今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「突然ですが、明日結婚します」6話の感想

2017-02-28 11:58:02 | ドラマ
名波竜といよいよ一緒に住むことになったあすかでしたが、あの広い部屋に荷物を運び、家主の小野は莉生さんと同棲することに。
一体どうなっちゃってるんだ?‥莉央さんがあまりに小野と釣り合わないのです。
でも大金持ちの息子だからなー、政略結婚を狙ってるとか?
まぁとにかく出だしの5分でドタバタと引っ越しし、あすかの家族もやって来たのに何とかごまかします。
にしても、家主をベランダに追い出して、女三人の部屋だと言い張るなんて、小野さん、もっと怒ってもいいでしょうに。
名波も、人気のアナウンサーなのに、何故居候してるんだろうね?
変なところが一杯ですが、コミック原作なのでしょうがない。
まぁその後は順調な同棲生活が始まります。

今回はドキュメンタリーみたいになっていました。二人の生活のすれ違いと、遠慮してぎこちなくなってしまう生活などを描いています。
しかし、まぁ言ってみればセレブの部類に入る人たちばかり。
あすかは銀行の総合職で重要な仕事を任されてる、名波は新しい番組の司会が決まった。
あすかの家族はいい人ばかり。
母は陽気で父はちょっと面白い。弟が、姉思いで言いたいをあすかの代りに言ってくれたりする。
絵に描いたような恵まれた主役です。名波は過去に訳ありのアナウンサーだが、とにかく一流。

たった一点、「専業主婦になりたい」「結婚したい」と願うあすかなのに、名波はそれを望んでいない。ハードルがここだけなのです。うーむ‥
今週は桜木夕子に誘われてレストランに出向いていくが、そんなにヒドイ事も言われず、ただ夕子は名波にまだ思いが残っているということを知るのでした。
どぎつい諍いとか言い争いがあるわけでもなく、全体が静かで上品です。

ところで、小野さんちの家賃が前の回で「180万」だと言ってました。冗談だろうと思ってましたが、ヤフー不動産で調べると、千代田区あたりに確かに200万円の賃貸物件があります。
それも相当だだっ広い…。
高すぎて笑えますね。17万くらいの部屋が10件借りれるんですよ。
しかし、ドラマを見てると広すぎて使いづらそうですね。
 
まぁ何となく進んで行き、主人公が迷うと、脇役がさりげなくヒントをくれて、それを念頭に行動いると解決する‥という、定番です。
今回は「すれちがいの生活で色々してあげたいけど、出来ない」と悩んでると、スナックのママが「恋は料理と同じく、匙加減。恋のさじ加減はね、相手と腹を割って話さないと分かんないの。自分ひとりじや解決できないのよ」と言われ、名波と腹を割って話し合います。
下らないことも言い合って、少し気まずかったけれど二人は一層仲良しになります。めでたしめでたし。
 
月9ってのは、このような難のない、軽い話がいいんでしょうね。週明けから、重苦しいドラマ見たくないですものね。
「タラレバ」は同じく恋愛のドラマですけど、なんか見た後何にも残らないんですよね。
都合よく色んな人が登場して、それに流されて、安易な感じが拭えません。
倫子はとってもきれいだけど、職業人として中途半端だし、結婚を狙うならもっとお金の管理や家事全般をキチンとやれよと言いたくなる。
努力してないし、出たとこばったりだもんね。何だかなぁ。
どちらもちょっと距離のあるドラマですね。
 
脇役で目が行ったのは、桃子さんです。いそうでいなかった普通の感じの子。いい味出しています。

「カルテット」6話の感想

2017-02-22 11:15:34 | ドラマ
何というのか、身につまされるような一時間でした。
今回はいつもと違い、4人の話ではなく、真紀の失踪した夫、幹生が妻を頼って軽井沢へやって来ます。(退職金を使い果たしてしまったのです)
けれどすれ違いで二人は会えません。過去の二人の過去が延々と流れます。恋愛で急激に引かれ合い、結婚して、穏やかな毎日を営んでいた。
けれど少しずつ心の中ですれ違いが出始めてきた。
そもそも夫は妻に、バイオリンをやっていて欲しかった。でも妻は穏やかに夫に尽くす日常を選んだのです。
 
…しかし、夫が何ともおとなしい。そして日常の些細なことを主張せず我慢してしまう。
それも唐揚げにレモンかけられるとか、お気に入りの本を鍋置きに使われたとか。(私も平気でやりそう)
二人でDVD見ていてもしつこく話しかけられ、また感動する部分も違う。
何か合わない…。えーっ、そんなもんじゃないか、と思ってしまいます。
一緒に暮らしたらそれは恋人とは違うんだから、当たり前です。それを妥協しながらやってくのが生活でしょ。
でも幹生は「彼女は特別な人だと思っていた。けれど普通の人だった」と告白しています。
昔、人文学の本で読んだけど「結婚して3年経てばどの結婚も同じ」なんだそうですよ。
根本的に幼いんでは。しかも仲良いのは結構だけど、何から何までべったりで楽しく、なんて行かんわな。
それを突き詰めて考えてしまうんなら、結婚に向いてないと言わざるを得ません。
こういう所を詳しく描き出すのが坂元ワールドなんでしょうか。
 
あーしかし、今週は見てるのが辛かったです。
これを言っていいのか分からないけど、(敢えて言う)宮藤さんの顔が、どうにも受け付けないのです。
才能ある人だと分かっていますよ。なら、裏方で脚本に専念してほしい。
見ているのが苦痛な程の違和感なのです。他の女性はどうなんだろう。
また、松さんですが、この人ロンバケの時の女子学生のような初々しさはなくなりましたね。相当演技の出来る人らしいですが、何と言えばいいのか‥
頬骨の高さと、カッと見開いた目が、怖いと言うか、中性的で異質なものを感じます。
まぁしかし、夫を殺してなくて良かった。
むしろ、とても素直な人だと今回知りました。
 
ここに来て、前の方の回の「から揚げにレモン掛ける派」の熱っぽい話し合いが伏線だったのが分かりました。
そして、病院の中で家森が真紀の夫と出合ってたんですね。
突き落とされたというのを聞いていたのですね。うーん…
ラスト数分で急展開します。
アリスが真紀のバイオリンを盗み、すずめは縛られてもがいています。幹生はアリスを突き飛ばして転落させます。
別府は会社の倉庫に閉じ込められています。
どうなるんでしょうね。

やっぱり坂元さん、すんなりと進めてくれませんでしたね。
来週も是非、見なければなりません。

「洞窟おじさん」1~4話の感想

2017-02-21 10:53:50 | ドラマ
去年BSで放送された再放送らしいです。
噂を聞き、日曜の午後を潰して4回の全部を見終えました。
 
何かの番組でこの人の話を聞き、ずっと覚えていました。
何十年間も洞穴で過ごした人らしいですが、その後は支援されて普通の生活を送っているとか。
それがドラマになったとは驚きでした。「ほぼ実話」とあります。何と43年間洞窟で一人暮らし、という触れ込みです。
彼は中一の時、親の虐待に耐えかねて家出し、山中の洞穴で犬と暮らし自活していました。
この時が一番悲しいです。まだ幼い男の子が一人で、何もかも工夫しながら生きているのです。
見ると壮絶なサバイバル生活です。実や山菜を取って食べるのは分かりますが、イノシシなど野生動物を捕獲して捌いて食べていました。まむしを捕え生き血を飲んでいました。
やはり並大抵ではない「生きる力」がないとこうはいかないでしょう。
山の中にあった横穴に扉をつけ、火を焚いて寝ていました。幼い13歳の子が真っ暗闇の中で何年間も耐えていたのです。
考えられません。町の中の生活とはまったく違うのです。
何年か経って、ある時親切な夫婦に見つけられ、山から下りその夫婦の家で暮らします。とても暖かな人たちでした。
その人たちから、ずっとここに居てほしいと頼まれます。
でも彼は猛烈な人間不信に陥っていました。人間が信じられないのです。断ってまた山の中へ戻ります。
山は彼の庭のようなもの、どこに何が生息しているか知り尽しています。
ちょっと山を下りると、山菜は飛ぶように売れ蘭の花も高く売れることに気付いて取引し、お金を得ます。
が、残念なことにお金の使い方と価値が分からないのでした。
それから20年過ぎ、拠点を川に移していました。採った魚や鰻などで生計を立て、様々な人たちと交流するようになります。
その後は町の中で暮らし、働いたり淡い恋心など人間らしさを回復していきます。
自動販売機の中のお金を盗もうとした罪でつかまり、数奇な人生を知られるようになりました。
 
一気に4時間の視聴は長かったけど、疲れを感じさせませんでした。
どこかに脚色があっただろうけど、ほぼ自然なストーリー。
感嘆というか、こんなに人って逞しいのかと驚くことしきりでした。
でも世の中から離れていただけ無知で騙されやすいのも事実なのです。
完全に社会と無縁で生きてくのって無理ですよね‥。
 
まぁ何とも感想のいいようがないですが、これも一つの人生なのでしょう。私たちには出来ません。
リリーさんが本人のような馴染みっぷりです。この人ホントはホームレスなんじゃ‥?適役でしたね。
今はブルーベリーを栽培しているとか。これからの加村さんに幸あれと願うばかりです。

「就活家族」6話の感想

2017-02-18 13:04:53 | ドラマ
今週も波乱の家族の話でした。
洋輔(三浦友和)が会社を辞めたことは家族に知られて、唖然とするも、受け入れられます。
しかし家族みんなが無職になってしまいました。
全員で就職に励むことを誓うのでしたが‥
洋輔は同級生の女性の店のコンサルをして褒められ、それが自分向けの仕事ではないかと気づきます。(もっと早く気づけよと)
コンサルティングの仕事を始めようとするも、妻の水希は自営業なんて失敗するに決まってると反対します。
そして、息子の光は相変わらず胡散臭い就活熟へ通っています。

塾長の国原がまた狡猾な男で、洋輔の弱みを握り、それをネタに洋輔に脅しをかけてくるのです。
日鉄鋼の元エリートがセクハラで失脚という写真と記事をマスコミに垂れ込むというのですが‥(そんな一社員の話、誰も興味ないと思うけど)
脅しに負けて、頼みを呑む洋輔。後輩議員に電話します。そのつてで新しい仕事の補助金を貰おうとする国原でした。
塾長だけで飽き足らないのは何故?急に障害者施設の話とは、いかにも取ってつけたよう。
そんなこんなで、洋輔は、口の立つ妻と自由すぎる娘などに追い詰められているのに、そんな感じがしません。
どこかのほほんとしています。
友和さんが本来あっさりした温和な人なので、しつこい演技ができないのかしら。
 
でも洋輔は短気で、行動する時は素早いです。いきなり妻の勤める学校に抗議に行ったり(普通はしないわな)、娘といちゃついてる男に殴りかかって追い出したり。
「正義感だけは強い」と妻に言われるように、言ってみれば洋輔は「理想の父親像」ということになるのでしょうか。

段々とこの家族がほほえましくなってきました。
それぞれ頑張ってるけどどこか外れてて、可笑しい。
妻も基本真面目なんですよね。ホストクラブで羽目を外してるわけじゃなく、身の上話してるだけですもんね。
普通の人間なんて、おおよそこんなもんじゃないかと思えてきました。
 
しかし、川村という元部下が出てくる度に「またかよ」とがっかりします。幽霊みたいだし。
この人、ストーカーですよね。
一方的に慕って洋輔の家まで足を運んでる。おそろいの腕時計を妻に見せびらかして、更に思わせぶりなセリフを言う。
静かだけど怖い人だ。
洋輔、脇が甘い。でもこれは防ぎようがないのかもしれません‥。
 
家族がゆるく繋がって、お互い決して追い詰めたりしない。
関係に弾力と柔軟性があるから、適度に自由で、壊れない。
新しい家族のタイプなんだろうかと、これを見ながら思いました。
何でもかんでも話して、仲いいのは結構だけど、一つ歯車が合わなくなると壊れる家庭がある。
縛りがきつい家族は意外ともろいのです。
 
来週は大荒れの展開のようですよ。このドラマ最大の見どころじゃないでしょうか。

「A LIFE」5話の感想

2017-02-13 20:17:16 | ドラマ
結構いろいろな話と関係が絡み合ってそんなに雑なドラマではないのに、なぜかパッとしませんね。
何が悪いんだろう…。主人公の沖田が真っ当でまじめすぎて面白くないのか。
いや、それとも深冬(これでみふゆと読むらしい)の夫がいまいち、ミスキャストなのか。
病院内部の話なので、どうしても説明口調になります。
今回も羽村が医療事故調査委員会のメンバーに選ばれて、(名誉なのです)調査をするようになります。
が、自分の恩師の不適切な手術を発見し、動揺してしまいます。その腕は確かで羽村は絶大な信頼をしていたのでした。

体の不調を訴える患者がやってきますが、それは偶然山本医師が手術をした患者でした。
血液が漏れていると判断した沖田が診察し、手術をすることになります。
そして手術した結果、山本が自分の業績と名誉を守るために、開けた胸をそのまま閉じてしまった、手術を途中で放棄したことが分かります。
それを知って羽村は激怒し、(何故?分からない)沖田に平手打ちし、なじります。二人はケンカになりますが、井川らに止められます。(及川さんの演技がクールすぎて、何だかなぁ)
 
一方、みふゆの脳腫瘍は進み、深層部で3センチにもなっているのでした。異変を感じたみふゆが検査をしてもらいます。沖田は自分が診察すると言い、結局脳腫瘍であることを宣告してしまうのでした。
みふゆは愕然とするのでした‥。まだ手術やってるんだから、危ないったらありゃしない。
みふゆの病気と病院提携の話、患者と医者の話が同時に進行します。
しかし、思うのですが、みふゆと夫の関係が希薄なんですよね。夫は経営のことで頭一杯で、策略を立てどんどん計画を進めて行こうとします。
他の病院と提携することで収益を上げようとしている。なのにすんなりとは行かずに、周りの人を傷つけ信用を無くしていく。
明けても暮れても1人空回りです。
こんな壮大は、職人気質の沖田とは相いれません。もともと二人は同期の友人だったのに、道を分けてしまった。更に、沖田の元恋人がみふゆという三角関係です。
でも、沖田は真面目だから、色恋なんか興味ない。こういう所が面白くないんでしょうね、堅苦しくて。
弱かったり馬鹿だったりという人間味がない。そういうのが視聴者にはちょっと煙たいのかなぁ。
 
みんなそれぞれ役者さんは個性派なのに、水と油みたいに、演技が混じり合ってないんですよね。
竹内さんの演技も、何か独特ですよね。いつも同じな気がするんだけど…
今回のミソは権威と呼ばれる山本医師が自分のミスを誤魔化し、知らんぷりした。それを暴かざるを得なかった羽村の落胆‥。
「そんなことあるのかい」とまたもや医療界に疑いの目を向けてしまいます。あるのかな、そんなこと…。
 
暗いですね。もうすこし主人公がカッコよく立ち回って人を裁けばいいのにね。
素材はいいのに、見せ方が悪いというか、切り口が分かりにくいんでしょうか。
まだ中盤なので、これから意外な展開があるかもしれません。
今気づいたけど、裏番組で小雪さんが出てます。松山さんは夫婦で別々の局のドラマに出てるんですね。大変ですね。