今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「今日は会社休みます。」3話の感想

2014-10-31 10:36:19 | ドラマ

今週は、主人公の花笑が田之倉君に誘われて彼の部屋でデートした話でした。
そこでたまたま花笑がベッドの下に女性用のシュシュ(髪留め)を見つけ、たちまち猜疑心の虜になって部屋を飛び出してしまいます。
花笑は悩むのですが、友達に相談したりして結局素直に話して仲直りします。
言ってみればただそれだけのたわいない話ですが、ウブなだけにあれこれ先取りして考えてしまい、誤解を招くことになります。

今回、花笑は玉木さんに掛けられた言葉「重い女にならないように」という一言に振り回されてしまいます。
う~ん、そう言われてみれは‥。昔はそんな言葉なかったから、考えた事無かったけど、言葉が最初にあると、考えてしまいますね。
「着てはもらえぬセーターを寒さこらえて編んでます」と歌った都はるみさんの「北の宿から」なんて典型的なものじゃないでしょうか。
着てもらえないセーターなんて編むなよって話です。
考えてみたら演歌に出てくる女の人って、大抵重いですよね。未練タラタラで、去った恋人を酒を飲んで思い出して泣いたりしてるんでしょ。
昔から演歌大嫌いだったわ、湿っぽくて。今は演歌自体なくなってしまいましたが。

花笑も色々想像を膨らまして「こんな事したら重いと思われる」ことを数え上げます。そうしないように心したりしています。
こんなに予防線張って、それじゃ楽しくないでしょ(笑)恋愛って、もっと無邪気でいいと思うんだけどなぁ。
でもそこが30歳の分別の付いた女の悲しさなのかな。
妙に醒めているのです。

所で、ちょっと気になっているんだけど、田之倉くんがどういう人なのか、出てきませんよね。田之倉君の情報を花笑は集めないですよね。
普通だったら、家は、両親は何してる人?兄弟いるの?何の勉強してるの?将来の夢は?って色々気になると思うんだけど。
花笑は気にしてないですね。むしろ自分の思いや行動に、没頭している。
そこが片手落ちのような気がします。
田之倉くんの、21歳にしては完成されたような落ち着きぶり、如才なささが「何故?」って思います。
声もすごくいいでしょ。玉木くん、声じゃ完全に負けてますよ(笑)

しかしそういう大人っぽい青年だから、年上の女性と上手くいくのかもしれませんな。
今のところ破綻もなく、すんなり見れています。
来週はいよいよ家に彼氏を連れて行き紹介するみたいです。玉木さんはいつ二人の間に入っていくんでしょうね。

追記。‥しかしまだ気になっています。
「軽やか」って一体どんななのか。気持ちは分かるけど、それを目指さない方がいいんじゃないでしょうか。
別に重くてもいいじゃない。思い切りやりたい事やればいいじゃない。
無理に軽やかさを装ったら、とんでもない変な人になってしまいそうです。
人間って普通が一番いいんじゃないですか、ありのままの自分に合う人がきっといるはずだから‥。


「地獄先生ぬ~べ~」の感想

2014-10-28 15:51:56 | ドラマ

10月25日放送「地獄先生ぬ~べ~」の感想です。
面白かったですね。
鬼の手、妖気、除霊、妖怪、トイレの花子さん‥など
出てくる物全てオカルトでありながらギャグでもありちょっとだけシリアスあり、と適度に混じり合っています。
それでもどんどん展開して行って、目が離せません。とにかく面白く可笑しかったです。
まぁ一般的には賛否両論あるようです。
こういう雰囲気が受け付けない人は、きっとダメでしょう。
私は好きなので‥。

今週は、花子さんが高橋真麻さんという意外な抜擢でした。父親の高橋英樹さんも霊能力者役として出ています。
真麻さんは汚れ役なのになりふり構っていなくて、勇気あるなぁと思いました。
鬼の国の親分みたいな人がいましたよね、大きくて凄みのある‥。
すごくふてぶてしいから誰かと思いました。火野正平かと思ったら、坂上忍さんでした。
さすがベテラン俳優、上手です。本物みたい。
ゆきね役が元KARAのジヨンさんです。日本語どうかなと見ていましたけど、思ったより流暢でした。
前から日本語検定受けて受かったりしてましたもんね。かなり努力してるんでしょうね。
KARAは私は嫌いじゃなくてたまにダンス真似して踊っています。運動も兼ねて。
この日本の嫌韓ブームという逆風の中、今までのキャリアを捨てて日本の芸能界に飛び込むなんて、
腹座ってますよね。
色々と耳を疑うような韓国の芸能界の汚さの話を聞きますが、ああいう所にいるよりは日本の方がずっとクリーンです。
日本選んだのは良かったんじゃないでしょうか。応援したいです。

所で、主役の丸山君?ですか。顔は見たことありますがどのグループか定かではありません。ジャニーズなんですよね?
オーラがないよですね、この人。普通すぎません?
このおどろおどろしい道具立てのドラマの主役はもっと個性の強いイケメンの方が良かったのに‥、
主役という大黒柱が弱いためにドラマがみすぼらしくなってる気がしました。
でもまぁ脇を固める面々がいい感じなので、もっと主役に頑張って盛り上げてもらいましょう。
全体にチープな感じですが、お茶の間で見るドラマとしては丁度いいのかもしれません。
来週も録画して、暇な時に見ることにします。


「今日は会社休みます。」2話の感想

2014-10-23 13:42:40 | ドラマ

初回は色々疑問な点もあったけど、2回目になって大分それが払拭され面白くなってきました。

何より主人公が共感出来るタイプです。
30歳まで男性経験が無く、付き合ったこともない。趣味は図書館から借りてきた本を読むことと、映画館のサービスデイの鑑賞。
何だか自分の趣味とドンピシャでドキッ、です。

さて、綾瀬さんのきれいさが目に付きました。何てきれいなんでしょう。
地味なのに清潔感があり、控えめながら自分の欠点をわきまえています。年のせいでしょうが好感持てます。
こういうタイプ、女性には多いのではないでしょうか。
行動にしろファッションや美容にしろ、大胆にやれれば人生変わるのに、やれない。
自信もない。いつもクヨクヨ、うじうじ、自分から行動に出られない。時によっちゃ挙動不審に見られたりする。
そんな人が一般的なのかもしれません。
この花笑に嫌悪感を感じる人は、恐らくいないと思います。

先週気になったのは、この会社の男性社員の多さでした。
一体何してる会社なのか?(今週それが分かりました)
随分色んなタイプの若い男性を配してますよね。何故こんなに?
「酔うとオネエ言葉になる社員」とか、坊ちゃん風で傲慢な社員とか。
カトゥーンの田口君の位置がどうも、バイトの田之倉くんと余り違わないですよね。
沢山いるので田之倉くんの個性が薄まっています。
更に、上階の会社の経営者が強引な近づき方で花笑を誘ってくる。
いやはや、両手に花。
パラダイスじゃないですか。

それにしても、花笑の行動。
携帯がいつ鳴るか身構えていたり、会社で必死に彼を避けようとしたり、欺されてるんじゃないかと勘ぐってみたり。
もう全部「あるある」と笑ってしまいます。
でもね、20歳前後の若い娘ならいざ知らず、30歳の女性ですよ!
何てウブなんだろう‥。といいつつ、誰もが一度は通る道だから、こういうのをないがしろには出来ないのです。
そして昔を思い出しながら「そういえばこんな経験したっけなぁ」と過去を懐かしく振り返ったりするのです。
原作は女性なんですよね。だから丁寧な描き方なんだ。コミックのようです。

脇役ですが里依紗ちゃんもいい味出しています。
こちらは今風の積極的な女子。
自分をアピールして止まない、こういうのも一つの生き方です。この人も嫌みが無いです。
花笑の体を心配して「足下を暖めるといいですよ」などとさり気なく言ってくれる。優しい子です。

「こじらせ女子」とネーミングしてるけど、ただウブなだけ、正直なだけなんですね。
今回の終わりの方で眼鏡を外し、花柄のブラウスを着ておしゃれした姿が出てきました。
こういうのもいいんだけど、かなりの美女だから、服装や髪は抑えめにした方が美しさが際立つんですよね。
色気を強調してしまうと、クドくなると言うか、他人に警戒感を抱かせてしまいますので、今までの方がいいんじゃないかと思いました。

田之倉役の福士蒼汰くんは21歳とは思えない落ち着きと声の良さです。

次からも色んな人との絡みがあり、花笑の考えすぎの性格が災いとなって周りに降りかかるのでしょう。
不器用な人がどれだけ変われるか、幸せを掴めるのか。気楽に見て行けそうです。

裏番組の「ファースト・クラス」の毒々しさにはついて行けませんでした。
来週からはこっちを見ることにします。


「世にも奇妙な物語・14秋の特別編」の感想

2014-10-19 13:51:11 | ドラマ

いやー面白かったですね。珍しく全部粒が揃ってました。
その中でも良かったのは最後の「ファナモ」でした。
排泄物が棒状の無臭の物質になる、その手術を誰もがやっていて社会に受け入れられている、実に奇妙キテレツな話です。

しかも未来のその社会ではそれが普通になりつつあって、まだ手術をしていない人を差別するようになってしまいます。
してない人を「汚い」呼ばわりする風潮まで‥。
主人公の女性も葛藤の末、手術に踏み切るのですが、あろう事か、セットを頼んで女性器まで手術をしてしまったというお話。
(どういう事なのか分かりません)

しかし、これは考えさせられましたね。
東日本大震災が起きた時、(私は被災地に住んでます)ここの地域では下水処理施設が破壊されました。
数ヶ月、使用を自粛しなければなりませんでした。
あの時の大変な体験からすると、この「ファナモ」は素晴らしい発想です。ポケットに自動的に黒い棒がポトンと落ちてくるだけなのですから。
これを国民全員がしたら、下水施設も水も少なくて済みます。
老人介護に至っては、下の世話をしなくてすむのです。
どれだけ人間が排泄物から開放されるか。その恩恵は計り知れず、国の予算削減にも役立つでしょう。

経済がこれ以上発展せず、社会の維持にどんどんお金がかかるのなら、人間そのものを合理化すればいいのですね。
とっても面白い考え方です。

町の中に家や商業施設、公共施設をコンパクトに集めて住むスマートシティが今、次世代都市として注目されています。
人間という個体もいずれ合理化へ向かうのでしょうか。

何かあってから国が動くとすると、その為の国の経費が凄くかかってしまいます。災害にしろ、病気や感染症にしろ。
なので成人病などは予防の為の対策に力を入れ、災害は未然に防ぐ防災や予報に力を入れてますよね。
日本はこうやって色々な面から管理されていくんだなぁと思います‥。自由な社会から管理社会になっていくのでしょうね。
これは異色でした。きっと記憶に残る作品になるでしょう。


他には神木君の「未来ドロボウ」が良かったです。
老人と入れ替わった神木君の演技が素晴らしかったです。彼がこんなに演技が上手いとは~!改めて見直しました。
若いと言うのがどんなに価値のあることか、空気がうまい、体が元気、と、当たり前ですが、普段意識していない事をこんな風に表現されると、
うーんなるほど、と納得してしまいます。
オチはありがちな展開でしたが、切なくて心に染みる、そんな良作でした。

「走る‥」これはちょって頂けませんでした。
相撲取りが自分の事を噂されていると勘違いして、どこまでも男性二人を追いかけるという、その内容よりも、とにかく猛烈なスピードで
怪物のように走り続ける姿が怖かったです。
力士って、力強いけど気は優しくていい人が多いんですよね‥。
相撲が嫌いじゃない私は、このドラマの怪物のようなイメージが相撲を傷つけないかと心配になりました。
仲村トオルさんは熱演していましたけどね。

と言うわけで、秋のスペシャル、久しぶりに満足の2時間でした。


「ディア・シスター」の感想

2014-10-17 21:39:59 | ドラマ

「ディア・シスター」の感想
いきなり石原さとみが妊娠検査薬を使って妊娠の有無を調べている場面から始まる大胆な構成でした。
引き込まれてあれよあれよと最後まで見てしまいました。

石原さとみがまたかのビッチ役です。次から次へと男を誘い込む。それを屁とも思ってやしない。
全てにおいてだらしない生き方です。周りに迷惑をかけ放題。
しかし、幾つの想定なのか知りませんが、石原さんは27歳だそうですので
27歳役として、その年であんな生活してるなんているんでしょうか。
ちょっと幼稚な気がします。

漫画風にしたかったんだろうけど、現実離れしてる気がしました。
電車で隣り合った男を姉の家に引き込んでベットインだなんて、ふざけるにも程がある。
分別のない10代ならともかく、30近い大人がですよ。
男心をくすぐる可愛い女、という設定なんだろうけど、頭が弱いか世の中舐めてるのか。

妹だけじゃなくて母親もちょっと感じの悪い人です。
でも母親は一生懸命働いて長女を大学に入れて大切に育てたみたいだから、そんなに悪い人ではないんだろうけど。

身内にとんでもない人がいると、人生をメチャクチャにされる典型的な例でしたね。
松下さんに同情しました。
こういう妹とは縁を切っていいでしょうね。腹が立ってしょうがなかった。

しかし、誰も彼もモラルがないなぁ。幾ら誘われたからって男性は簡単に誘いに乗っていいの?
毅然として断れないんでしょうか。今の男達は優しくなったからなぁ‥。

どうやら妹は、何でも出来る優秀な姉に劣等感を抱いているようです。母親の愛情を独り占めした姉に深い憎しみを持っているようです。
それが悪性化して、次々に姉の幸せを奪い取ってやろうと、企んでいるみたいなのです。

女同士って、こういう複雑な感情で繋がってるからね。姉妹といえども。
友人だって心の中では友人だと思ってなかったりするし。
気になったのは、出てくる人がろくでもない人ばかりだと言うことです。松下さんの味方になってくれる人はいるんだろうか。
これから先が心配です。

松下さんが大声出したり、怒りで妹の荷物を窓から放り投げてる気持ちは良く分かりました。本気でしたね。(笑)
でも実際あんな事したら、集合住宅なんだから他の住人から苦情来たり、何を言われるか分かったもんじゃないですが。
一話だからまだこれからですが、最後の方で夏祭りの提灯が出しっぱなしになってて明かりを付けるんですが(何故出しっぱなしに?)
姉妹が仲良さそうにしてるのを見て、何だかんだ言いながら付かず離れず暮らしていくんだろうなと思いました。

どんどん展開して行くでしょうね。悪女ぶり、存分に見せてほしいです。