今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「テラスハウス」1/30の感想

2017-01-31 11:32:44 | テレビ
今シーズンのドラマが今一つ楽しくないので、昨夜見たテラスハウスの感想を書いてみることにします。

漠然と毎回見てましたが、昨日の回はちょっと不穏に。
奈緒美がエビアンに怒りをぶつけられたのでした。
プールで無邪気に遊ぶ奈緒美と侑哉にイライラを募らせるエビアン。
彼女は26歳。18歳の侑哉を好きになっていたのです。
「どういうつもりで‥」みたいな事を問い詰める彼女に、奈緒美は「何も考えずにただ遊んでるだけ」と言うとエビアンは「何その顔は」と鋭く突っ込みます。
奈緒美は「そうなのか~」と思っただけ、と軽くかわします。

少ない人数で、何もかも筒抜けの行動を見られてしまう毎日。
一緒に住むってのはつくづく神経を使う面倒なことだと思います。
一方,悠介はローレンをデートに誘いました。でもデートなのに、二人で映画見るって、勿体なくないですか。
何かしながらおしゃべりした方が断然相手を知れるのになー。
そして、映画を見たその後、悠介はローレンを夕食に誘うのですが、祖母と食べるからと無下もなく断られます。
実は悠介はレストランを予約していたのでした。
一人寂しくディナーを食べます。空の席が寂しそうでした。
でもまぁ「デートって、こういうものかと体験しただけで良かった」と彼は話しています。
 
ローレンは何かと自分の行動を後から弁解したり、デートの意味も皆に打ち明けたり、不安定です。
彼女の強いまなざしが、一緒にいたらくつろげないと思ってしまうのですが、
抜群のプロポーションを見ても相当高いレベルのモデルだと分かるし、描く絵も独創的です。
色々と繊細すぎ、人生に求めるものも大きいからそうなってしまうんだろうな。
まだまだこれからの人なんですね。
 
そしてそして、最後の方で奈緒美が卒業を口にしました。突然です。
この番組の中では一番感情の荒波にあって、イヤな目に遭ってるはずなのに、それを見せずにやんわりと受け流して、性格のいい人だなと思います。
ですが、未公開のV見て、メンバーたちともそれぞれ良好な関係だと分かりました。彼女はシェアハウスの体験があったのですね。
まぁどこまで本音かは分かりませんが‥。
でも人って能力だけじゃなくて、こういう穏やかさも貴重な長所なんですね。
侑哉はちゃらんぽらんに見えるし、言葉も態度も雑ですよね。でも何となく皆をつないでるクッションみたいな存在かもしれません。
悠介のラストインタビューでは若いけどしっかりした一面を感じました。
みなそれぞれいい所のある人たちです。

エリック、奈緒美、悠介と3人が卒業。また新しい3人が入ります。
新しい1人はハリウッドを目指して苦労している男の人だとか。また波紋が広がりそう。
 
人生漂流しながら自分の道を追い求めていく人たちです。
あいのりと違い、ぬるいけど、このテンポがちょうどいいのかも。
あれは世界を回りながら旅して恋してという、過酷な撮影でしたからね。
まぁでもあれは最高に面白い番組だったのは間違いありません。

「カルテット」2話の感想

2017-01-26 14:44:40 | ドラマ
つくづく変なドラマだな~と思いました。
今週は、別府の話ですが、同僚の九条という女性社員が唐突に出てきます。
一体この人は何ぞや?と思って見てたら、同僚で気の置けない友達、時々カラオケを一緒に行く、けど隣で寝てても何もないタイプだと打ち明けています。
しかし、この九条さんが突然寿退社するのです。相手は婚活で知り合った男性で、上海の日本企業に勤める人らしい。(菊池さんは「問題のあるレストラン」でもセクハラにあった社員をやってましたね。坂元ドラマの常連さん?)
一方、別府は牧真紀に、恋心を打ち明けます。今までに偶然何度か電気店や蕎麦屋で出会っていたのに声をかけられなかった。だから意識的に出会ったと言います。カラオケ店もそうだと。
「ストーカーじゃないですか」とショックから怒る真紀。
そして夫のことを「いなくなったからと言って、いないわけじゃない。夫は前より一層身近にいる」と話し、感情をあらわにします。
「捨てられた女、舐めんな!」と。この場面にはびっくりしました。
 
このことがあってか、別府は九条と一緒にカラオケ店へ行って、酔いつぶれます。
そして九条の部屋へ泊まります。
事もあろうに、なんと「結婚してください」と言い放ち、一夜を共にしてしまうのです。(おっと、結婚前の女がそれでいいのか。拒否しなさいよ…)
でもそこが34歳の女の鷹揚さなんだろうか。
ベランダで二人、ラーメンを食べながら(何故外で?)「このことはあなたと私のクライマックスにしよう」と告げます。
別府は、真紀から拒否されたために反動でこのような行為をしてしまったのだろうと思われます。(それにしても軽はずみ。妊娠したらどうするんだろう)
一方、相変わらずすずめは真紀の会話を盗聴しています。真紀の夫の母親と会って、盗聴を報告しています。
 
しかし、一貫してグタグタと屁理屈ばかり並べたてる彼らの会話に私はついてけません。
作者は何をやりたいのか。自分の世界観を見せつけたいのか。
でも、これって殺人事件なんでしょ?夫の母親は素人なんかに盗聴頼んでる場合じゃないでしょう。警察へ失踪届を出し、本格的に探してもらうべきですよ。
何を悠長にやってるんだ。
まぁでも、この母親がまた何かのひっかけかもしれないし、ドラマなんて、物の数分で話がひっくり返りますからね。まだ決めつけは早いです。
 
イライラしながら見終えた一時間でした。真紀がどうにも不愉快。そして家森も…。
しかし、今週家森は、知り合いらしいガラの悪い男に因縁つけられてました。何かありそう。
そして来週、すずめの秘密も少し解るようです。

最終回まで、この苛立ちが収まるように見終えたいのですが、どうなることやら。

「突然ですが、明日結婚します」1話の感想

2017-01-24 16:00:21 | ドラマ
初回ですが、なかなか面白かったです。
前半はたらたらと登場人物の紹介、家族や職場、友人や恋愛関係など一通り説明。
それが長くて飽きました。
ちょっと見、パッと目を引く俳優がいないんですよね。脇役はそれなりにベテランが揃っているんですが‥
主役の高梨あすか役は西内まりやさんです。
この人、音楽的にずっと注目していました。これまで出した曲の中で何曲か好きなのがあります。
モデル出身とは思えない多彩さなんですよね。楽器はギター、ドラム、ピアノがやれて作詞作曲も出来、歌声もきれいです。
音楽の新人賞も貰っている。
子供の頃はバドミントンでかなり活躍していたそうです。体つきが筋肉質なのはその為か‥
ぽわーんとした可愛い子のイメージではなくて、頑張り屋の、出来る人です。
今回も銀行のテラーをやっていますが、総合職でセミナーを受けたりしています。ちょっと煙たい感じかな。
でも、ことある毎に「私は専業主婦になりたい」を公言しています。何でそんなに人前で言う必要があるのか…?
しかしなんと、つい最近、5年も付き合った彼氏に振られてしまうのです。そのショックったらありません。
ある日、銀行仲間の金持ちの息子の豪華マンション(すごすぎ)で、偶然、居候にキスされてしまいます。彼はニューヨークへ転勤させられていた名波というアナウンサー。
これがフランプールの人。
しかし、みんなセレブというか、庶民的な人たちではないよな…。
名波の新しい仕事は上手く行っています。朝のワイドショーの司会を勤めているのです。
でも過去にトラブルが‥。名波は不倫をして飛ばされて、2年後に日本へ帰ってきました。
しかし、新しい仕事はその不倫相手のМCなのです。
相手は高岡早紀。うーん、どういう役か想像がつきますね。
名波はこれまでの体験で心に痛手を負っており、絶対に結婚なんかしないと言い張ります。
そして「専業主婦になりたい」というあすかを強くなじるのです。
「人は裏切るんだよ」「もしかして、永遠の愛なんて信じてる?」と。
激しく傷つくあすかでした。
元カレのアパートから自分の持ち物を運び出し雨の中帰るあすか。途中で紙袋が破れ、中身が散らばります。
それを抱えてずぶぬれで家に帰る途中、名波が待ち受けていました。
彼はあすかが話した「子供の頃遊んで夕暮れ家に帰ると母が待っていてくれた橋」で待っていてくれたのです。
あすかの心は揺れ動きます。
しかし後日、名波のパーティで、事件が起きます。名波の過去の不祥事を突然同僚がばらし始めたのです。
騒然とする中、突如あすかが騒ぎ立てる男に近づいて行き、氷水を浴びせかけました。(やるもんだ!すごい!)

そして、心が通ったかのように見えた二人でしたが、いい雰囲気の後、あすかはきっぱりと名波を拒否します。
「結婚を前提とした人以外は排除する」信念に基づいて。

後半、飛ばしましたが、構図が見えてきました。
過去の失敗を引きずる男と、何でだか専業主婦願望の強い女性。そして周りは手ごわい相手ばかり。
専業主婦になぜなりたいのか?そこが不明瞭なんですよね。
「子供が欲しいから」「温かい家庭が作りたいから」「自分の時間が欲しいから」と普通目的を言うでしょう?
なのに「専業主婦」という言葉だけにどうしてこだわるのか、そこが謎です。
まりやさんは気の強い上昇志向のある女の人だけど、真っすぐな所がいいですね。
これからどんな急展開、超展開があるのか、楽しんで見て行きます。

「東京タラレバ娘」1話の感想

2017-01-20 14:48:55 | ドラマ
面白かったです!
番宣に出ていた時とはまるで違い、3人娘は役に完璧にハマっていました。吉高演じる倫子は新米脚本家。(まだネットドラマ数本しか書いてない)
ネイリストの香、居酒屋の看板娘の小雪(大島優子)と3人はいつも小雪の居酒屋でつるんでいます。
事あるごとに集合をかけ、身の上に起こった報告をし、友だちの噂で盛り上がり、飲んだくれています。
大人になった女子のよくある光景ですね。
倫子が8年前に振った男が今はプロデューサーになり、一緒に仕事をしています。
しかも話があるとレストランに呼び出されました。さてはプロポーズか?と身構える倫子。
胸の谷間を見せつけた服で、ドレスアップして行きます。そこで、8年前とは格段に大人の男になった早坂にドキッとします。
ですが、大きく膨らんだ期待は見事に打ち砕かれました。彼は同僚の若いADに恋をしていたのです。
倫子にアドバイスを求めたのでした。

何かと理由をつけて盛り上がり騒ぐ3人に、見かねた金髪の男の客が注意します。
それはすごく辛辣な内容でした。あんたたちは出来そうもない事を仮定して「きれいになったら」「つきあってれば」「本気出したら」とタラとかレバの話にあけくれてる。
まったく現実を生きていない。一生「タラ」「レバ」肴にして飲んだくれてろよ、と吐き捨てるようなセリフを残して去ります。
凍り付く3人…。その通りでした。
4年前に、2020年の東京オリンピックの頃には子供が2人か3人いるだろうと予測してたのに、まだ何も始まっていない。
このままだと3年後浮かれた東京オリンピックに、自分は寂しく取り残されているのだろうか…と不安になるのでした。
そこで急に婚活のためにある会へ出向くのですが、厳しい現実が。30代は相手にされませんでした…。
またまた金髪男から二度目の辛辣な言葉を浴びせられます。「もうあんたたちは女の子じゃない」と‥。
(そりゃあそうでしょう。30なんだから)一念発起して、倫子は早坂に付き合ってほしいと打ち明けようとします。
ですが、もう彼は倫子の後輩の女の子と付き合う約束をしていたのでした。
 
初めのうちはどうせ軽いコメディだろうと笑いながら見ていたけど、後半、それも終わり間近じわじわとシリアスに変わり始めました。似た境遇の人は顔が引きつったはずです。
これほど辛辣に結婚適齢期が終わりそうな人をえぐる話はなかった気がします。
女の人は子供を産める時期が決まっていますから、男性よりシビアなのです。30代前半までに2人産んでおこうと思ったら、逆算して20代後半には相手を見つけ結婚しなければなりません。
仕事を成就させてる暇はないのです。周りの協力があれば別ですけど。
だからホントに相手を見つけるのは真剣勝負なのです。結婚て経済的な安定だけ重視されますけど、子供を産み育てるチャンスも大きいのです。
この3人を見てるとそういうのに全く無頓着ですよね。
幼いよね。
29歳と30歳の境目って本当に緊張しました。この日を境に、二度と20代は返ってこないのだと思うと。
そういう「もう女子は卒業なのだ」という一線を誰もが感じる時があると思います。
でも、年じゃなくて境遇のせいで大人の自覚をして生きてる子供もいますけどね…。
 
倫子は地上波ドラマ第一作の一話目をもう12回も書き直させられている。可哀想‥。苦労はしてるんですよね。
香も、小雪もまだ何も語られてないけど、過去にはかなり色んな事があったんだろうな…。
確かに2013年がもう4年も前です。この4年間何か進歩があっただろうかと思うと、他人ごとではありません。
自分ものうのうとしてられません。2020年までには、して来れなかったことをするために目標を立てて進んでいかねばーと身が引き締まりました。

「カルテット」1話の感想

2017-01-18 15:03:43 | ドラマ
一話目から坂元ワールド全開でした。
どうも副題にサスペンスとついてるように、このドラマはサスペンス仕立てのようです。
舞台は軽井沢。祖父が有名な指揮者である別府は会社勤めしていますが、週末、たまたま偶然に出会った4人でカルテットを作り、別荘で合宿し演奏しようと提案します。
4人は東京のカラオケボックスで同じ時間にドアを出た楽器奏者なのです。
1人はすずめという若い女性。彼女は路上アーティストでしたが、ある高齢の女性から声をかけられて、仕事をしてほしいと頼まれます。
それがどうも牧真紀というバイオリンの元プロ。
松たか子です。
高齢の女性はすずめに、彼女と友達になって欲しい、報酬を払うからと言うのです。
別府は独身のバイオリンを弾く男性。見てると、彼が一番柔軟性に富んでいるようです。
もう一人のバイオリン奏者が家森という、35歳の美容師見習い。彼も相当変わっています。

この4人は軽井沢の別荘で合宿をし、色んな場で演奏することを目指します。
しかし、何度も見慣れている坂元さんの脚本らしく、登場人物の御託が長いです。
夕食に作ったから揚げにレモンをかけるか否かでひとしきり揉め、4人が屁理屈をこねまわします。
「またか‥」とうんざり。でもこの話は後半、真紀の夫の話につながり、彼女の夫婦関係を炙り出すのです。
たまたま4人が出会った不思議な雰囲気の男は、ベンジャミン瀧田というピアニスト。
レストランで「余命9か月のピアニスト」と語って演奏していました。
それがでたらめだと見抜いた真紀は勝手にレストランに訴えて、彼を辞めさせてしまいます。
その代わりに自分たちが出ることになったのですが、そのことでも皆の意見が食い違い‥(ああ面倒くさい)
真紀は妙なたとえを使って彼らを納得させます。「プロになれなかった彼は嘘をついても仕方ない。でも私たちだって同じ」と‥
 
彼らの間に漂う緊張感と違和感。不思議なムードの中で練習は進んでいきます。
謎なのが真紀です。彼女は皆の前で「1年前に夫は失踪した」と告白します。
夫の言動に触れて「いったい夫婦って何なんだろう」と自分の気持ちを吐露します。
しかし、すずめはそんな彼女に時々鋭い質問を投げかけ、周りを閉口させます。
テーブルの下に仕掛けた盗聴器。彼女は会話を録音していました。そして仕事を依頼された女性と会っています。
依頼主が言うには「あの女に息子は殺された」と言うのですが‥。
 
4人ともこだわりの強い性格で、「空気を読まない」人たちばかりです。
一話からビリビリ変なムードが漂ってて、「なんか嫌な感じだなぁ」と思いながら「でも何故?」と気が抜けません。
見るまではこの配役に疑問を持ってたのですが、さすが、演技派ばかり。
みごとに役をこなしています。
松さんのきつさと藝術家肌、松田さんの気の弱さ、高橋さんの抜け目のなさ、満島さんの存在感。
みな個性的で自立しています。
非日常性を楽しむドラマですね。普段とまったく違った世界に行けるのが楽しいです。
10話くらい続くのでしょうか?
松さんが殺人犯だと暴くだけの話にはならないでしょうね、きっと。