目のセレモニーの場面と続きます。
そこに謎の青年が出て来ます。彼はシングルマザーとなった幼なじみと結婚して連れ子をあやしています。
彼は新幹線を熱く見つめ、整備士の応募があるという話に耳を傾けています。
最後にレスターが春香に「台湾高鐵を辞めた」とだけ言って電話を切ります。

というように、それぞれの話がバラバラに広がって関連性がなく、もはや「台湾新幹線の周辺で起こった話」になってしまっています。
これは原作が長すぎて脚本家がまとめきれなかったのか、もともとそういう話なのか。分かりませんが、力不足の方が当たっているのでは。(ごめんね)

私は春香の優柔不断さが気になりました。婚約者への愛情がほぼ見られません。エリックに心を奪われている。
彼も8年の時を経て一日だけ一緒にいた人に思いを焦がしている。
何というロマンチストでしょう!私なら、一目散かもしれないな。でも案外付き合ってみたら想像と違ったりして。
それからフィアンセのところに戻っても良くないですか。冗談半分ですけど、こういう時は女は綱渡りするべきです。

来週はもう最終話です。
「それぞれの終着駅を」とテロップに出ていました。終着駅か…、あ、それで新幹線か。なるほど、考えましたね。


映画「血と骨」の感想

2020-05-21 11:38:23 | 映画

知り合いが盛んに感動したと言うので、試しに見てみました。

しかし予想に反して凄い内容でした。主役がビートたけしとは知らず…、たけしのものは暴力ばかりだと聞いてたので敬遠してましたが、その通りです。
この映画も、エロエロ暴力暴力の繰り返しです。原作は在日朝鮮人の梁石日(山本周五郎賞作家)の小説、監督が崔洋一です。

時代は1930年代らしいです。主人公の金俊平は韓国の出身ですが生まれは北朝鮮のよう。
舞台は大阪の鶴橋みたいな所らしいです。(知人によると)
初めのシーンで、俊平が鈴木京香演じる李英姫を追いかけ回し押し倒して強姦するシーンに始まります。目を被いたくなるような場面です。
俊平はその後も若い女を連れ込み、愛人を二階に同居させたりとしたい放題です。
愛人が脳腫瘍で寝たきりになると世話する女を連れてきて住まわせる。その女がじゃんじゃん子供を産む。
家族は黙認しかありません。家の中に本妻とその家族と元愛人と次の愛人の家族が同居です。

本妻は何も言えず何か言うとひどい暴力をふるわれる。寝たきり愛人はたけしの手で殺される。

俊平は魚の加工所を作りかまぼこ工場で大儲けする。従業員をこき使い、従業員が刃向かうと焼けた炭を顔に押しつけたり暴力で黙らせる。
妻や子に自由も金も与えず、ひたすら働かせる。息子だけが反抗し、家を出て行く。

妻が癌になって息子が入院費を出してくれと頼みに来てもビタ一文出さず暴力で追い返す。
妻は寂しく亡くなる。

とにかく、周りの者を次々と不幸にし、自分に従わない人は暴力か家を破壊。
高利貸しをやり始めてからは自殺者を出す。娘も将来を悲観して自殺…
暴力と破壊をこれでもかと描いた作品でした。

私は見ていて胸糞悪くてたまりませんでした。見るの止めようかと何度か思ったけれど、折角見たので我慢して見続けました。
最後の30分くらいで、主人公が足を悪くしてから話が急転直下。人生が暗転します。
そこからは胸の空くような展開でした。ざまぁみろと思った。
最後は北朝鮮に帰り、母国に7千万の寄付をし(それだけあるのなら何故妻の入院費を出さない?)寂しく死んでいったようでした。
最後ははっきりと表現されていません。

他の人の感想を知りたくてヤフーのレビューを見てみました。
意外にも高評価が多いのにびっくりしました。
男性はこのような生き方を力強く思い、憧れるのでしょうか?
朝鮮半島という独特の価値観と常識、人並み外れた人間性を考えるとこのような人も異常なわけではなく、ごく普通の風景だったと思われます。

一日経っても不快感が拭い切れません。
戦後すでに七十余年。
日本の生ぬるい温室に浸っている私のような人間は何が普通で何が当たり前なのか、数十年前に日本の地にあった異形の風景について少しだけ考えてみるいいきっかけになりました。

 


NHK土曜ドラマ「路」1話の感想

2020-05-17 16:15:31 | ドラマ

この時期によく新しいドラマをあげてきたなーと思っていたらもう3月に収録が済んでいたようです。セーフでしたね。


20年以上も前に着工した台湾新幹線の話です。
時々ニュースは聞いていました。台湾の高速鉄道システムを欧州の会社を抑えて日本が受注しました。
何でもその頃の記事だと、台湾は地震が多くて地盤も緩い。
日本と同じような地盤なので台湾は日本に決めたのだと。しかし、その工事は大変な苦労の連続だったと新聞で見ました。
もし事故などあったら一溜まりもありません。信用失墜と賠償責任は大変なものになります。
日本は新幹線本体だけじゃなく、その交通システムなどと一式で日本新幹線です。
新しい国でその国のやり方とどう取り組むか、その辺りを描くのかと思いきや…
今回は肩透かしでした。

このようなストーリーでした。
多田春香という主役(波瑠)が日本から抜擢されて台湾へ仕事にやって来ます。仕事場は世界の鉄道のプロが集まっていました。
そこで高鐵という台湾の鉄道会社の本部長が、安西(井浦新)と衝突します。
安西は日本式をそのまま導入したいと主張しますが、バルトは承知しません。
飽くまで台湾オリジナルをやりたいのだと言うのです。

ぶつかり合うだけで歩み寄りのないまま安西は荒れて腐ります。
春香は抜擢されたのに何か補佐的な仕事ばっかりしています。ですが「台湾オリジナル」という言葉に何かを感じています。

そこからラブストーリーに入ります。
春香は大学の頃台湾にやって来て、そこで一人の青年と知り合いました。
道案内をしてくれ、翌日一緒に観光案内してくれた人、エリック。春香は彼が忘れられずにいました。
エリックから貰った電話番号をどこかに忘れてしまい、二度と会えませんでした。
それから数年後、台湾に赴任してからも春香はエリックを探しています。
春香は日本に彼氏がいます。プロポーズまでされています。なのに心ここにあらずなのです。
そして同僚の女子社員がななんと、エリックのアドレスを見つけてくれました!(何という偶然)

エリックはこの8年の間、建築士として大きな会社に勤めていました。そして仕事で日本に来ていました。
同僚の話によると、エリックは春香が神戸の大学にいたので阪神大震災の時に心配して日本を訪れていました。(すすごい…)
メールを受け取った春香はエリックは会うことになりました。
8年を経たすれ違いの後に訪れた運命の出会いです。
はやる気持ちを抑えて春香は約束の場所へ向かいます。
二人が大通りを挟んで見つめ合う場面で、一話は終わりました。

一話だからこんなもんでしょうか?
とにかく、20年前から、現在に飛び、また春香が大学生の頃の過去に飛び、場所も台湾、東京、名古屋、高雄と忙しく飛びます。
よく見ていないとどの時間のどの場所か、分からなくなってしまいます。

新幹線のドキュメンタリー風な話ではなく、完全にラブストーリーでした。

八百屋の息子と幼なじみの話やエリックが尊敬する建築家の妻の話などと、どう繋がって行くのか。
やっと2002年です。あと18年あるのです。ここからどう動くのか、予想がつきません。
予告ではアラタが現場で怒鳴っていました。
仕事の難しさや台湾オリジナルを目指していく過程など、具体的な話になると思われます。

冗長でしたが、脱東アジアの意味でも見ていて安心感のあるドラマです。
韓国や中国が舞台だと今は気持ちがザワつきますね。来週も見たいと思います。


不可解なマスコミの意見

2020-05-12 13:31:41 | 政治経済

コロナウィルス感染も一段落つき、この地域も自粛緩和が言い渡されました。
もう10日以上も感染者が出ていません。しかし日本の13地区はまだ自粛が続きます。

テレビでは何かとけたたましく「PCR検査をしなかった日本はひどい、遅れている」みたいな事を叫んでいます。ドイツと韓国を見習えというのです。
が、韓国はそもそも軍隊の登録があるからここぞと言う時には個人の権利を制限されて強制的に従わされます。
感染者の位置情報などがすべて公開されたらしいですね。日本はそういうのは出来ません。
個人の権利が尊重されるからです。にしても自粛だけでこれだけ感染を押さえ込んでいるのは素晴らしいです。そして、一人10万円の給付金。
持続化給付金が200万、雇用調整助成金100万、小規模事業者持続化補助金100万、IT持続化補助金その他にも補助金が出ます。それとマスクね(まだ来ていない)

これだけ手厚い国はあまりないようです。なのに連日マスコミが「韓国を見習え、PCR検査をしろ」と言い張るのは、何か意図があるのだろうか?
色々な掲示板やブログ、記事を読んでみました。

多くの人たちの意見は、マスコミにはそういう偏った「日本を貶めることを使命としている人たち」がいるからだとありました。
がどうもそれだけではない気がしました。
「PCR検査」を叫んで一番誰が得をするのかということです。

妄想ですみませんが、どうも隣国の力があるのではと思いました。
今あの国は、経済破綻する崖っぷちです。輸出も内需もダメ、無理な雇用を作って経済をメチャクチャにした文政権。
通貨スワップをしないとドルがありません。外貨保有高なんて火の車。日本にスワップをして貰いたくてあの手この手を考えています。
が、韓国はプライドの固まりなので素直には言えません。日本は応じる義務一切無しです。
過去に韓国の通貨危機があった時に日本が3兆円貸してやりましたがまだ返してもらっていません。隣国は踏み倒しても平気の平左なのです。
そんな事されてる日本が、また貸すわけがありません。

しかし韓国のマスコミの印象操作があります。
どうも今韓国のマスコミが言っているのは「日本は滅びる国。経済がまったなし」「日本はコロナで医療崩壊して韓国に手を差し伸べている」というものです。
そして「頼まれればPCR検査キットを譲ってあげてもいい」
「ただし頼まれればだ」と上から目線で言っています。
日本は別に医療崩壊もしていないし、韓国に助けてもらう必要もありません。しかしそういう面白い図式の話を作り、国民が信じ込めば話は別です。

韓国が日本に少しでもPCR関連のものを輸出する。そうすれば、既成事実が出来ます。韓国は日本の恩人になる。
「防疫先進国の韓国が防疫後進国の日本に人道的な配慮でキットを輸出した」と大騒ぎし、世界に向けて発信し、恩を売る。
その見返りに日本にスワップをして貰う、というのを狙っているのではないでしょうか。

漫画みたいですが、こういう分かりやすい話を妄想してそうですよね。
何かそれしか思い浮かばないんだよなぁ。

韓国には日本の価値を下げるためのサイバー組織(国が資金を出している)が20万人いるらしいです。
そういう人たちが何かやってるのではないかな。
国がデフォルトしたり、政府が転覆して大統領が投獄されると思ったら、その位やりそうな気がします。
まぁ私の想像なので、深く考えずに適当にスルーして下さい。