今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

隠れ大義?

2017-09-30 11:12:38 | 政治経済
急転直下の衆議院解散で政界が激震しています。
一週間前までは誰も予想していなかった動きです。
小池さん、都政を放り出して何してるのかと怒りを感じた数日前ですが、突然民進党が希望に合流(苦肉の策)だって。
もう必死もいいとこ。
前原さん大変ですね、苦渋が滲みます。顔で笑って心で泣いて。
昨日は民進党のすべてを受け入れるわけではないと、小池さんが宣言しました。
いつからこんなにリーダーシップを握るようになったの?
きっと野党がだらしないからでしょう。
リベラルを全て切って、入れる人を精査するようなのです。
つまり民進党の中には極左の人もいるのですよね。学生運動で過激派やってた人たちがいるんですから。
そういう人たちを排除する、護憲派と安保法制反対派を切る。小池さんって実は極右らしいですね。
すごいですねー、もう都知事の粋を脱して国政にジャンプしそうです。
風向きを読んで勢いに乗るという、このままもし自民を倒したら、与党です。
大したもんだー。
安倍さんも真っ青な思いがけない敵が現れました。
 
都政をぶんなげて、お前は一体、何がしたいのかと怒りに燃えた人たちがいました。
テレビで多くのコメンテーターが怒ってました。
が、1日経って見回すと、自民も希望も民進も、どっちもどっちだなと。
議員になりたい人たちが右往左往し、どこを向いても三文役者ばかりなので、呆れてしまいます。
このまま行くと、民進党が野党第一党ではなく自民党の兄弟分が野党になってしまう、のでしょうか。
大儀なき解散が仇花を生んでしまったようです。
 
追記・
昨夜たまたま「朝生」を少しだけ見ていたら、ななんと、田原さんが爆弾発言を。
政府の裏情報ですが、北朝鮮は今年秋から年末にかけて崩壊するらしいというのです。
米韓の緻密な情報なのかしらね。だから選挙を前倒しでやってしまおうとしているらしい。
隠れ大義は「北朝鮮の崩壊」ということなのでしょうか。ほーかい、って駄洒落言ってる場合じゃない。

「カンナさーん!」最終話の感想

2017-09-22 10:38:34 | ドラマ
別に書かなくてもいいと思われるドラマでしたが、最後なので一言書いておきます。
ガーリーセバスチャンが閉鎖されて次のブランドの採用試験にも落ちたカンナさんは、新しい仕事を求めて面接を受けに奔走していますが、悉くダメ…。
しかも礼は礼で、こともあろうに受注先が倒産して5千万の負債をまるかぶり。ありますか?制作会社なのに。製造業じゃないんですよ、どこに在庫があるの。
そんな大借金を、得意先に頭を下げるだけでしかも自分の力だけで返そうとしています。
もーこのドラマ一つ一つが非現実的で軽い。
カンナさんはそんな中ギンギラにおしゃれして、めげずに就活に励んでいますが現実は厳しいです。
ふと見た建設現場で働く女の人を見てカッコイイと思い、そこで働くことにしました。
作業着に着替えたカンナが、何故か似合っています。現場で肉体労働に励みます。
そこへとうに忘れていたニックさんがカンナに会いに帰ってきます。
何で今頃…。
でもさほどの影響もなく、復縁したがっている礼を後押ししただけでした。
 
このドラマ、どこに需要があったのかと思う内容でしたが、普通のサイズの女の人がしおらしくやったらまったく普通でしたね。
渡辺直美がやったから、どこか宇宙人のような謎の生物が、健気に頑張ってる主人公という事で印象に残ったのだと思います。
言ってみれば渡辺直美の宣伝番組だったかのような。
 
大体、普通の女の人の繊細な感情がなかったですもんね。浮気されても、その相手と普通に会って行動を共にしてるし。
浮気されたらすぐに離婚して、その後ウジウジせずにまた普通に元夫の家族と付き合ってる。
複雑な感情なし、こだわりなし、自己嫌悪なし、どこまでも明るくお人好し。
これまでも、ずっとマイナーな出来事ばっかりでした。見ててつらいことばかり。
夫の浮気、離婚、新しい恋人との別れ、勤め先のブランドの閉鎖、失職。
元夫の仕事の失敗、と何一ついいことがなかった。
主人公がこんな巨体のテカテカの女の人でなかったら暗くて見てられません。

それでも長所がありました。明るくて元気で、自分を嘆かない。その一点突破で、彼女は生きているのです。
最後は礼と復縁し、(嘘くさい演出、まるで漫画。でも許せてしまう)子供は可愛いし旦那はハンサム。
まぁいいんじゃないの、と思えてしまうから不思議です。
 
人間って単純な方が生きやすいのかなー、そして前を向いて生きるあっぱれさ、そこだけに感心しました。
最後の最後で、今話題の斉藤由貴がなにやら息子の借金を全部返せるような事をほのめかしました。ここでも義母がキーパソン。
少し元気が出ましたね。時々うるっと来ました。また続編が出たら見たいです。
 

「愛してたって、秘密はある。」最終話の感想

2017-09-18 18:01:41 | ドラマ
いやはや、最終話でどんでん返しでした。
今まで積み上げてきたものを全てひっくり返すような新しい事実が出てきました。
なるほど、今までどこにもその黒幕の存在を明かしてこなかったのは、それなりの理由がありました。
登場人物の誰にも犯人らしい様子が見えなかったのは…
なんと、黎が二重人格だったのです。これまで現れたことのなかった第二の人格「サク」が、その姿を現したのです。
朔は軽薄で荒々しく、暴力も振るう破壊的な人。
これまでの大人しい黎からは考えられない人格。

こうもはっきり二つの人間に分裂するもんでしょうか。朔が入れ替われば、理性を投げ捨てやりたい放題。実際やっていたのです。
庭に穴を掘ったのも、父親の日記のコピーをまき散らしたのも、爽のあとをつけたのも、風見のキーホルダーを盗んだのもサク。
そのサクをかばって更に酷い事をしたのが母親でした。
家に規制線を張ったり、しゃれこうべと凶器を爽に送ったのも母。
すべては分裂した黎の分身サクと、母親の仕業でした…。
 
なんでしょう、トカゲが自分のしっぽ食べてるような展開は。
犯人を二重人格の一方にするのは筋書きとしてあってはならない掟破りじゃないんですか?
するってえと、周りの人は風見さんも立花検事も、虎太郎も、女子高生も、視聴者の目を欺く役柄だったのね。
まー…

しかしすべての謎の解明を、いとも簡単に刑務所の接見で告白してしまう母親でした。
大急ぎですね。
そして、自首すると言いつつしないでゴロついている黎を(実は朔)、爽が会いに行って、簡単に警察に捕まえられてしまいます…。
こんなあっさりかよ。
 
爽は決心します。
逮捕された黎の意志をついで、罪を犯さるざるを得なかった弱い人たちの力になる、その為に弁護士になるのだと父親に宣言します。
彼女は強いですね。
未来さんの弁護士と黎の母親が自分たちの罪を認め合って慰め合い「あなたはいい母親だった」と涙ぐむ場面が、今までの出来事を昇華させているかのようです。
最後は黎と爽がお互いの愛を確かめ合う場面で終わりますが‥。
 
しかし!実際には何も解決していないのでした。サクはまだ以前として黎の中にいるのてした。
「バラの香りがする」という言葉がきっかけで朔の人格に入れ替わるようです。
 
すぐ後に、続編がHuluで配信されるというお知らせがあります。
今回のいい終わり方をあざ笑うように、朔が大声で叫んでいるではありませんか。
どうやらこれまでの脅迫の全貌を告白し、黎の体を乗っ取ろうとしているらしい。
その二人の戦いを、これから配信すると言うのです。
さすが秋元。負けず嫌いですね。
 
なんだか、モヤモヤする最後でした。あんな人格崩壊した姿なんか、見たくなかった。
なんでぶちこわしで終わるんだろう。まったくスカッとしません。
(10時30分という時間帯の意味が何となく分かりました。良くも悪くも中途半端だったかもしれません。内容的に11時後半の粋だったような)
でもまぁ、…結構謎解きが楽しかったです。

「過保護のカホコ」最終話の感想

2017-09-16 11:20:36 | ドラマ
最終回が目白押しです。これは意外にも最終話なのにぎゅうぎゅう中身がありましたね。
初くんと結婚したくて両親に意志を告げる二人でした。
…でもなんか性急だったなぁ。
ばあばが余命が短いから結婚して子供見せるってのが発端じゃなかったっけ。
そして、初くんも、いつカホコのことを好きになったのか、はっきりしないんですよね。
初の心の移り変わりが見えなくて、ずっと気になっていました。
 
まーでも、親子の掛け合いとか、面白くて飽きなかったです。
泉に結婚を許してもらう場面で、泉がカホコをどんなに大事に育ててきたを言うセリフの後に、初に対して「あなたにその覚悟があるの?せいぜい愛するだけでしょう」と言い始めます。
ここから言いがかりになり、「あなたはね、無駄に爽やかだし、浮気でもしそう」とか「ピカソを超えるって言ったけど、あの人女癖が悪かったから、それを超えるって意味じゃ」と、理の通らないイチャモンをつけます。こういう所が面白いなぁと思います。
お父さんも、これまでは妻に強い事を言えずに悶々としてきたのに、急に変わります。
バージンロードで初くんに「カホコを不幸にしたら殺す」とか耳元で言います。
このようなハチャメチャな所が遊川さんなのです。
 
教会の結婚式はすったもんだして、叔母たちの準備が台無しになります。
そこに結婚式の支度をすませたケースをたくさん積んで、やって来たのが母親の泉。
ずっと教会へ行くのを迷っていましたが、自分の行動半径の境界線を破って、(ここがポイント)教会へ着きます。ここで彼女は自分の壁を破ったのです。
そして、施設に現れるや否や親戚の人たちに準備の采配をし、指輪やウェディングドレスまで用意し、最後はなんと糸ちゃんまで頼んでチェロを演奏してもらいました。
いや~、最後の最後でうまくまとめたものです。感服します。
みごとに結婚式は取り行われました。
 
結婚後、カホコと初はじいじの家へ引っ越し、この家族と家を守ると言うのです。なーるほど。
一年後、じいじの家でかいがいしく働くカホコがいました。
家を守ると言うのがどんなに大変な事か身に染みて解ってきました。
根本家の実家の方は、妹が新しい仕事を始めました。養護施設、託児所、学習塾が一つになった施設を立ち上げたのです。
そこでカホコも働いて子供たちの面倒を見ています。
ここの人たちの今までのグタグタぶりが、嘘のようなハッピーな結末です。これを見て「良かったなぁ」と心から思いました。
 
結局カホコが両親の手から離れて自立し、親子共に成長する話というのではなく、初に手を借りてダメダメな親戚の仲を取り持ち、ばあばの遺志を継いだという内輪の話でした。
8回やそこらじゃ、画家志望の彼と世の中に出て成功する話は書ききれないですもんね。
コメディというかホームドラマでした。そう思って見たら納得です。
 
キャラクターも面白く、(特に平泉さんのダメっぷりがおかしかった。濱田さんもリアルでした)
後半初くんの演技がややワンパターンになってきましたが…、三田さんもいい味出してきれいでした。
カホコはまぁ一番の立役者です。
肩の力を抜いて、隅々まで楽しめるドラマになっていました。
この続きを、すぐには見たいと思わないけど、何年かしたらまた見たくなりそうです。
カホコだけじゃなくそれぞれの人たちがどうなったのか知りたい気がします。
3か月の完走でした。関係者の皆様、ご苦労様でした。

「コード・ブルー」9話の感想

2017-09-12 19:25:41 | ドラマ
登場人物それぞれの事情が急展開し、慌ただしさの中で更に急患が運び込まれ目が離せません。
各人が色んな事情を抱えて、問題に直面します。
灰谷はヘリのあの事でPTSDになっています。はるかは藤川がヘリに乗るのを今まで通りには見過ごせません。緋山は、センターの医局長への誘いがあります。
一人ウキウキしている彼女。しかし意中の相手、板さんに転院を勧めると、彼は首を振ります。「今まで元嫁にも自分の夢で迷惑をかけてきた。障害を持った今、あなたの夢まで奪うことは出来ない」と言うのです。
そんな緋山を陰で慕っていたらしい名取。彼は実家の病院へ移ると言います。
なんでも、実力者の医者の父親から圧力がかかったよう。
この間の名取の針刺しが父親の顔に泥を塗ると受け取られ、今の勤めをやめさせられそうなのです。
(そんな…。親が子供の不祥事を気にしていたら、黒木さんとか高畑さんなんかどうなるの?)
 
藍沢は、奏の手術の結果に責任を感じて、トロントへは(留学?)行かないと言うのです。
そんな藍沢を励ますガッキー。「あなたがいなくなったら、皆強くなろうと頑張る」から、と。
藍沢が有能な医師だと解るけど、どうも山下さんのポーカーフェイスがそれを感じさせない。
この二人実は信頼し合ってるんだろうか。
来週でそれが露わになるのか?
エピソードがこれでもかと投げかけられます。

椎名さんの息子はドナーが見つかりました。が、子供らしくない理由で拒否するのです。
こういうところがねぇ…。作者が自分の思想を語らせてるようです。
「父親が元の父親になってくれるように、僕は移植を拒否します」なんて子供の理屈じゃない。
 
また、今回は障害者の競技で勝ち続けている選手が新たな事故で担ぎ込まれますが、少しして急変します。なんと、14年前の事故の後遺症で大出血したのてす。手の施しようのない事態で、彼は亡くなりました。落ち込む医者たち。
その後、車いす選手達の話し合いがありました。
彼の人生を勝手に総括して、庇ったかに見せて貶めた感じがしました。
これは明らかにやりすぎです。
 
一人一人課題を抱えこんで重たくなって、最後は病むか離れるかになってしまう。
昔、救命のドキュメンタリーを見た時も割とそんな感じでした。この仕事はあまり長く続かないんだそうです。
よく分からないけど、緻密に書くとこのドラマに近くなるのでしょうか…。
 
最後に新しい事故が起きます。
開通する地下鉄のイベントで、中を歩くという催しで天井が崩落しました。
300名に災難が襲いました。(日本なのに…あり得ない)
駆けつけるドクターヘリ。瓦礫や煙、けが人、遺体などで現場は大混乱です。しかしこのセットはすごかった。フジテレビ、頑張ったなぁ。
救助している内に天井から異常な音がして、水が押し寄せました。二次災害です。
巻き込まれた藍沢たち…
さぁどうなるのか。目が離せません。
心臓に悪いです。
藍沢は瓦礫の中で身動きしません。
 
来週が最終回です。藍沢は助け出されて、手術で生命の危機を脱するんだろうか。
そして、何年か後に話が飛んで、医師に復帰したところで終わる、なんてね。
もう一人の医者は(浅利くん)…亡くなるのかな。名取は家には帰らないでしょう。緋山もセンター行きを断りそう。
灰谷は活躍してPTSDを克服。そんな感じかな。最後に白石と藍沢が愛情を確かめ合う、のでは。

うーん、なかなか見応えがありましたが、このドラマ、何故か非常に疲れました。