今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「M 愛すべき人がいて」5話の感想

2020-06-21 16:28:19 | 読書感想

今週はいよいよマサ率いるアユと流川率いるアクセルズのデビュー対決です。
二つを同時デビューさせオリコンの順位を競わせます。

マサの気迫は凄まじいです。
渋谷をアユに染めると意気込み、大型モニターでアユのデビュー曲の宣伝を流したり、看板も増やしテレビCMも流します。
対抗するアクセルズの焦りは大きくなります。

冒頭礼香がいきなりウェディングドレスで現れます。
そして「結婚してくれるって言ったよね?」とマサに迫ります。
そんな姿に動揺もせずマサが言い放ったのは「結婚は出来ない」という一言でした。
礼香は身もだえして「約束違反~!」と叫びます。マサの気持ちはほぼ固まっていました。

アユが書いたマサへの告白の手紙、その返事はマサのFAXでした。
初めて自分の愛情に気づくマサでした。そうして、二人は会いに走り、横断歩道の真ん中で抱擁。海の前でも抱擁。
周りを顧みず、礼香の異常さにも眉一つ動かさない強いマサがそこにいました。

アクセルズのリサは嫉妬に駆られてアユの前でシングル版を折ってみせます。
それをじっと陰から見ているマサ。背後からぬっと現れて呪いのような言葉を吐く礼香がいました。

流川はリサを黒川の所へ行かせました。これって枕ってことですか?
そんな自分は最低だとマサの前で流川が自暴自棄になります。
マサは「もっと他にすることあるだろう」「人の人生背負ってるのに人のせいにしてるんじゃねぇ!」
「もっとカッコ悪く生きろ!」となじります。

振られた礼香はこんどは流川に近づきます。
ジェラルミンケースにお金を詰め込んで運んできます。大浜?からの指示で流川にデビュー日に大量のアクセルズのCDを買えというのです。
つまりインチキを勧めているのでした。
ここでも大胆に礼香は流川に接吻し、流川の目の中に闘志が芽生えます。

デビューから一週間過が過ぎ、オリコンの順位が発表されました。
なんと、買い取り作戦が成功してアクセルズは18位、アユは20位でした。でもマサは揺るぎません。これからだと思っているよう。
礼香は大花社長にアユが書いたマサへのラブレターを見せます。
大花社長はマサを潰したくてギラギラしています。

CDは10万人が買ってくれました。
休暇を取り一日二人で過ごすマサとアユでした。絆はますます強くなります。

翌週はアクセルズとアユがオリコン同位でした。
アユはラジオに出、自分のことをアユ、アユと呼んで視聴者から批判されます。
バカかと言う声が多く、「アユはバカ」という言葉がキャッチフレーズのように飛び交いました。
なんとオリコンでは逆転が起きます。アクセルズは50位、アユが9位になりました。

次の目標はアユのファーストアルバムです。

オールナイトニッポンに出演したアユは自らをバカと称し「バカだから夢が見られる」と開き直ります。
「アユと一緒に馬鹿になろう」「アユと一緒に虹を渡ろう」「アユを信じろ」と視聴者に語りかけます。

初めてのアルバムがリリースされました。なんと、初登場1位で一週間で150万枚の売り上げです。
「これが神様の答えだ、時代を作るぞ!」マサは意気揚々と叫びます。

ステージで歌を歌いながら観客が踊る姿を見て感動するアユ。そんな彼女に嫉妬する人たちが近づいていきます。
礼香はホテルでの二人を隠し撮りした写真を大浜社長に見せています。
歯ぎしりしながら「許さな~い~」と叫んでいます…

今週はここまで。
礼香の怪演とアユと言う言葉がしつこく繰り返さた印象です。

終わってみれば、アユは受け身で、マサが思い切ったプロモーションをかけ、一大センセーションを成し遂げました。
マサに怒り暴走する礼香、マサを陥れる上司など、あんまり二人の話という感じではありませんでした。

「プロデューサーが自分のタレントに手をつける」というやってはいけない事が気になります。
成功を信じて猛進するマサはまるで熱に浮かされているかのよう。ここまでしないと歌はヒットしないのか。
アユを好きだというのは言い訳で、そうした方が自分を奮い立たらせれるから好きになったのか?

ドラマとは言え、なんだか危ない業界のようです。
ヤバイ人たちが集まる世界、礼香は精神を病んだ人のようです。

この時代漠然と流れていた歌の裏側にこんなドロドロがあったとは…
もう平成は終わった時代。だから今さら暴露しても遠い昔の話だと笑って語り捨てられる話なのでしょうか。

 


仙台市を舞台にした小説

2020-04-07 10:15:44 | 読書感想

ご当地小説、というか宮城県の仙台市を舞台にした小説を取りあげてみます。
「シャングリラ通り」椎名羽津実

これは仙台市の宮町にある古いアパート「シャングリラアパート」に住む蹄一という13歳の男の子が主人公です。
この辺りは昔遊郭などがあった花街通りで、その名残は今はありません。
でも昔の地名があちこちに残っていて、蹄一はこの土地がどんなだったのか興味を引かれます。

蹄一の父親は長期不在で、何をしているか蹄一は知りません。時々来てくれる義母のような人とその娘が唯一の身よりです。
毎日を一人で暮らしています。やがてクラスで虐められ学校にも行かなくなった蹄一は大家の浩司の部屋に居着いて過ごします。
そこで、学校では教わらなかった経済や金融の知識を浩司に教えられます。
近くに住んでいる少女多栄子との友情、宮町の古きを尋ねてやって来た麻子おばさんなど、さまざまな人と出会って、蹄一は少しずつ変わって行きます。

途中冗長で読むのが飽きたりしましたが、面白かったです。

主人公の性格ですが、蹄一は天真爛漫ですがなぜか虚無的です。
思いのままをぶつけて担任の先生が絶句したりします。
「普通の大人になる覚悟のある人しか、勉強は意味がない」とか「将来は仙人になりたい」などと言ってケロリとしています。
醒めてるのに行動が子供というアンバランス。
浩司の不在の時にパソコンをいじって大金を稼ぎ、それをリュックに詰めて他の人の為に役立てようとしたりします。

最後の方で「あーこういう話だったのか」と意味が分かりました。迷走して、行き着く先は割と単純でした。
読んでいる内にキャストが自然に浮かんできました。
担任の先生は吉岡里穂とか、浩司は阿部サダヲ…。(妄想です)登場人物たちがみんな生き生きとしています。

クリスロード、一番町、小田原七丁目公園、旅篭町、花京院ロイヤルホスト、電力ビル。
地元を知る人には懐かしく、こみ上げてくるものがあります。貧乏もいじめも何てことないさ、と気持ちが温かくなる小説でした。

 


「僕の初恋をキミに捧ぐ」最終話の感想

2019-03-05 08:55:20 | 読書感想

あっさりと終わってしまいました。
間違って「大人の土ドラ」を録画予約してしまい、こちらが見られませんでした。でも公式サイトで見る事が出来ました。

王子キャラの上級生、昴が道ばたで倒れ、事故の後遺症でまさかの脳死状態に。
そして展開が荒っぽいのですが、彼の心臓を逞にに移植するというのがあっという間に決まってしまいます。親が承諾しました。
そんな簡単にできるものなの?適合検査とか順番もあるだろうに。
ところで、脳死というのはそのままだと一週間後には完全に脳の機能が止まって死に到る、死が確実の状態なのです。
なのに、その後も脳死が回復したとか言う場面があり、もうメチャクチャ。

逞は病院を抜け出して行方がわからなくなります。繭が探し出し、二人で一夜を過ごしました。
そして拓磨は繭に結婚を申し込みます。二人は、結婚式を挙げます。

悩んだ挙げ句、逞は心臓移植はしないことにしました。別の難しい手術をすることにしたのです。
それがどんな手術かについては一切説明無し。そしてこの病院には繭の父親しかいないんかい?と思ったくらい繭の父親が診察をし、執刀もします。

逞は繭に遺書を書いていました。屋上でそれを読む繭でした。
逞は元気になったらしたい事を挙げ、書き連ねます。子供っぽい文章に繭は微笑みます。
最後の方に「もし自分が死んだら、繭は別の誰かと自分の分まで幸せになって欲しい」と書いてありました。
逞は書きながら「死にたくない。もっと生きたい」と号泣していました。唯一彼の感情があふれ出した場面でした。
ベンチで思いに耽る繭に、後ろから逞の声が聞こえます。振り向いて笑顔になる繭‥
そこで、終わります。

‥困難なことがあってもドロドロにはならず、浅くてちょっとユーモアがあって、好きでした。
二人の熱が伝わってきて、いいドラマでした。
変な所は至る所ありますが、そこを掘り下げなかった分、夢の中のような切ないドラマになりました。

切ないと言うのは、登場人物がみな薄幸だというところから来るのでしょうか。
照ちゃんもあっさり亡くなり、王子さまは脳死状態。
なのに逞も繭も割と冷淡で、自分の思いを優先させています。
照と王子はドラマの都合で作られた役柄なんでしょうが、余りに軽んじられていてかわいそうでした。
逞の病気について触れていませんでしたが、一体どんな病気だったんでしょうね。

途中ベッドシーンが入ってましたが、要らない気がしました。
それにしても私はこの二人がどうして恋に落ちるのか不思議な気がしてなりません。
合わないよね、この人たち…

3月という一年の期末、温かくなるこの季節に、移動や進学就職のある落ち着かない時と微妙に合って、
なにかとても感覚的に受け入れられるドラマでした。

前にも書きましたけど、野村君のかったるさ、倦怠感が、本当に良かったです。
桜井さんは表情がちょっとブスいけど、じっと見るとかなりキレイな人です。
また違う役で活躍されることでしょう。

三ヶ月間、ありがとうございました。


「きみが心に棲みついた」6話の感想

2018-02-23 11:51:50 | 読書感想
何だか今までと印象が変わってきましたね。
話は佳境に入ってきました。
登場人物が複雑な顔を見せ始めています。今回は今日子は端役でした。
新しいプロジェクト立ち上げのプレゼンに望み鶴の一声の池脇部長の判断で、首を切られたかのような八木でしたが、堀田の煽りでやる気を再び起こします。
時間が足りないながらも新しい製品作りを始めます。
そしてプレゼン当日、まったく予想もしてなかった事が起きます。
八木と堀田は、部長を試すためにお互いのプレゼンを交換して発表したのです(笑)。
まんまと引っかかった部長。部長は昔恋人を取られた八木を憎んでいて、彼女のプレゼンを無視して落としていました。

今回そんな八木の作った下着を堀田の製品だと思い込んでほめ、堀田の方をダメ出ししました。
皆の前で実はプレゼンが逆だったことを知らされ、唖然とする部長。
星名はそんな部長のこれまでの報復人事について、上司に報告していました。
おそらく、部長はこのプロジェクトから外されることになるでしょう。
 
もう誰が普通で誰がおかしいか、ゴチャゴチャになっています。
今日子は挙動不審のちょっと変な子でしたが、今のところそんな様子もなくごく普通に仕事に励んでいます。
ただ、以前星名との間になにかがあったらしく、それをネタに星名から脅されています。
病んでいると思われる人は、他にも沢山います。
報復人事を繰り返す池脇部長。過去のことで仕事に支障をきたしている八木。そしてバーテンダー。
客の個人情報をもらし、星名と通じている。また、元恋人の家に押しかけて、新しい小説を見てもらうという成川。
みな、普通じゃない。

方や至って普通に見えるのが吉崎と今日子、飯田です。
しかし飯田も最後の方で冷酷な星名に振り回されておかしくなっています。
意外にタフなのが、堀田です。今回の八木に対する煽りなどはヤンキーっぽいですし‥雰囲気変わりました。
こういう人物のキャラづけって、作者の価値観なんだろうな~。私には作れそうもないキャラです。
 
新しい人物が加わりましたね。星名の元同僚で、星名に企画を盗まれ、おかしくなって病院通いをしていた人。
未だに他人の笑い声が聞こえるという‥(強くなれ!)
彼が飯田を待ち受けて、必死に訴えました。
それによると「星名は人の企画を盗んで陥れる悪魔」であり、彼の母親は父親を殺した殺人犯だというのです。
さぁ~また新しい事実が露わになりました。ここにきて、星名の家族の登場です。
 
星名の母親は岡江久美子さんみたいですね、予告で出てたから。悪い人なのかな?岡江さんが?
星名は実は闇を抱えていて、その為に他人を陥れないとどうにもならない狂気の人だとでもいうのでしょうか。
なんか完全に今日子から焦点が移ってしまいましたね。
どんどん人が増えて謎も増えていきます。
来週も目が離せません。

「恨韓論」の感想

2015-03-03 10:38:16 | 読書感想

「恨韓論」黄文雄・宝島社
随分前に書いた感想ですが、(すでに時代遅れ感あり)ここに載せてみます。

この本を2回読みました。1度目はかなりショッキングだったので感想を書こうとしていましたら、内容をすっかり忘れてしまったのです。
で2度目を読んで、更に思いを強くしたことは
「はぁ~…やっぱり感想が書きにくい」でした。

つまり何から何まで衝撃的で書きようがないのです。
近くの国なのに、こんなに価値観が違うなんて、なんと言えばいいのか。
一言で言うと、韓国って暗黒社会のよう。裏社会の価値観がはびこっています。
馬鹿な事を…とお思いでしょうが、著者は西洋経済史の専門家です。嘘じゃないんです。

例えば、「嘘はついてもいい」という社会に広がる普遍的な考え方。空想と嘘だらけの社会です。
中国の有名な文化人が言うには、「空論を好み激情にして怒りっぽく命知らずですぐ立ち上がる。なのに失敗すると途端に何も出来なくなる」と語っています。
歴史は改ざんだらけで、壮大なファンタジー。
だまし討ちと裏切りの繰り返しの歴史。
だまし討ちは頭のいい証拠として誇りとされています。汚い事を嫌う日本とは正反対の価値観。
卑怯者が英雄なんですね。どうなってるのかしら。

次に、酷い差別社会であること。千年続いた中国の属国であり、中国王朝に服従して生き延びてきたから、強いものに媚びて弱い者を叩くという根性なのです。
男尊女卑社会であり、中国に優れた子女を謙譲して女が足りなくなってからは近親相姦を繰り返し、障害者の子供が沢山生まれた。
その障害者を徹底的に差別して奴隷として使った。
奴隷の舞は舞踊として伝統芸能なんですって。更に地方同士の差別もあるそう。

また、売春立国で、昔から売春が外貨稼ぎの手段だった。国も推奨していた。
今もGDPの5%が売春産業だという。
キーセンは世界的にも有名。日本には「従軍慰安婦」の賠償と謝罪を求めている。
どっちも終わったはずなのに、問題を「女性の人権」にすり替えている。
でも自国の売春婦産業についてはじっと口をつぐんでいる。

日本はそんな韓国を併合して「奴隷解放」もしてやり、何も無い糞尿垂れ流しの国土に(これは本当)道路を作り、鉄道を引き、学校病院大学も作ってやった。
60兆円という莫大なお金を使って近代化を手伝った。
なのに、韓国はそれを逆恨みしている。
「日本人は北朝鮮の次に悪辣な民族だ。この世から抹殺されるべき民族だ!」と反日の恨みを募らせている。

そして言うに事欠いて、「日本は韓国から全ての物を奪った。本来なら韓国がアジアの英雄」だと言っている。
第二次世界大戦では「韓国は連合軍と一緒に戦って日本をやっつけた戦勝国」だと言う。これも真っ赤な嘘。
韓国は日本と戦っていないのです。

このように夢の中に生きる国民。全てが都合のいいファンタジー。文化も文明も何一つ自分たちでは作れなかった。
偉大な人物もいない。そりゃそうです、卑怯者が英雄な訳ないんだから。

しかし韓国は日本を慰安婦の問題で今の世界的地位から引きずり下ろすことを狙っています。
慰安婦像を建て、日本人悪人説を広めるネガティブキャンペーンをやっています。
日本の力が衰えてきたから、「弱い物を叩く」という本性が刺激されてるんでしょうね。

まぁでも怖いのは、日本人の中にこういう真実を知らない人たちが沢山いて、「韓国を非難するあなたたちの心が歪んでいる」
「日本は右翼化はいけない」と眉をひそめていることです。
うかうかしてると、こういった国の手にまんまと落ちてしまうのではないでしょうか。どうするのよ…。

心が暗くなる本の内容でした。
しかしこういう歴史や国の違いや文化文明の事も徐々に理解し、何らかの手を打たないといけないのでしょうね。
嫌なことも少しずつやっていかねば。
この本はたまに読み返すといいようです。
なんだかね~。日本の中にいると清廉な環境すぎて、時々世界が分からなくなります。

これからの人たち、こんな具合ですので‥どうか頑張って下さいね。(無責任ですみません)