一話ごとに感想が全然違うので困ってしまいます。先週は何だかこのドラマに馴染んできたなぁと楽しんで見ていたのですが、
今週はまた嫌な感じに逆戻りしてしまいました。
先生達の恋愛話や家族の事など周辺のことなど、色々出て来ました。
そういうのがないと間が持てないのは「医師たちの恋愛事情」と同じですね。そう変わりません。
余談ですが「医師たちの…」は明らかに題が悪いですよね。説明的じゃないですか、もっと気が利いた題があるはずなのに…。
今回は、内田さん演じる看護士の自閉症の息子の話です。
彼は生活とコミュニケーションに問題ありの子ですが、造形に優れていて、賞を貰います。
それを「共感覚」だと診断して研究材料にするというのが出て来ました。色んな方向に話が広がりますね。
この男の子がとっても自閉症の演技が上手いんです。実際あんな感じです。
小さい子の脳波を調べて共感覚かどうか見るんですね。
しかしこの子が文字を指して一生懸命何かを伝えようとしていた所は何を言いたいのかさっぱり分かりませんでした。
何を言いたかったのかなー、ずいぶん長かったような。
共感覚というのは以前アンビリでもやった事があって、とても印象に残っています。
音楽を聴くと色や形が現れたり、数字や文字に色がついて見えたり、数式が特別な配列になったり…
ある感覚が別の感覚になって独特な現れ方をするのだそうです。これを調べるサイトがありますので、もしやと思う人は調べてみて下さい。
私は音楽を聴くと、たちどころに別の世界が現れて風景が見えたり絵画のような物が見えたりします。でも全ての音楽じゃなくて特別な曲だけです。
何かに触発されるってありますよね、それが瞬間的に起きるからそうなるのかと思ってましたが…。
あるサイトでは、共感覚の人は音楽を聴くと全部の曲に色や形が現れるような事が書いてあります。人によって現れ方にも濃淡があるんでしょうね。
ドラマですが、作り込みすぎないで、流れるように作ってあって結論先送りというか、ダラダラと続きます。
ちっとも色々な事が解決してないんですよね。精神科ってそんなもんなんでしょうけど。
しかし夢乃は怖いですね、すごい二重人格です。あんなにはっきり人格が変わるんでしょうか。
母親ももう異常です。常軌を逸していてます。写真一枚五千万で買えと倫太郎を脅しています。
あれって警察沙汰にしたらいけないものでしょうか。
倫太郎はもはや医師じゃなくて、拉致被害者みたいな感じです。
顔つきが柔和だから、頼りなく見えます。
このドラマの落としどころってどこなんでしょう。
難しいドラマですよね。
見ていてスッキリする部分がまるでないです。モヤモヤが募ります。
もうちょっと視聴者に親切にして欲しいけどなぁ…