今日の考え事〈applemint1104〉

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「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」7話の感想

2021-02-27 11:24:41 | ドラマ

あれよあれよという間に中盤に入ってきました。
今回、テレビで見た時には母娘の掛け合いがひたすらうるさくて、内容が頭に入ってきませんでした。
ところが録画を見直してみたところ、筋書きはそんなにひどいものじゃなかったと気がつきました。

空の血液型と母親の碧の血液型が親子関係ではあり得ないものだと知って空は碧に問い詰めました。碧はヒット作の次の作品が書けなくて追いつめられていた。
思い詰めて自殺しようと、樹海へ行ったと言います。
樹海の中を進んだ時、そこに泣き叫ぶ赤ん坊が捨てられていた。それが空だったと、碧は小説のような語り口で説明します。

空は光の所に行ってこのことについて相談します。空は結果として自分が拾われて碧の生きる希望になったのが嬉しいと言います。
光は碧と空二つの命が助かったのだと喜びます。
しかし光は碧の小説にまったく同じ描写があったのを指摘します。つまり碧の告白は嘘ではないかと。

空は怒り心頭です。おだやにやって来て喚き散らします。ゴンの呟きで碧が嘘をついてるのが明白になりました。
そして皆を引き連れて真相を尋ねに家へ向かいました。
碧はとうとう真実を話します。

碧はその昔(二十数年前)地下小劇場の芝居を見に行っていました。そこに好きな俳優がいたのです。
しかし、付き合って一週間後に彼は突如姿を消してしまいました。彼のアパートへ行くと、そこに妊娠した彼女がいました。
彼女は救急車で運ばれます。心臓が悪かったのです。
なんと、お節介なことに、碧はその彼女を支えて誕生した娘を見守ります。
その後亡くなった彼女(すず)の代わりに娘を育て始めました。

それを聞いた空は切れます。自分を産んだ母親が許せない、恋に狂った頭のおかしい女、責任感のない女だと罵ります。
余りに金属的な声で頭痛がしそう…。碧は頬を叩きます。
「私は樹海に捨てられた方が良かったよ!」と空。
碧の言葉がなんか変です「この世はそんなに君に厳しいか?そんなにつらいか?この世は生きるに値しないか?すずさんがどんなにつらい思いをしてあんたを産んだか」
老人みたいな上からのセリフ。空は「頼んでない!なんでぶつんだよー!」と暴れます。

漱石と二人になった碧。
「何故嘘ついたんですか」という漱石の問いに「あの子の父親は多分生きていて、血の繋がった親だから、あの子そっちに言っちゃうかも知れない」
「それが怖くて」
と割に普通の感覚です。

実の母親じゃないという話は本人に取って一大事です。もっと早い時期に落ち着いて話しが出来れば良かったですねー(人ごとだから言える)
なんでこうなってしまったのか。
周りの人を巻き込んでの大騒動。そして、周りの人が皆驚くほど優しい。
光はずっと空をフォローしていますし、沙織さんは津軽から男を追いかけて出て来て、その子供を降ろしたと告白します。
ゴンちゃんと父親もおどけてるようでちゃんとフォローしています、漱石は碧に編集者の鏡みたいな尽くしようです。
北川さんの作品ってそもそも悪い人が出て来ないのかな?

光くんがいい存在感ですね。すっとぼけているけど優しさが溢れています。
岡田さんって独特の発音ですね。一番先にアクセントがあって音が下っていきます。マイナーな感じですがここでは気になりません。
最後の光と空が自転車を漕いでポエムを言い合う場面がドタバタを癒やしてくれました。

おそらくここがドラマの中でかなりの山場だったのでしょう。
茶番風になってしまいましたが、筋書きとしたら順当です。


素直に聞けばとてもこのドラマ、いい台詞ばかりです。でも私たちっていつのまにか言い訳ばっかりの大人になっちまったからなぁ…。(櫻坂かい)
そんなに素直に聞けません。
さてあと一つくらい山場がありそうです。どんなものが出てくるんでしょうね。

 

 



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