今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「世界一難しい恋」3話の感想

2016-04-28 13:56:18 | ドラマ
意外にいい調子ですね。今回は楽しく見れました。
ビジネス物ではなくて、恋愛コメディとして見ないといけないんですね。だんだん解ってきました。
ランクの高いホテルを狙っていても実際は5つの支店しかない中小企業である鮫島ホテルズ。
ですが、意識はとっても高いのです。
変わった経営です。社長の独裁体制、重役はほぼいなくて、何でも社長の裁量で決めてしまう。
社員の解雇も思いのままです。
それを承知の上で従っている、軽い社員たち。企画戦略部の中でも恋愛話や世間話に花が咲きます。
 

この若社長の鮫島零治は、今、恋の熱病にかかっています。
中途入社の美咲が好きでたまらないのです。
気になって気になって、それを一々秘書の舞子に話します。
すると、頭脳明晰な舞子はきちっと整理された意見を言い、アドバイスするのでした。
鮫島の必死な言動が可笑しいです。
大野君のすっとぼけたキャラクターにエンジンがかかってきています。
 
けれど、他の人だったら、この役柄をどんな風に演技するんだろ?とちょっと想像しました。
松田翔太とか…良さそうですね。
 
過去に美咲がパリで、ライバルのステイゴールドホテル和田社長と関わりがあったことを初めて知る零治でした。
美咲は実は昔、和田にヘッドハンティングされていたのでした。
が美咲は、業界一位にいて安定のホテルより、これから一位を目指すホテルに就職したいと思ったのです。
それを聞いて、うぬぼれる零治。
鮫島ホテルが好きだということは、経営者である自分を好きなのだと言い張ります。
恋愛に奥手な彼は、自信過剰と自信喪失の両極端を揺れ動きます。
 
美咲の一言一言に振り回され続ける、それはそれは気の毒なほどです。
やがて零治は新しいホテルを建てると宣言します。何と2日で構想を立てるのだとか。
猛然と仕事を始めます。(頑張れ!)
 
最後の方で、零治は突然出張と称して山の中に行き、こもります。
これも美咲の発言に絶望したから…。
そこへ、山奥にもかかわらずふいにやって来た和田社長でした。舞子が教えたのです。
仲良くもないのに、何故?ここが不自然でした。
そして和田社長は恋愛の蘊蓄を語り出します。
自分はその方面のプロだから、これからは自分があなたを導いてあげると言います。
零治は痛く感動して「師匠と呼ばせて下さい!」と叫ぶのでした。
おいおい、和田が何か企んでいるんじゃないの?
 

バカバカしさ満載です。
そんなに好きなら体当たりでぶつかって行けばいいのに。
美咲はかなり優秀ですから、即戦力になるでしょう。きっと断りませんよ。
でもそうなったら、妻に社長の座を奪われてしまうのかな…?
ドラマの雰囲気にも慣れてきました。
あっちこっち糸が絡んで、これから益々面白くなりそうです。

「OUR HOUSE」2話の感想

2016-04-26 10:37:15 | ドラマ
1話を見ながらまたもや寝てしまい、今回は録画しました。
しかしこのドラマの良さが分からぬまま見続け、終わりを迎えてしまいました。
一体作者は何を言いたいのか、何を書きたいのか首を傾げるばかりです。
 
妻を亡くしたサックス奏者の男が半年後、出張先から帰国し、新しい女を連れてきた。
それがよりによって外国人の若い女性だというからさぁ大変。
女性が母親になることを認めたくなくて、何から何まで干渉し攻撃する娘。
それが芦田愛菜ちゃん。

一方的に興奮して畳みかける言葉がうるさくて、耳に痛いです。
それに対して、あまり反撃しないアリス。うーん、もっと言い争うと思ってたんだけどなぁ。
日本語が達者じゃない設定なので、無理か‥。
虐められてるみたいで、気の毒です。
茉奈ちゃんの演技がオーバーなのは、舞台演技だから?
いや、子供だから限度が分からなくて一生懸命やってるだけなのでしょう。
大人だったら、もっと抑えた演技が出来るんだろうけど。
子供だから分からないんでしょうね。
鬼のような存在というキャラクターになっているようですが、それにしても行きすぎな感じです。
ディレクターは注意しないんでしょうか?
 
茉奈ちゃんの家族は、6人家族。
おじいちゃんもお兄ちゃんもいるのに、皆不思議と大人しいのです。
それでなのか、家族の代弁をしている存在が茉奈ちゃんになってしまっています。
中一なのにすごい迫力です。
 
一方、アリスと奏太との話も、あまり描かれてません。
新しい妻と夫の子供とのバトル。今のところそれだけになっています。
今回は次男の不登校の話でした。が、いかにも作ったような話。
これから色んな事件が起きて行き、そこにアリスが絡んで子供との関係が固くなっていくんでしょうね。
 
アリスがどういう人でどんな経緯で奏太と親しくなったのかなど、説明がないですね。
意外とそういう過去の話が気になるものです。
普通の恋人ではなく、妻になろうとまで思って日本にやってきた人なんだから。
それ相当のドラマがある筈なのです。
 
前にも書いたかもしれないですが、野島のドラマって大人の女性が描けてないですよね。
大人の女性が出てきても、どこからか借りてきた紙人形みたいなタイプばっかり。
生身の女性を知らないから?それとも女性から逃げてるの?
いつも感情移入できる人が見当たらなくて残念です。
 
しかし、今回は心くんの思いがけない可愛さや子供たちの賑やかさで、和みました。
「お父さん、もう少しシッカリしてくれよ…。4人の子供の親なんだから」とハッパかけたい気持ちで一杯です。

「グッドパートナー」1話の感想

2016-04-23 11:26:22 | ドラマ
一話目は登場人物と舞台の説明、事件が起きて解決までギュウギュウに詰め込んでいました。
が、かなり良かったです。
 
弁護士と言っても専門があって、竹野内さん演じる咲坂健人はビジネス専門の弁護士だとか。
「神宮寺法律事務所」は何名かの事務所なのですが、主力弁護士をパートナー弁護士といい、その補佐をするのがアソシエイト弁護士だと言います。
更に、資料書類の仕事をするパラリーガルもいます。こんな事は始めて知りました。
それぞれ個性的な面々のパートナー弁護士。
その筆頭が竹野内さんの咲坂弁護士です。
 
初回は帝都広告という広告界のトップ(電通?)が、小さなデザイン会社を相手取って訴えます。一億の請求をするのです。
それが、過去にマミーデザインに依頼したキャラクターを、ボツにして採用しなかったのですが、ゴミ箱に捨てられたリンゴちゃんのキャラクターをマミーデザインの社長が、別のご当地キャラに提出し採用された。
帝都広告はそれが著作権違反だとして、損害賠償を請求してきたのです。
 
見ていてなるほど契約とはこういうものかと教えられます。
一度契約した書面があれば、相手の会社が採用しなくても、著作権が行くのですね。
それを知りながら他の所に使ってしまったマミーデザインの社長が当然、悪いのです。
しかし、いくら何でも1億の請求とは…
広告界の大企業がすることでしょうか。
 
その理不尽さに立ち向かっていく咲坂です。
しかしこの事務所、どうもメンバーが頼りないです。
パートナー弁護士の一人、猫田は婚活に精を出していますし、夏目弁護士(松雪)は聡明だけど一々感情的でせっかちです。
おまけにアソシエイトもどうも抜けてる感じ。
コメディっぽさをだしているのでしょうが、皆頼りないのです。
そして、咲坂が一人この難問題に立ち向かって行きます。
 
これが、あ~なるほどと思う作戦でした。
帝都広告が依頼した岬&マッキンリーという弁護士の会社は外資系です。
料金体系が日本と違うのです。一時間幾らと設定して、弁護士一人につき時給7万円請求してくる。
飛行機の中で資料を読んでもその時間の報酬を乗っけてくる。
咲坂が反訴と言って、細かいあら探しのような訴えを次々に起こしますが、それに対して異常な程の費用が相手方に掛かってしまうのです。
ここが大手弁護士会社の弱点か。
小回りと融通がきかないのです。それを狙う咲坂でした。
 
向坂が反訴を繰り返しているうちに、岬&マッキンリーの帝都広告への請求額が400万円を超えてしまいました。
このまま行くと2千万にまでなってしまうと知って、帝都広告の部長、前園(おなじみの役者さん)は真っ青になります。
結局、岬&マッキンリーはマミーデザインへの訴えを取り下げると言ってきました。
 
初回にも関わらず、実に面白かったです。
咲坂と夏目が実は元夫婦で、何かにつけて仕事の話から元夫婦の話になってしまいます。
ここがおかしいんですけど、少しわざとらしい気もします。
 二人で仕事の成功を競い合っているのですね。負けん気の強い元妻です。

二枚目と三枚目が混じり合った人間味あふれる弁護士、竹野内さんがいい感じです。
事件が彼一人の背に掛かってるのが心配ですが、次回も楽しみにしましょう。
 
 

「ゆとりですがなにか」1話の感想

2016-04-19 10:33:00 | ドラマ
深夜帯だけあって、何か言いようのない雑駁感がありました。
何ていうんですか、B級というのとも違うと思うんですが、真面目さを諦めたような…。
生きる姿を嘲笑してるような感じです。
 
始めは「おっ」と思って面白かったのですが、次第に「なんか違うなー」、最後は「やっぱり違う」と思いました。
自分だけの感覚ですが。
岡田君の部下が、表面では上手な事言って改心したとみせかけてラインで本心吐き出してるとか、
仕事を突然辞めて、来週は鉄道自殺するみたいな雰囲気でした。
ここまで破滅的な人いるのかよ~と、疑問です。
 
友人や知り合いの話を聞くと、こういう人ってたまにはいるみたいです。
でもそれを書いちゃうと「どうせみんなこんなもんだよ」と肯定してしまう。
作家の世界観になってしまう。
書くんなら「人間一人ひとりはこれしかない。でもこれだけのことができる」と可能性の方を書いてほしいです。
もっと粘るでしょう、普通なら。
まぁこの人の書くものが私の好みじゃなかっただけの話ですが。
 
全体的に男の人の話なんですね。
女の人は脇役でしか出てこない。この作家は男の話を書きたいのでしょう。
私たちも間接的に男の世界と関わっていますからね、全く関係ないわけではないです。
何と言っても男の人の世界は厳しい。
いつもそう思っています。
女ってどちらかと言うと猫的ですよね。
われ関せずみたいな、貴族的な猫の世界の気がします。一方、男って犬のような存在です。
とにかくご主人さまに仕えて、ワンワン吠え、常に主導権争いをしている。厳しさは女の比じゃない気がします。
だからそういう世界を描きたい作家がいても不思議じゃないし、面白さや愚劣さなど沢山描く部分があるのでしょうね。
 

岡田君は貴公子のイメージでしたが、色々と幅を広げていますね。
モナリザの…の誰だっけ、松坂桃李くんか、彼も面白い演技していますね。
小学校の先生のキリッとした態度と酔っぱらって本音吐いたり人生相談している時の情けなさ。
ギャップが可笑しいです。
若手の俳優は沢山いるので、上手に役の幅を広げてほしいです。
 
登場人物の大半が1987年生まれってことは、28歳ですか。
ゆとり第一世代というらしいですね。
23歳位ならわかるけど、何か幼いなぁ…
そして全体が軽くてチャラい。これが救いようがないのは上に書きました。
割り切って見るか、止めるかどっちかですが、どっちにしようかなぁ。考えます。

「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」1話の感想

2016-04-16 10:53:18 | ドラマ
何から何まで変なドラマでした。
普通のドラマの概念をわざと壊してるような。
でもそこが面白い。
 
十倉というこだわりシェフの店に何度か通い、不用意に自分の恋愛観を見せつけてしまう橘みやびは39歳。
彼女は成功した美容皮膚科医です。
青山に病院を開いて5年。
高級マンションに住み、装飾品や持ち物など欲しいものはもうないセレブな人です。でも、結婚は相当意識しています。
周りのザワザワに刺激され、婚活に励むことにします。
が、そこで厳しい現実を知ることになります。
で、高校時代に好きだった同級生の男とひょんなことから再会するのですが‥。
これが徳井です。彼かよー‥どうも手あかがつきすぎていて新鮮に感じられません。
ま、それはいいとして。
 
みやびは恋愛については奥手で、全くの無菌状態。よせぱいいのに恋愛本の通りに行動してしまったりするのでした。
なんじゃこりゃって感じです。
店でそれを見ている十倉は、みやびに凄まじい突っ込みを入れます。
これがもうシェフとは思えない暴論炸裂で、びっくりします。
けれど、これがなかなか真実を突いているのです。
 
ドラマはみやびの行動が思うようにいかないのに対して「さてどこが悪かったのでしょうか?」とわざわざ字幕を入れたりします。
そして十倉の持論展開。
「ただ相手に従う女は退屈なだけ」下から見上げる女は「必死じゃね?」「きもい」と思われるだけ。(この言葉、掲示板用語じゃないの?)
女は突っ込みが大事。「突っ込みマスターになれ」と言うのです。相手を絶好のタイミングで揺さぶる。
「これを吊り橋トークと言う」と言うのです。
もうー笑っちゃいますねー。見事に分析しています。
まぁ~その通りですわ。
 
でもしかし、それを上手くやれない人がやろうとしたら返っておかしくなるのでは?
自分の性格にない事はやらない方が無難だよな、と一瞬思っちゃいましたけどね。
 
橘みやびという人は努力家です。しかも素直。癖のない、いい女性です。
そのままで十分魅力的ですけどね。
まぁ成功した女医さんが、過去に欲しかった物を欲しがるのは、贅沢な欲求なんでしょうね。
普通なら過去のことなんてかまってる暇ないですもんね。
面白いのは、どんな恋愛もそれはそれでありということです。
人間は百人いたら百通り。だから面白いのです。
 
中谷さんが一生懸命に演技してる姿がきれいでした。
51分ころの泣いている姿は演技じゃなくて本心のように思えました。
携帯を取り返そうとする必死さなんか、あれは本人の行動ですよね。
 
藤木さんはちょっと役のキャラと違う気がしましたが、でも藤木さんは好きな俳優です。
シェフなのに何故こんなに恋愛に詳しいのか?分からないんだけど…
嫁と娘の写真が映ってましたね。きっとなにか訳ありなのでしょう。
 
面白かった~!来週も期待です。