今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「せいせいするほど、愛してる」3話の感想

2016-07-28 13:23:19 | ドラマ
今まで全部見てきましたが、これをどう取ればいいのか分からず…
いわゆる昼ドラの類かなと思ってました。
 
でも今回は何か路線がはっきりしてきたというか‥少しわかって来た気がします。
 
タッキーの三好海里が、絵に描いたような素直で癖のない男なんですよね。
そして武井咲さんも同様の素直で曲がったことの嫌いな情熱屋さん。二人全く同じような性格です。
綺麗すぎるというか…だから上司にねたまれたり、嵌められたりするのです。
今回もみごとに嵌められました。援軍なし。

常務のしたことが今一つ分からなかったんだけど、しかし後半、あれよあれよと海里の疑惑が晴れて、ネット販売の会社と専売契約が出来る結末となりました。
 
このドラマ、設定が不思議です。
副社長の位置づけなのに、企画室のような所の一員として働いているし、部長の権限が強くて言い負かされてるし。
何なの?って感じです。
武井は暴走しているし…。
言い出したらキリがないですが、どのドラマも「この仕事場変だなぁ」と思う事しばしです。
まぁ話の都合上色んな所がショートカットしてあるんでしょうけど。
 
今回は騙された常務を説得しに熱海まで参じた海里と、それについて行った(勝手に)未亜でした。
そしてこういう場面にお決まりの突然の事故が起きます。交通機関が止まる。
旅館が一杯→部屋がない→やむなく一緒の部屋→で、気持ちが通じ合い結ばれる
の展開に。
 
しかしベッドシーンはタッキーの裸の背中のショットでしたけど、ジャニーズに応募してこういう場面までする羽目になろうとは‥本人も予期してなかったでしょうね。
大抵ジャニーズの子は「母親が勝手に応募した」というのが多いですから、(恥ずかしい、嵌められた)と実は思ってるんではないでしょうか。
それにしても…下世話な話ですみませんが、こういう一夜を共にするハプニングに出くわした時、女の子ってのは準備が必要ですよね。
日帰りのつもりで下着の替えもないんですよ。考えられません。
駆け込んでコンビニで買うのかしら。
それと、女性はひと月のうち4分の一が生理の期間です。
こういう時によくその期間に合わないもんだなと思ってしまいます。
これはかなり深刻な問題です。私、アホですか?

それにもしここで結ばれてのちに妊娠してしまったら、遅延した電車、交通機関に損害賠償してもいいのでは。それくらい大変な事ですよね。
まぁ冗談ではありますが。
それだけ女性は身を守らなければならない生き物なんですよね。
決して一時の感情で、一生を棒に振らぬようにしましょう…。
 
そして、見ていても人物の関係がまだよくわからないので、公式ホームページで相関図を確認しました。
すると、橋本さん演じる人は三好の妻じゃないんですね。今回ラストで分かりますが。
優香という病院で意識不明になっている女性が滝沢くんの妻らしいです。
未亜は完全に誤解していますよね。
また、三好海里の父親が松平健かと思いきや、「叔父」らしいです。どうなってるんだ?
 
視聴者を半分誤解させたまま話を進めたいのでしょうが、姑息です。
もう少し親切に説明して下さいよ。
三好は何かを必死にこらえているらしい。妻を病床に追いやったのはどうも彼らしい…
 
このドラマの中で光るものがあるとしたら、三好への愛を貫こうとする純粋さ、仕事への意欲でしょう。
誰が見ても清々しくて文句のつけようがない。
これだけ仕事ができて三好への愛情がある人なんて、そういやしない。しかも美人と来てる。(脇役の横澤さんと比べてもその差は明らかです)
これはもうかけがえのない存在でしょう。何を差し置いても三好は未亜を自分のものにしないといけません。
色々と過去にあったことは、仕方ないとして。
その若さと情熱で乗り越えて行きましょう。せいせいするほどまっすぐに。私も応援して行きます。

「営業部長・吉良奈津子」1話の感想

2016-07-24 10:24:49 | ドラマ
何か難しいところを突いて書いてきたなーという印象です。
広告代理店にいて、産休で3年休んで会社復帰した吉良奈津子(松嶋菜々子)は、元敏腕クリエーターとして名をはせていました。
が、産休明け、いきなり営業開発部長に命じられました。
 
「3年も休んで前と同じ待遇だと思うなよ、会社は女性を部長に据えて意識の高い会社として世間にアピールしているんだ」と遠慮なしにはっきり言われます。
営業の経験もないのにいきなり部長とは、これいかに…。
 
そして「開発」のつく胡散臭い部署は何やら訳ありのよう。
復職一日目で早くも上から目線でバッタバッタ社員にダメ出しする奈津子。なかなかしたたかです。
しかし、3年いない間に環境は激変し、広告はデジタルに追われて落ち目。
営業開発部の社員は努力しても営業が取れず、疲れ切って疲弊していたのです。
 
奈津子は昔関わった「北のおやじ」の回転ずしが急成長しているのを見て売り込みに行きます。
しかし6年前、社長は奈津子にCМの制作を依頼したのに、部下に回されてしまったのでした。
その恨みを決して忘れないという社長。
奈津子は6年前に自社がどんなCМを作ったのか調べ、社長に接近します。
そしてプレゼンの承諾を取り付けます。
元部下で今ディレクターの高木と協力して意外なプレゼンで競合会社に迫るも…
残念ながら結果は敗北。
 
しかし社長から次回のチャンスをあげますよという確約を取り付けたのでした。
めでたしめでたし…と思いきや、
実は会社には陰謀があったのでした。
奈津子はこの部署ごと潰されてしまうのか…
色んな話を詰め込んだ、複雑な内容でした。
 

吉良奈津子という産休明けの彼女が職場復帰して子育てしつつ仕事を頑張るというのは女性の共感を呼びそうなのですが‥
ちょっと待てよ、彼女は特別な才能を持つキャリアウーマンなのです。
今回の話も、広告界の話。
6年前のクライアントの私恨だとか、内部のクリエーターとの確執とか、
部署を変えられ理不尽さに驚くが頑張る様子とか、普通の私たちには縁遠い話です。
「ふーん」と眺めるだけの、共感の薄いものでしかないのです。
 
井上さんってこういう、社会の中で切磋琢磨して成長する話が得意ですよね。
まぁどうなのかな。描き方によると思うんだけど、この業界の話が視聴者の気持ちをつかみ引っ張ることができるのか?
今のところ、子育ての大変さは付け足しのような気がしますが‥。
このまま専門的な話に入って行くようなら、飽きられるかもしれませんね。
広告界は今まで特殊な世界でした。(私が思うだけかもしれませんが)
やっぱりその苦労話は少し古い気がしてしまいます。

「家売るオンナ」2話の感想

2016-07-22 15:24:31 | ドラマ
早くも二話目で底の浅さを露呈した感じでした。
家を売るスペシャリストだと言っても、家庭の問題まで解決できっこないでしょ…
という当たり前のことを強引に「家を買い換える」ことで解決してみせるのが三軒家万智という不動産会社のチーフです。
 
今回は引きこもりの息子を抱える夫婦の話でした。
きれいに住んでいる一戸建てで、5千万の価値がありそうな家を売って、2500万のマンションに越したいと言うのです。
しかし何故売値の半分のマンションに越したいのか?なぜ現金を必要とするのかまでは言おうとしません。
しかも一部屋だけ中を万智たちに見せない部屋があり、一階で夫婦と話している時に、二階からトイレの水を流す音が聞こえました。
母親は「時々自動的に洗浄されるトイレだ」と言ってごまかしますが、万智は何かあると睨みます。
 
何と、この家の二階には引きこもって20年になる息子が、家族とも会わず暮らしていたのでした。
万智は、煙を起こし警報器を作動させ、「火事だ」と叫ぶと、二階から息子が走り出てきました。
その姿を見て夫婦もびっくり。いつの間にか青年からおじさんになっていたのです。
あり得ない…ここは笑うところ?
 
その後万智は、段ボール箱を被って現実逃避する息子と話をします。
何でも20年前の会社での粗相が引きこもりの原因らしいのです。
これもまたあり得ない…
しかも、息子はびびる大木です。
いつもテレビで活躍してるので、引きこもりには見えません。もっと暗い人を選べば良かったのに…
 
まぁ息子もダメダメなら親もダメダメで、こんな情けない人たちがいるのかよ~と思いますが、広い世の中、もしかしたらいるかもしれないと思いました。

ウチの近所にも引きこもりが多いです。
ニートというのは、雇われてもいず、教育も受けていない人ということですよね。
そういう人がいる家は親がガードしていて、なかなか他人にも知らせないのです。
息子の存在の気配は全くありません。
しかも確かに10年以上引きこもる子が多いから、人相も変わっているはずなのです。
 
さて、どうやらこの夫婦は、「今から世の中に出て働くということなんて出来ない」と息子の将来を悲観していました。
今の家を売って、中古のマンションを買い、残金を息子の生活費に充てたいというのでした。
 
なんと健気な親…
しかし、それしか本当に方法がなかったのか?
福祉事務所に相談に行ったり、市役所やNPO、幾らでも相談窓口はありそうなもんだけど。
そして万智は、2500万のマンションと1500万のマンションを紹介します。
2500万の方は、一室がボルダリング部屋なのです。夫婦はこの二つの部屋を買う決心をしました。
 
息子はここに越してきて、ボルダリングをし、また引きこもり生活のブログを書き続けて人気となり、3年後に引きこもり評論家になって本もヒットしているそうです。
何で時空が飛ぶの…3年後って…
 
どういう経緯で家主生活がランクアップしたか知らないけど、馬鹿馬鹿しいにも程があります。
なんじゃこれ。見る価値あるんかいと思いました。
 
もっと他の仕事で息子が変われたならすごいけど、結局親に養ってもらってるんでしょ?
視聴者舐めてますよね。
まぁちょっとがっかりな回でしたが、(万智が殺人事件のあった豪邸に住んでるのは家賃が安いからというのも当たり前すぎました)まだまだ色々なパターンが出て来そうなので、批判はほどほどにしておきます。(かなり語ってる?)
 

「HOPE」一話の感想

2016-07-19 08:59:47 | ドラマ
初回の粗筋を書いてみます。

プロの囲碁棋士を目指していた青年が夢破れ、家に引きこもるも、母親が探してきた就職のチャンスに賭けてみようと思い立つ。
総合商社で一か月のインターンをし、その結果正採用になるというのです。
インターン生はみな大卒の才能ある面々。そこに混じって、高卒でアルバイト経験しかない歩が働き、さまざまな経験を積んでいきます。
 
見ていて疑問だらけでついに一時間半終わってしまったのですが、まず、インターン生がいきなり現場に入って、研修も何もなく、即戦力扱いされてること。
普通どう考えても2週間くらいは研修するでしょう。
右も左もわからず現場に立たされて、言葉の意味が分からぬコピーの使い方も分からぬその他もろもろ不手際を怒鳴られ責められています。
そして些細な行動を取り上げ、辛辣なことを言われます。(ひどい…)
そのくせ課長や正社員はドタバタしながらあんまり自分の仕事はしていないよう。
まるで新米をからかう舞台のようです。
 
エンケンは今回はガサツな課長です。
歩をいじりまくって、虐めます。
でも歩は自然に芽生えた頑張りでいくつもの仕事をこなしていきます。
囲碁の先生だった老人から高層ビルの明かりを眺めて「一つ一つの光の下に人生がある。あの下で輝け」と言われ、ビジネスマンとして生きていく覚悟をします。
 
今回は色んなエピソードを一杯詰め込んだ回でした。
パイプ?の後始末の話はいいとしても、歩は機密文書の筈のファイル整理を一人徹夜までしてやっている。インターン生がですよ。
どうもおかしい。
ビジネス本を無理やり脚本にしてるみたいな感じなのです‥。
 
しかし、粗野な課長は実は、歩が落とした起案書の本当の理由を見抜いていました。
そして酔っぱらいながら同僚の課長に食って掛かります。
「おまえの部下のせいで、うちの奴が怒られたんだよ!」と。
それを聞いて歩は感動するのでした。
「うちの奴って言ってくれた…」と。
その気持ちは分かります。他人にかばわれたことのなかった境遇。
歩の寂しさが表れたシーンでした。
男の子は広い社会の中で、周りの人々によって成長するんだなと思いました。
 
「誰だって光になれるんだ。小さな光でも…」と歩は呟きます。このあたり、悲壮感で一杯でした。
 
歩の次の目標は、プレゼンを二人で組んでやり、成功させることのようです。
しかし今の状況で何をどうプレゼンするのか?
まったく内容が見えません。
疑問符だらけですが、当面ハラハラしながら見守って行くのみです…。

「はじめまして、愛しています。」一話の感想

2016-07-16 11:44:37 | ドラマ
遊川和彦さん脚本ということでハスに構えて見たのですが、当てが外れました。
破綻もなく、登場人物も自然です。「これが遊川?」と驚きです。
路線を変えたのか自分らしさを封印したのか。
 
尾野真千子さん演じる梅田美奈はピアニストですが、毎日ピアノ教室で生徒を教えています。
国際コンクールで受賞を目指すという高い目標を持っています。
 
でも目下49連敗と言う不名誉な結果。
彼女の父親は有名な指揮者で、世間的には色眼鏡で見られるし、父親とは交流がないし、孤独です。
でも美奈の夫の善良さや優しさに救われています。
 
不動産の仕事をする信次は、妻がコンクールに受かるまでは子供を作らないという主義を貫いてきました。
でもそろそろ子どもが欲しくなってきたのは隠しようがありません。
美奈は同年代の母親に引け目を感じています。

ある日、美奈は家の庭に一人立っている不審な子供を見つけます。
男の子は5歳で、家から逃げ出して来たのですが、親から虐待され栄養失調で名前もありませんでした。
児童相談所の職員が来て、ひとまず施設に入れられます。
が、信次は彼を特別養子縁組して自分の子にしたいと言い出します。
 
周りはびっくり仰天です。
しかもかなり気持ちが固いよう。やがて美奈の心に変化が現れます。
男の子は2度も梅田家の庭に現れました。一体何でなのか‥大人たちは考えあぐねます。
 
どうやらそれは、美奈の弾くピアノにあったようなのです。
男の子はピアノが気になってしょうがなかった…だから梅田家へやって来たらしいのです。
そして美奈と一緒に男の子は鍵盤に向って弾き始めます‥。
 
ゆっくりと尺を取って話が流れていきます。
時々変なエピソードもありますが、遊川と思えない人間味あふれる話です。
ちょっとしんみりしました。
 
気になったのは、余さんの相談所職員が、何かイヤな感じなんですよね。
不機嫌で横柄で。私の経験で言うと、保健と福祉の関係の職員ってすごくいい人ばっかりでした。
だからこういう役作りが腹立つんですよね。
 
まぁとにかく、尾野さんのキャラクターは真面目で不器用、だけど言うべき所ははっきり言う強い性格です。好感が持てます。
最後は特別養子縁組したいと、職員の前で宣言しました。
 
来週は親の資格があるか審査されて、それから養子を育てる難しさを描いていくのでしょう。
見ごたえがありそうですね。
そして音楽の道は諦めてしまうのか…
 
藤さんが出てますね。彼はその昔トレンディドラマに出ていました。
大原麗子と言い合っていた頃が懐かしい。今はまた別のカッコよさです。
子役さんもどんな演技を見せてくれるのか、期待したいですね。