今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「○○妻」7話の感想

2015-02-26 14:42:15 | ドラマ

何だかグダグダして来ましたね。今までの経緯もあって家を出たひかりでしたが、どうも後ろ髪引かれるようです。
飛び出し切れません。
正純の姉の実結に呼び出されて新興宗教の道場へ行ったり。こで美結(奥貫)を間一髪でインチキ教祖から救い出したりします。
美結の部屋へ一人いる所をバラされ、正純が部屋へ駆けつけます。
ここでもひかりはぬいぐるみの中に埋もれて隠れ、見つからなかりませんでした。なるほどぬいぐるみの中か‥。
このくだらなさが面白いですね。
結局ひかりは正純を忘れられず正純の部屋へ戻ってくるのですが、そこへ酔っ払った蓮佛がやって来て‥正純に、あなたは自分の憧れだった、もっと頑張ってくれと励まします。
勢い二人は心を通わせそうになるのですが‥。二人の会話を聞いたひかりは落ち込み、フラフラと部屋を出ます。

気になったのは、義理の母親の変貌とか、正純の尋常じゃない荒れ方(プロにあるまじき自己管理の悪さ)など、やはりこの脚本家の破綻振りが見える所です。
なんかいつもあちこち、おかしいんだよね~。
そしてさっぱり物語りは進まず、停滞したまま時間切れとなります。
あの変なBGMが流れると、これが何を意味してるのか?と考えるのですが、実際あまり意味が無いんでしょうね。
今週のラストでは、ひかりが自殺に近いような行為をします。
横断歩道を赤のまま渡って、ダンプに衝突される寸前で終わりました。
来週ひかりが霊になったような雰囲気の予告でしたが、主人公がいなくちゃ話になりませんもんね。多分助かるんでしょう‥。
ドラマは後半にかかりました。
何とか最後に向けて、目の覚めるような展開を期待したいです。


映画「リトル・フォレスト」の感想

2015-02-23 10:22:53 | エンタメ

「リトル・フォレスト」を観てきたので感想を書いておきます。

地味にいい映画でした。
楽な気持ちで見ていて緊張感もなし、山あり谷ありの激しい映画にはない味わいでした。
前のシリーズも見たかったのですが、見逃してしまいました。今回は「冬編」と「春編」が一緒になったものでした。

里山のつつましい一軒家で一人生活する主人公の女性が、畑に作物を作り保存食を作り、それを食べて生きていく。
自給自足の生活なんだけど、農業の問題とか苦労を特に描いてるわけではなく、作物を作り収穫し、それを料理して美味しく頂く、というのを淡々と描いています。
主人公演じる橋本さんが美しかったです。
綿入れ袢纏やジャージを着ていても美しさと若さが引き立ちます。見終わった後はまるで橋本さんのイメージビデオのような印象が残りました。

野作業と料理、食べる、その合間の登場人物の会話によってそれぞれの人生が浮かび上がります。
それが辛辣なんですよね、結構みんな厳しい言葉を言い合うのです。
友達も、先輩も、おじいちゃんも‥。それでお互い気を悪くしたりしています。

所で、母親は何かがきっかけで家を出て行って久しいのですが、その理由は明かしてありません。
主人公は色んな迷いを全て毎日の仕事や農作業に没頭して、心の中を打ち明けたりしない。
作者は生きるとは「ただ何かを収穫して食べる、その繰り返し」だとでも言っているようです。この単純な繰り返しが生きることなんだと。
そんな風に感じました。

ただ私は俗世間にまみれて生きてるので、見ながら色んな事を考えました。
この人は何によって生活費を得ているんだろう。母親の仕送り?
トイレはどういう物なんだろう。水洗ではなさそうだし、ボットン便所?ならくみ取りはいつしてるんだろう。
ゴミはどうしてるの?収集車は来てくれるんだろうか?病気になったらどうするの?
などなと。
農業をやって食べるのは山深い里でも出来るかもしれないけど、他の事はどうするんだろう‥。
まぁこれはファンタジー作品かもしれませんけど。

しかし、見ていて寛いだ気分になったし、料理がホントに美味しそうでお腹が鳴りました。
これは完結編なのでしようね。
終わりの方で、突然「5年後」になり、村を出て行った主人公が結婚して戻ってきました。
「婿取り」に行ったみたいだと言われてましたので相手が気になりましたが、説明はなく、相手が誰か顔も見せませんでした。
最後、神楽踊りの激しい舞いで終わります。
主人公は三浦さんと結婚するかと思いきや‥、三浦さんは意外な相手と結婚していました。

これは今の日本と余りに遠い生活と環境です。今の現代的な日本への反発みたいなものを感じます。

日本の映画って超空想的なのが多いですよね。日本の普通の生活を当たり前に描いた映画があったらそれはそれで見てみたいと思いました。


「セカンド・ラブ」3話の感想

2015-02-21 12:52:39 | ドラマ

割と無難に話が進んでいます。
今回は結唯(深田)が完全に慶に心を奪われて、親元を離れ高柳とも別れようと決意します。
なんだかんだありながら、深田はきっぱりと母親に宣言します。
この母親がもうどうしようもなく病んでる状態です。ここまで放置していたのが不思議です。
夫から浮気された事がトラウマになって、娘にも清廉潔白を求める。でも30半ばで好きな人が出来てそれがどうして怒鳴りつけることなの?
むしろ喜ぶべき事じゃあ。家族が増えるんだもんね。
(やっぱおかしいわ、あの母)
こういう家族にまとわりつかれると、もう人生台無しです。さっさと見切りをつけて好きな相手の懐に飛び込みましょう。
一方、高校の同僚で不倫相手の高柳は、結唯が別れ話を持ち出してきたら、翻って相手に会わせろとか言い出します。
卑怯だよね、急に結唯が惜しくなったんでしょう。散々遊び呆けた癖に。

それでも結唯は慶を高柳に会わせます。
こうでもしないとある意味けじめをつけられないのかしらね‥。
高校では、二人の不倫がばれて妙な空気になってる‥。まぁ普通なら「見て見ぬふり」でしょうね。
そんなに学校はヒマじゃないですから。
一緒に暮らし始める二人。慶に突然に話が来る。ドイツの芸術監督から通訳の依頼が来たのです。
(何で専門家に頼まない?)昔、首を切られた監督からの話に慶の心はざわめく。しかし慶は引き受ける方を選択する‥

今回は誰にでもありそうな心の動きを辿っています。
女性なら「あーこんな経験したわ」と思うありがちなエピソードを丁寧に描いています。
ともかく、母親にもきっぱり言うべき事を言ったし、高柳にも別れ話したし、その点は偉い!
ちょっとスッキリしました。この厄介者二人をどうにかして、その後は二人で、新たな困難に向かっていくのでしょう。

色々気になる所はあるけど、恋愛の王道みたいなのを描いていますよね。
一人の人を遊びじゃなく本気で好きになって、その人の人生に関わるってのがどんなに大変なのか。何も相手が国際的なダンサーでなくっても同じです。

確かに画面はエロい部分があるけど、生活っていうのはそこからですものね。
そんなに甘くはない。
これからは主人公の力量が試されるでしょう。
好きになってしまったら、思いがけない底力が出て来て、案外、困難も乗り切れるものなんですよね。
それが出来ないのは人間力が足りないから‥、なんて大きな事を言ってみました。(自分のことは棚に上げ)
こういうおっとりしてフワフワした女性にも、それが出来るって事なんですよね。


「セカンド・ラブ」2話の感想

2015-02-15 11:46:08 | ドラマ

今回も、いきなり深い関係に進んだ二人が、深みに入っていく過程を描いています。
たった一日外泊しただけなのに、運悪く母親が騒ぎ立てて外泊の事実を同僚に知られてしまう高校教師、西原(深キョン)。
一人の先生に拘ってる暇な学校なんて、ありませんよね。
朝礼でも先生達が妙にシーンとしています。
二日続けて同じ服を着てきたとか。そんなの普通でしょ。
生徒達が何だか陰湿なんですよ。皆で一斉に連呼したり、先生への逆虐めみたいなことしてる。
そんな事してるより勉強しろよと言いたい‥

登場人物の誰もが皆、狡かったりちょっと変だったり。
深夜枠だから手抜き感は致し方ないのもしれないけど、何だか気持ちは良くないです。

登場人物に純粋な人がいれば救われるんですが、いるとすれば平慶という亀梨演じるダンサーだけです。
彼はかつて国際コンクールで優勝した実力者。しかし今は日の目を見ず、再チャレンジに賭けています。
生活苦にありながら、妥協を許さないストイックな生き方をしています。
だけどその純粋さが私には伝わってきません。
個人的な好みですが、どうしても亀梨の「は虫類的な雰囲気」がダメなのです。
客観的に見て、かなり好演してると思いますが‥。
彼は彼で頑張っているのです。
ただ私がダメなだけで‥。こういうどうしようもない好みが女にはあるのです。(ごめんなさい)

所であの母親なんですけど、何でああなってるんでしょうね。
説明がないから分からないですが、離婚のトラウマか世間知らずなのか。
30半ばの娘が外泊したからって、学校中の職員に電話しまくってるって‥。
高校生ならともかく、あり得ないです。もしかして、脚本家って、母親を馬鹿にしてるのかしらね。

西原(深キョン)も今のところ、それほど純粋でもなさそうだし(不倫してるから)、母親のおかしな所も放置し、生徒達は教育出来てないし、割と平凡なんですね。
ただ流れに任せてダンサーとの恋にハマってゆく愚かな教師を演じてます。
ダンサーが彼女を変えられるのか、来週から見られそうですね。

それにしても、女性達から劣情を引き出すのを得意としてる大石静さん。
女性に対して、「あんた達のことなんかお見通しなのよ」的な見下しを感じます。
秋元康がオタク達の本性を見抜いてAKBをプロデュースしてるのと似たところがありますね。
私たちはそんなに馬鹿じゃないんだけどなぁ。
さて次はどんな手を見せてくれるのか。大石さんのお手並み拝見といきましょう。


「○○妻」5話の感想

2015-02-13 09:34:39 | ドラマ

ドラマは中盤に入ってきました。
5話は入院中の父親(余命あとわずか)の秘密が明かされます。
ひかり(柴崎)がここでも一役買っています。コミュニケーションが上手くいかない家族の間に入り、意志の疎通を図るのです。
家族に長いこと暴力を振るい続けた父親。その理由とは‥
実は、母親は夫を少しも愛していなかったのでした。妻が子供達ばかりに目を向けているのがたまらなく、手を上げてしまっていたのです。
(なら、母親はなぜ結婚したんでしょ?でも私の友人にも旦那は嫌いだけど子供が欲しくて結婚したと言っていた人がいましたからね、あることなのかもしれません)

しかし愛した妻に暴力を振るい続ける夫って‥それじゃ益々嫌われるでしょうね。
どうして離婚しないんでしょう。
見たところ、子供たちが真っ直ぐ育っていないようです。
姉二人はふてくされてるみたいだし。この家庭は崩壊してたんでしょうか?
ま、しかし最後の最後で父親の気持ちが分かって良かったですね。家族も一応訳を知ってホッとしたでしょう。これもひかりのお陰です。

このドラマ、全編を流れる暗いムードでよどんでいます。これ何とかならないもんでしょうか。
よく見れば、みんな一人一人結構言ってることはまともなんですけどね、女性キャスターさんもひかりさんも。
正純さんは見た目かなり荒れてますよね。なんで人気司会者がここまで荒れるのか分からない。

しかし、ひかりは依然として謎のままです。
「契約妻」でなければない理由は?秘書かマネージャーじゃいけないのか。

義父が亡くなり、お葬式にひかりの母親がやって来て、正純に洗いざらい過去の罪を告白せよと迫ります。
そして、ついに、ひかりは正純に自分の過去を話します。
衝撃的な内容でした。
実は、ひかりが正純に会ったのはかなり前でした。
まだ10代の頃、ひかりは妊娠し、一人で産んで子供を育てていたのです。
が、ある時泣き止まない赤ん坊に困り果て、部屋を出て逃げたと言います。
町を徘徊して遊び歩き、翌日家に帰ってみると、そこには冷たくなった赤ん坊がいました‥。
ひかりは子供を放置して死なせてしまったのです。
5、6年前にあった大阪の事件みたいです。
半日放置で赤ちゃんが死ぬものか‥。真夏ならあり得るかもしれませんね。
その罪を背負い、生きる力を無くしていた時に病院内で会ったのが正純だったのです。
正純の優しい励ましに、ひかりは生きる力を貰いました。
命の恩人とでも言えるでしょう。
そして看護士になり、正純に尽くそうと考えた‥(この辺りが曖昧)
過去は分かりました、これで。
さぁどうする、正純。

東山さんは顔の表情が乏しくて、何だか今ひとつですよね。
城田さんがとってもいい男に見えます。役柄もあるんでしょうけどね。
こういうの役得って言うの?
ひかりはもう一つ秘密がありそうです。予知能力というか‥。今回も義父が危ない時に丁度タイミング良く病室に来ています。
目を左右に動かすのは何かが見えるからなのでしょうか?

重っ苦しいドラマですが、昼間見るとそうでもないです。半ば惰性で(笑)来週も録画を見る事にします。