今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

中国のデモ

2012-07-29 19:49:46 | ニュース

長江を挟んで上海市に近い南通市の市民達が、日本の王子製紙の工場から出る排水が汚染を引き起こすとしてデモを起こしたらしい。
何とそれが暴徒化し、一部が政府庁者内に入り、備品を怖し、ワインや酒を割ったりしたと言う。
新聞の写真には庁舎内にびっしり詰めかけた凄い数の人々が写っている。
更に警察にも反発し公安局前で衝突。しかし午後からは武装した警察が出動して、反撃に出たと言う。

王子製紙は「国の基準以下に浄化処理しています」と述べている。
それすら聞く耳持たない市民だが、おそらくこれは不満のはけ口なのだろう。
きっかけは何でも良かったのかも。集団ヒステリーのようにも見える。
近くに大都市があり、そこは着々と世界へ向かって進歩し続けている。
余りにも格差が開いてしまった為の爆発なのだろうか。
アラブのジャスミン革命とはまた別なのか‥。
何か恐ろしいほどのエネルギーだ。

中国のような広すぎる国土の人々がまとまるのは難しいのだろう。
日本は国土が狭くて平野に人口が集中しているから、まとまりがある。
広い国土の人々って、都市と田舎に住んでいる人の意識の差がすごい。
更に、中国の少数民族って50以上あるらしい、人口で言うと日本くらい。
様々な人々がどう上手くまとまって行くのか。

経済発展だけして民主的にならないってのは不自然な気がする。
紆余曲折を経て、変わって行くんでしょうね。
出来れば余り他の国に迷惑をかけないで欲しいです。


リッチマン、プアウーマン(♯3)

2012-07-25 16:31:01 | ドラマ

3回目を見た感想。実際ドラマを見たのと録画を見た感想が違います。
録画の方が断然面白かった。
と言うのは、始め生でドラマを見た時に感じた「臭さ」が強烈で、楽しめなかったから。

何なんですか、あの成功したネット会社のかっこ良さを気取った雰囲気は。
小栗の傲慢さ、態度の悪さ。応接室でひっくり返って会話してるし。セグウェイ?で社内をブンブン移動したり、社員の首切りを楽しんでいたり。非常識にも程がある。
これが不愉快でストーリーを追えなかった。
しかし改めてゆっくり録画を見てみると、なかなか面白い。
中野のオーバーアクションの演技も、それはそれでありかもしれない、と思ったりする。

ですが、正社員が社長の一存で契約をある日突然切られる、こんな不当な事あっていいんでしょうか。ドラマなので許されるんでしょうか。一々ディテールが鼻につきます。
これからアラタさんが重要な役回りをして、小栗社長を陥れ、会社を乗っ取るとか大どんでん返しがありそうです。その伏線かも知れませんね、小栗の横柄さは。

幹部同士で相手の弱点を突いたり「俺こそ凄いんだ」比べをしているシーンが多いのですが、ゲーム会社?なのでそんな事にうつつを抜かしていられるんでしょうか。
会社の事業として新しい分野に思い切り舵を切り、社員が一丸となって努力する、そういう物を見たいんですが、それじゃNHKの「プロフェッショナル」になっちゃうか。

まぁ出だし3回目でこれから急展開するだろうし、どんどん変わって行くでしょう。
期待して見て行きます。


公共事業への道

2012-07-21 09:50:57 | 日記

消費増税の目的が社会保障費の為と財政再建という触れ込みだが、それに「公共事業」が割り込みつつある、と今日の朝日新聞の「天声人語」が書いていた。
これは先祖返りでは、と言うのだ。
「コンクリートから人へ」という民主党のキャッチフレーズに反すると、怒っておられる。
しかし、新しい政権と言うのは、前の政治の反動であるのが常だ。
一々お題目が違うとわめくのはどうかしてると思う。
大体このフレーズは震災以前の物だし、震災後はまた考えが変わって当然だろう。

震災では多くの道路が寸断され施設や交通網が破壊された。
その絶望的な状況から、たった一週間である道路は見事に直され開通した。線路も建物も驚くべき早さで修復された。日本の技術力に他国の報道は驚いた。
この技術力を廃らせていいのだろうか。

地震だけでなく台風などの土砂災害、河川の氾濫、竜巻など日本は災害の多い国だ。
更に、高速道路の耐久性がそろそろ限界にきているらしい。
東京の高速ではひびが入ったりボルトが抜け落ちたりしている。
社会資本の老朽化が激しいと言う。
ならば今から予算を組んで、10年がかり20年がかりで国としての資本財の再建に取り組まなければならないだろう。

絶えず流れている交通を止めて別の経路を作り、新しくするのは大変な事だ。
でも何かあってからでは遅い、のでやるしかない。
道路だけではなく、橋もそうだし、建物も。やるべき事は一杯ある筈だ。

今までのことを目先変えようと必死になるより、これから数十年後の日本全体を見渡して、今やらなければならない事に注目してもらいたい。
公共事業が悪なんじゃなくて、これまでのそのイメージが悪いだけ。混同しないで欲しい。


北極海航路

2012-07-18 07:07:54 | 日記

月曜日の朝日新聞一面に載っていた「北極海航路開く」の記事に興味を引かれた。
これは北極圏をぐるりと回って、東に航路を取り、南下して日本や中国へ至る航路らしい。
新聞に北極を起点とした地図が出ていて「こんな風に見えるのか~」と新鮮だった。
北欧なんて地の果てかと思っていたら、北極経由だとこんなに近いんだ。

鉄鉱石などを積んだタンカーがロシアの北極圏の港から出る。
そして日本や韓国へと向かう。
この航路は、逆のスエズ運河航路より何割か安く、日にちも半分の18日間だと言う。
しかしいいことづくめかと思うと、そうでもないらしい。
氷の海を渡るのだから、氷を割って進まなければならない。
砕氷船がまず氷を割り、その後を耐氷船が進む。
つまり、砕氷船が道を作ってくれないとタンカーが進めない。これが大変な所。
その経費や保険もある。色んな経費がかかることはかかる。
フィンランドのヘルシンキには船の技術開発に関わる会社が集まっているらしい。
既に着々とビジネスが進んでいるのだ。
北極圏内では、独立系の天然ガスの会社がこの経路でアジアにガスを運んでいると言う。

思いがけない意外な場所でのビジネスの展開だ。
大抵の情報はネットで知っていると思っているが、辺境の地までの報道はない。
十年後、北極圏のビジネスが普通に活況だったりして。
それにしてもロシアって広いなぁ。資源の宝庫だ。
手つかずの自然って、魅力的。可能性を感じる。
ちなみに今運行しているバラ積み耐氷タンカーは日本製なんですって。


今期のドラマ

2012-07-13 10:17:32 | ドラマ

新しい夏クールのドラマが次々に始まりました。
前期がいい物ばかりで、見るのにくたびれてしまいました。
今期はちょっと見る物を選択して行こうと思います。

昨日の「トッカン」これは少し見て脱落しました。余りに殺伐としている。
何か食指が動かないというか、見る気を無くしました。
一回目を見て、「おう、これはいい。次も見よう!」と思ったのを挙げてみると‥、
「リッチマン、プアウーマン」(月・フジ)「息も出来ない夏」(火・フジ)「ゴーストママ走査線」(土・日テレ)「サマーレスキュー」(日・TBS)
こんな所でしょうか。全て視聴率は10%を超えていますね。

何か今更なんですが、ジャニーズタレントを主役にするのはそろそろ止めて欲しい。もっと他にいるでしょう、沢山‥と思うのですが、案外いないのかなぁ?
スケジュールを三ヶ月開けるってのがそもそも難しいんでしょうか。

一押しは「リッチマン‥」これは面白かった。私が経済に興味があるからというのもあるのですが、前にも書いた「就活の難しさ」をどう乗り越えていくか、更に成金的なIT社長がどう変わって行くか、見所があります。
小栗さんは若い社長を演じていますが、スマートな成功者が周りから揺さぶられ、突き落とされ、地を這うようなどんでん返しがあるといいですね。
ビジネス界は下克上ですから、そういつまでも成功者ではいられません。

それぞれドラマを見る人によって、求める物は違うと思います。
ある人は一日の疲れを癒す楽しく優しいもの。ある人は今までのドラマの概念をくつがえすような、大胆で挑戦的な物。人によって様々です。

春クールの傑作は「リーガル・ハイ」でした。
見る度に凄さが分かって来ました。
最終回は付け足しの気がしたけど、大抵ラストってそんなもんですよね。
録画してDVDに移し保存版にしました。
あのエキセントリックさは、今後なかなか類を見ないでしょう。
今期のドラマも楽しみです。