今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「ホテルコンシェルジュ」4話の感想

2015-07-29 11:33:08 | ドラマ

いやはや面白かったです。深夜に録画を見て、大受けしていました。
久しぶりに笑いました。

前半は大まじめです。お得意様の宿泊客が、何やら態度がおかしいのです。
みゆきさんという客です。コンシェルジュの本城(三浦翔平)を度々呼び出して、誘いをかけます。
部屋には飾り物をして、本城の誕生日を祝うケーキまで用意しています。
本城はさり気なく避けるのですが、みゆきはエスカレートし、ついには火をつけるとか、襲われたと嘘をつき、それをSNSで拡散させてしまう。
とんでもないストーカーになってしまいます。

しかしこうなったのも、本城の熱心な顧客サービスの結果。本城はノートを克明につけていて客への細やかな気遣いを欠かさなかったのです。
それ故、勘違いさせてしまったのでした。
本城は、はっきりとみゆきに、客として接しているだけでそれ以上のものはありませんと断ります。
しかしみゆきの逆恨みは続き、塔子(西内)が妨害してると思い込んでしまいます。

…みゆきは元外資系の証券会社社員。仕事も出来る聡明な人。
なのに人員整理で仕事を失い、「結婚も出来ない、仕事もない、友達もいない」立場になり、自信喪失になってしまいました。
優しく声を掛けてくれた本城に、コロリと参ってしまったのです。

みゆきさんは相当の美人。恋愛を頑張ればたちまち10人くらい恋人が出来そうです。
犯罪者と比べるのは何だけど、木嶋佳苗さえ、あの風貌で大もてだったんだから、それに比べたらどれだけ恵まれているのか…
ホテルのコンシェルジュにこれだけ固執する理由が見当たりません。それに、もし誘うなら呼び出して外で会えばいいものを。
どれだけ初心なの?って話です。この辺がもう可笑しいです。
しかしかくいう私も、大昔に美容院で優しくされ、勘違いしそうになったことがありました。人のことは言えないですね。(余計なことを)

みゆきさんはパンパンに膨らんだ風船のようなストレスを抱えていて、針の一突きで割れてしまったんでしょうね。
女心なんてそんなものかもしれません。

しかしですよ。放火未遂やレイプ詐欺、脅迫と、ありもしない風評被害をネットに流した罪はかなり重大です。
これは犯罪でしょうよ。警察に突き出すべき行為です。
なのに、ホテル従業員一同でもみ消してしまうのです。おまけに上層部まで本城一人に責任を被せようとしています…。
社長にはがっかりです。「私はホテルを取る」とか…。
こんな取締役、要らないわ。
弁護士でチーム作って対応すべきなのに。

そして、前回も出て来た従業員のサービスが今回も登場します。美味しい物をサービスしてみゆきの心を和ませたのです。
何でしょうね、苛々します…。

結局ストーカー&クレーマーのみゆきは心から反省し、ネットの記事を取り下げ削除して貰いました。
でも残るよね、どこかには…。これ致命傷でしょう。書かれた本人は。

今回印象に残ったのは、本城がスタンドプレイに没頭していて自己満足していたことです。
ストーカーされていたのに、他の人たちに相談しなかった。
上司には報告の義務があるはずなのに、自分だけで解決しようとした。その偏屈さと独善ぶりを、上司には指摘されました。
ホテルの仕事ってチームワークなんですよね。
ホテルだけじゃなく、多くの仕事がそうなんでしょうけど。
なかなかこの所は良かったです。

内容が現実離れしてハチャメチャだけど、所々ストレートに心に響く物があって、侮れませんでした。
アホらしさとシリアスさが混じっていて不思議な面白さです。
さぁ来週は本城くんも成長した姿を見せてくれるのかな~。


「デスノート」4話の感想

2015-07-27 20:40:24 | ドラマ

一昨日も見ていたのですが(これまで全部見ている)そろそろ止めようかなーと思っていたところ、あれよあれよと見てしまいました。
結構面白かったので、感想を書いてみます。


しかしよく考えると、あまりに馬鹿げています。
ノートに名前を書くとその人が死ぬデスノート。死に神は柄の悪い得体の知れない生き物。
そして繰り広げられる殺人。バッタバッタと人が死ぬ。それを誰かの犯罪と決めつけ、捜査の手が伸びる。
今度は新しいキラの登場。
白い死に神が出て来て、それは「見るだけで相手の名前と寿命が分かる目」を半分の寿命を貰うのと引き替えに新しいキラに提供する。
…後出しで都合のいいキャラが出て来ます。
荒唐無稽ったらありゃしない。
完全にファンタジーですね。

見ながら変だなと思ったのは、キラとエル、新しいキラの海砂、警視庁で捜査している月の父親が狭い範囲内に集中していること。
捜査してる人と犯人が親子だとか、キラと新しいキラがファンとアイドルだとか、町内会じゃないんだからそんな偶然あるわけないでしょ。
それを言っちゃーお終いよ、ですかね。
また、次々に起こる容疑者の突然死が何故キラの仕業だと思うのか?
念力とか超能力で殺人していると思っているのか?
大捜査してる訳だから、おかしなものです。

しかしこんなこと考えずに、こういう物だと思ってしまえば、充分楽しめるのです。
窪田君のハングリーっぽさや山崎さんの気持ち悪さが、ドラマをうまく引っ張っています。
常識にとらわれているものだから「何でこんなに命を軽く扱うんだ?」「女の知能犯や詐欺もデスノートに書いてよ」と言いたくなってしまいます。
男性ばっかりデスノートに書くのは平等じゃない!…と思いますけどね。

野暮でしたね。
一方、一話ごとに新しい展開が出て来て、目を離せないぞ~、と思ってきたのも確かです。

来週、期待します。


「エイジハラスメント」3話の感想

2015-07-24 11:20:32 | ドラマ

友人が「面白い!」と褒めていたので昨日も一応見ていました。
小ネタもふんだんにあり、手慣れた面白さでしたが、なんだかスッキリしなかったです。笑えない場面が多くて…
内舘の脚本という先入観が、恐らく邪魔してるのでしょうね。

何も考えずに見れば良かったのかな。
嫌なことをわざとほじくって面白く書いてますよね。
ポンポン暴言を吐く上司も、突き抜けてて可笑しいんだけど。
…やはりちょっとあざとい気がしないでもないです。

これ9時台ですよね。10時で良かったのに。見てる若い人が大勢いるのでしょう。
こういうのを会社だと思われたくないですね。

ストーリーとしては、平本が繊維一課長の言いなりになってるというのも重要なポイントで、その為に山川が横柄な態度を取っている。
そこを強調しないと、この山川がただの変態上司みたいに見えてしまいます。
昨日は空出張を乱発していた山川の伝票を英美里(武井咲)が見つけました。それを別の課の上司、保科に相談します。
しかし、待ち合わせ場所が洒落たレストランだった為に、偶然いあわせた社員に誤解されてしまいます。
何故レストランで話すの?ドトールかマックでもいいでしょうに。そうしたのは上司の方だけど。
ここでも若くて可愛い社員へのひいきがあるのかな…。

稲森さんは、テキパキとしてしっかりした上司です。気配りも細やかです。
英美里を撮る際に、その前で背中を向ける役を他のベテラン女子社員に頼む広報。
稲森さんはベテラン女子社員の気持ちを推し量って、自分が代わりにやりますと申し出ました。
こういう所は素晴らしいです。
何気ないことでも女の人は傷つきますものね。

でもそれをエイジハラスメントだと言ったら、あらゆることがそうなります。冗談も言えないでしょう。
だからさじ加減ですよね。難しいです…。きりがないけど、少しは気を遣って欲しいのです。
5寸釘の決めぜりふはいいけど、何かまだ年齢が足りないような。あと10年待てば良さそうですが、まだそこまで行ってないでしょう。
少し早いぞという気がしました。

昔の女性が色々と不愉快な経験を持っていて、その時には「ハラスメント」という言葉がなかったから我慢して心にしまってたけど
今それを思い出して、このドラマを見て恨みを晴らしているみたいですね。
友達の話を聞いているとそんな感じがします。


「恋仲」1話の感想

2015-07-22 15:08:14 | ドラマ

なかなか良かったです。若い頃の単刀直入な恋の話が無駄なく書かれています。
小さな海辺の町、どこにでもありそうな地方の町に暮らす高校生の男女とその家族。
どこを見ても決してオシャレじゃなく、ありふれています。

どこかで見た事のあるセリフやなれ合いの掛け合い、感傷的なナレーションは「またか~!」とうんざりしますが、
それを差し引いても、話が進むにつれて、ぐいぐいと引き付けられていくものがあります。

才能に恵まれているわけでもない、器用でもない主人公。
ごく平凡な人たちの日常とそこに流れる恋愛感情が淡々と描かれています。
三角関係、と言ってしまえばそうなんだけど…
それにプラスして、若い時の揺れ動く心、将来への不安や友達への嫉妬、家庭の事情などが絡んでいます。
見ていると、じわじわと切なくなってきます。
「切ない」これです!これに尽きますね。

主人公の葵くんは真っ直ぐで一生懸命な人、でも肝心かなめな時にポカをする。そんな幼なじみを男勝りに慰め、気遣うあかり。
あかりの暖かさを、葵は充分知っています。

一方の蒼井君は、頭が良く抜け目が無いタイプ。7年後にあった時には研修医になっています。
…しかしあかりは、何故翔太君の方の蒼井くんと付き合っていたんでしょうね。

「ワンピース」の本に挟んだメモ書きは、待ち合わせの場所が書いてあったのでしょうか?
それを握りつぶした蒼井。
メールで送れば良かったのに…。

福士蒼汰さんは綾瀬さんの彼氏だった前の大人びた役とは違って、呆れるほど普通の男の子です。
それに慣れるのに少しかかりました。まだ残像が残っています…

全てはこれからです。
思い切りぐちゃぐちゃに、ドロドロになって下さい。
このまま40歳くらいまで行けばいいのに、いやホントに。
楽しみにしています。

 


「ナポレオンの村」1話の感想

2015-07-21 10:15:57 | ドラマ

前振りの宣伝が多かったせいか、どれだけ力の入ったものか構えて見ました。
でも、意外に普通でした。
この題材は他にもドラマにされてるし、ドキュメンタリー見ても中身の濃いものが放送されています。(このドラマも実話が元でしたっけ)
それらと余り違わないですよね。

主役と脇役がとても似ています。
私はいつも唐沢さんと沢村さんのキャラクターが混同してしまうんだけど、こんなに似た二人を同時に出演させていいものか?
見ている内にどっちがどっちか分からなくなってしまいました。

それと、市役所職員がふざけすぎていて、違和感がありました。
視聴者には公務員に反感を持っている人がいますよね。
(多い気がします)なのにこのような芸人みたいな描き方をしたら、ますます反感を抱かれてしまうのではないでしょうか。

今週は和紙で作った灯籠のようなもの(ランタン)を空に飛ばすイベントで、主人公浅井は夏祭り興しをしたのでした。
が、ハイライトになる夜空にランタンを飛ばす場面が少し寂しくて今ひとつでした。
予算が決まってるから本場のようなことは出来ません。タイのランタン祭りは格別に美しいです。あれを思い出しちゃうと…
CGではダメなんでしょうかね。でも予算はかけてるなぁと思いました。ご苦労様です。
今回の話は、村おこしと一つの家庭の不和と和解を描いています。駆け足でした。

あれもこれも詰め込まないでもっとゆっくり進めたらいいんでしょうけど…。
やっぱりこのテーマはかなり難しいんですね。
そういえば、斗真君が似たようなのをやってましたね。
あれは長すぎて途中で見るのを止めました。四万十川でしたっけ、風景がすごく美しかったですね。

来週も見るかどうか、迷います。
唐沢さんの暑苦しいキャラクターがどこまで過疎の村に入って活躍できるか。いや、結構前途多難じゃないですか?