今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「TAKE FIVE」第二話の感想

2013-04-27 17:10:11 | ドラマ

第一話はかなり派手で大がかりな展開で、気を引きましたが、二話は割と淡々とした話でした。
計画倒産に、恋人への裏切り、逆指紋、テレビの中の隠し金。ポイントはそんな所ですか。

盗みの手口はアナログな感じで、実際の犯行ってそんなもんなんだろうなと思いました。
所で、キャストなんですが、どうも今ひとつパッとしないんですよね。
皆いい人ばかりのような‥、本当に悪そうな人がいないのが物足りない。
自分だけの感じ方だと思うけど、唐沢さんが、何か軽いんですよね。
何者かいつもはっきりしない、何かを背負ってる風でもなし、ケロッとした感じで、目ばかりギョロッとしてて。もっと他の人いなかったのかなぁ。
更に昨日の配役は、田中さんや西村さんが、凄みに欠けてて悪人に見えなかった。
松雪さんが一人で立ち向かってるけど、華奢すぎて「無理でしょう」と言いたくなります。
何かドスの効いた人が一人くらいいても良さそうなんですがね。

吾郎ちゃんはいいですね。あのシャープさ。警察なのに盗人なんて。
でもそういう事件ありましたからね。暴力団と繋がってたっていうのが。
あり得ないことではない。

彼は以前潜入捜査員のドラマやってましたよね。ホントにSMAPにいるのが勿体ないくらいの性格俳優になりましたね。

最後の方でちょっと場面が飛んで、松雪さんが階段を駆け上がってくる後に部屋へ入ったら、TAKE5の連中がいなくなっていた。
吾郎さんが「既にもぬけの殻でした」みたいな事を言う。

そして西村さんが「盗人?僕は見てませんよ」と取調室で語る。恋人に裏切られた抵抗でしょう。
あの辺の説明が足りませんでしたね。

そして、盗んだ金がいつの間にか生徒たちに返されていた。どうやって?
吾郎ちゃんがキチンと分けて返したのでしょうが、その説明も省いていた。最後大急ぎでした。
短い時間に終わらせる為に簡潔にしたとしてもちょっとはしょり過ぎかな、と思いました。

さて、あの数分の間にどうやって彼らは金を持って逃げたのでしょう?
種明かしを見たかったですね。


「痛快!ビッグダディ!」の感想

2013-04-22 16:26:44 | エンタメ

何と、4時間ぶっ続けのスペシャル番組、とうとう最後まで見ちゃいました。
そんなに急展開はなかったんですけどね、気になるものだからお終いまで付き合いました。
魅力は、ドキュメンタリーだからでしょうね。
けんかしたり分かれたりくっついたり、とにかく生々しいですよね。
小豆島で接骨院開業して、落ち着いたかと思いきや、二つの家族に分かれて暮らして、さしたる理由もないのにダディの方から分かれたい、と。
「?」って感じでしたよね。妻の美奈ちゃんはそれなりに頑張ってる。口げんかはあっても、いい妻じゃないんですか。それを離婚って‥、ダディの我が儘にしか見えません。

何故かな?さすがにダディは疲れたんじゃないですか?一人で8人育てて、更に5人増えて、また新しい命が出来て、連れ子は自分の子供じゃないんでしょ。14人の子育てとその責任だなんて、荷が重すぎます。
ダディの作る家庭料理は質素だけど美味しそうで、これが魅力なんですよね。

でも、子供に覇気がないと言うか、調和を保ってるけど、バイタリティがない気がする。
岩手、奄美、名古屋、小豆島と短い間に転居して環境は激変。
三つ子が加わったり新しいお母さんが出来たり、連れ子が兄弟になったり。
そりゃあすごい経験の連続なんだから、順応するだけでもエライのに、バイタリティどころじゃないか。


毎回気になるのは部屋の汚さでした。
物が無造作にばらまかれてて、洗った食器はカゴに山積み。
子供はもっと家事してもいいんでは?と思ってました。

岩手に出てもダディは就職ならず。なら、子供たちは夕刊配達とかもっと何かあるんじゃないの新聞配達って月8万くらい貰えるそうですね。
子供たちはドンドン大きくなって行く。成長の早さにびっくりです。元妻の娘のつむみちゃん、昨日見たら4歳になっていた。産むところから見てたからね。子供ってあっという間なんだ~。
しかし家の中にカメラがあるっていうのは、どんな感じなんだろ。嫌だろうな。
ダディの子供たちは割り切ってるだろうけど、妻の方は、まだ子供たち小さいのに‥。


ダディは年々生彩がなくなっていますね。
早く子供たちから解放されて、新しい人生をやり直したいと思ってらっしゃるんでしょうか?一方の美奈さんは、かなり成長されましたね。
ダディの子育てを見習って、それに沿って自分の子育てもしているように見受けられました。

何年間も見続けて、思いました。
沢山の子供を育てたからと言って「ビッグ」な人とは言い切れない。

子供の数とビッグさは関係ない。むしろ生活を晒したお陰で、人間性まで問われたり見たくない現実まで公開することになってしまいましたね。
子供たちの爽やかさと素朴さが救いでした。
これが最終回か?はたまた続きがあるのか?その辺はぼかしていました。
また見るだろうなぁ、きっと‥。


「雲の階段」一話の感想

2013-04-20 08:30:44 | ドラマ

録画を見た感想です。
初回は舞台と登場人物の説明に終わるんですよね?と思ったらいきなりのカウンターパンチ。
ベッドシーンあり、無資格医の手術シーンありの激しさ、びっくりでした。
子宮外妊娠の手術では血がドバドバ出ること出ること。
医者なしだから叫び合いながらパニックになりつつやっている。
凄いっ!直視できませんでしたね。

長谷川博巳って、今までいいと思った事がなかったんですけど、今回はイイ!
シャイで陰のある、そして謎だらけの人物にぴったりです。
そんな彼を「指が美しいんだよなー」という不思議な観察眼で、無資格の外科医として育てようとしている大友康平。この辺は渡辺淳一らしい表現なんですかね。

しかし「人口500人の離島」という設定らしいです。
私も人口150人足らずの島の人の話を聞いたことがあります。
彼によると「もし嵐の日に病人が出たら、ヘリコプターで移送するか、あるいは決死の覚悟で船を出すんです」と。
島には週一度か二度通いの医者が来るだけらしい。
その話を聞いて、島って住むのはどんなに大変な所か改めて認識した次第です。

稲森さんのしっとりした雰囲気、弱さと可愛らしさ。「クレオパトラな女たち」も良かったけど、今回も合っています。
長谷川さんと稲森さんが本物の恋人に見えてしょうがありませんでした。
下世話な話ですが、ベッドシーンの時、俳優って興奮しないんでしょうかね。
ふと思いました。

古谷一行は昔、週刊誌で「ドラマでも実際こ興奮しますよ。小川知子さんとの時は特にそうだったな」と話してましたね。
これからの展開としては、長谷川がどんどん腕を上げてオペが上手くなっていく。
どこからかの告発で無資格医ということがばれる。
無資格医の方が、普通の医者よりずっと人間味があり腕も良い。
ならば医者って何だ?
という問いかけ。
回りとの絡み。どんどん変わって行く。
でしょうか。
考えてみると、ある意味ブラックジャック的なコンセプトなのかもしれません。

今期のドラマの中で一押しですね。


「ガリレオ」第一話の感想

2013-04-16 16:01:00 | ドラマ

昨日の初回の放送を録画で見ました。
面白かったですね~。
キャストも力が入ってて豪華メンバーでした。
柴崎コウから吉高へのバトンのストーリーも自然でした。
しかし、どうもあの苦愛の会?とかいうカルト団体が、見ていてオウム真理教と被ってしまいます。
オウム真理教の一連の報道って何年続いたんでしたっけ?
あそこで起こったありとあらゆる事柄が次々に思い出されて、もうややこしいったらありゃしない。

昨日のドラマでは、一人が内部の金を着服してたとかで、教祖の大沢たかおが浄化の意味を込めて念を送ると(実はマイクロ波)その人は熱さに耐えかねて、窓から落ちて亡くなってしまう。
それだけの事件の謎を解くというのが、過去のオウムの事件からすると小さいなぁと感じてしまいました。
オウムで起こってた事って、本当に信じられない事ばっかりでしたからね。
事実は小説よりも奇なり、とはよく言ったもんです。

福山は以前のイメージ通り、クールで孤高で、吉高との掛け合いも抜群でした。
突然数式を書き出すお決まりのシーンもありましたしね。
吉高は女らしくなくて、言動がやや粗暴です。しかし仕事柄、あんなもんでしょう。
言いたいことをストレートに言うのって、むしろ気持ちがいい。
遠慮なんてお構いなしですもんね。でも何か湯川との溝が深い気がしました。
別にラブコメディではないんだから、ドラマの相棒という位置なんでしょうね。
とにかく昨日のは良く練られた脚本で、無駄がない良いドラマでした。
自分で勝手にオウム真理教の記憶に煽られたのが残念でした。
来週も楽しみです。


「ミュージックポートレイト」の感想

2013-04-12 16:16:29 | エンタメ

昨夜のNHK教育「ミュージックポートレイト」は良かったです。
深夜11時25分から30分、ゲストはデヴィ夫人×鳥越俊太郎さん。
同い年ながら全く違う人生を生きてきた二人が、心に残る歌10曲を選び出し紹介するという内容です。昨日はその二回目。
撮影場所はどこかのレストランかと思われますが、重厚な雰囲気で、お二人の怒濤の人生にマッチしていました。

元々私はどんな良い番組でも、その間に騒々しいCMが入るのが嫌で、特に深夜はCMが我慢できないので殆どNHKを見ています。
昨日はたまたまつけて見ていたのですが、段々雰囲気に引き込まれました。
淡々と曲を紹介しつつ自分の人生を振り返る。
深みと気品があって、癒されました。

昨日紹介された曲はどれも割合メジャーなものばかりでしたが、何故かなるほどなと納得が行きました。

デヴィ夫人はこれまでの色々な騒動や番組での言動を見るにつけ、気が強くて簡単には負けない凄い人という印象です。
ですが、ご本人は「今が一番幸せ。これまで色んな事があったけど、今は利発な孫がいて、娘も幸せで人生の中で最も安定している時期」だとか。
73歳、そういう心境になられるのは理想ですね。

方や鳥越さんは、世界中を飛び回って前線で取材を続けて来ましたが、最近では直腸癌、肺ガン、肝臓癌にかかり、手術と闘病を繰り返してきました。
現在は健康になられて仕事も以前の3倍しておられるそうです。
実は私はどちらもあまり好きではなかったのですが、これを見て印象が変わりました。
二人とも自分の人生を肯定しておられるのが良い感じでした。

こういうしっとりした番組が作れるのはNHKしかないんだろうなぁ。
再放送は18日だそうです。

お二人の選曲は次の通りです。

デヴィ夫人

ハンガリー舞曲
ダッタン人の踊り
地上の星
花のワルツ
荒城の月

鳥越さん

A case of you
軍隊ポロネーズ
ウィートランド

交響曲第40番