今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「失恋ショコラティエ」最終回の感想

2014-03-26 15:51:05 | ドラマ

もう日にちが過ぎてしまいましたが、何か一言書いておこうと思いました。
この最初の方を見飛ばしていたので爽太がチョコレートの店を開いた動機を知りませんでしたが、本気で好きになった紗絵子がチョコレート好きなのでそれを極めてやろうと職人になって店を開くまでになるんですね。
凄い思い入れです。

後半になってどんどん話が進み、紗絵子が家を出て爽太の店の二階に居候するわ、薫子は恋心の空回り、まつりは御曹司と小旅行へ行ったり。
恋をテーマにした色んなパターンが目白押しです。
私は年の功か、これらのモラルが気になって仕方がありませんでした。

何ですか?人妻が家出して来たのをかくまって、仕事場の二階へ居候させる?
それも仕事場へしょっちゅう人妻が現れてその辺をウロウロしている。
仕事してる人は気が散ってしょうがない。
でもそれも、オーナーの恋人だから大目に見てるのか?
私なら頭にきて辞めてしまいそうですが。
爽太は紗絵子さんの夫への後ろめたさはないんでしょうか。
(あったらそんな事してないわな)
夫がいなくなった妻を探して店に来ても、爽太はのらりくらりとかわします。
うーん、このドラマって全てのらりくらりなんだよなぁ。ラブコメだからしょうがないか。

娘さんが同僚と一泊旅行するのも何となくオーケーだし。見ていて「そこんとこどうなの?」って思わず突っ込みたくなりました。
更に「セフレ」これを堂々と口にする。
うわぁ~、私の世代なら恥ずかしくて口が裂けても言えません。
女性もそれを認めているなんて。‥いいんですかね?もうついて行けません。

全体的にモラルがゆるいですね。
漫画が原作だから、その辺は靄をかけたように曖昧なのでしょう。
でも実写のドラマとなると、何か嫌らしくなりますね。

さてさて、紗絵子ですが、何という本格的なブリッコ!
腹が立つほどです。が、よーく見てみると、家事は完璧、人当たりや交際上手、臨機応変など、人として完璧。
なのに、夫の選び方を間違ってしまった。これが欠点ですね。
そして、コロコロ状況に応じて変わっていく。迷いがない。
最後は爽太に「私のことは幻想だったんでしょ?」だと。
豹変します。女は魔物ですね。
それに比べて、爽太の方は全く変わらない。どこを切っても同じ顔。金太郎飴みたいです。
普通ドラマを通して主人公は成長すると言いますが、この人は成長しているんでしょうか?

‥ええ、確かに成長はしましたね。思いが遂げられてしまったら、チョコレートを創作するイマジネーションが湧かなくなってしまったこと。
それをはっきりと知ったことが彼の成長です。
この展開は面白かったです。
そういうことあるかもな~って。
登場人物がそれぞれマイペースで、それぞれのドラマがあって面白かったです。
でもやっぱりモラルの点が気になるんだよね。年寄りの冷や水かな。


「LIFE!」の感想

2014-03-21 15:52:09 | エンタメ

朝のワイドショー「スッキリ!」で見たことのない外人さん(俳優らしい)が来日して、映画の宣伝をしていました。
初めて見る人だったのと、どことなく誠実そうな人柄に興味を引かれました。
日本に来てまで宣伝するとは、よっぽどの力作なんだろうと勝手に想像して、昨日見に行きました。

主役、制作、監督はベン・ステイラーさん。
1965年生まれと言うから、48歳ですね。いや~、もっとずっと若く見えました。
さてさて、物語ですが、はっきり言って3分の1くらいは主役の環境と仕事場、性格の説明。思いを寄せる同僚女性とのラブコメが延々と続きます。
これが長いったらない。
飽きてきて(あ~この映画失敗だったか、もう帰ろうかな)と一瞬思いました。
でも所々アホらしくて可笑しくて、大笑いじゃないんですが、フツフツと笑いがこみ上げてきます。
一緒に行った家族からも、後で「ずっと笑ってたねぇ」と言われました。

そして主役のウォルターは海外へ。
アイスランドとその前にどこか寒い国へ行きましたね。
一枚のフィルムを追って冒険の旅が始まります。
そのスケール感と言ったら!
アフガニスタン、ヒマラヤ‥。

アイスランドの誰もいない道路をスケボーで走るシーンには釘付けになりました。一緒に滑ってるようなスリルと高揚感がありました。
噴火の場面も凄かった。
そしてヒマラヤへ一人で登り、とうとうショーンと出会う。
そのショーンがまた「何この人?」と思うくらい変わり者。
すごい被写体を前にご託を言って撮らなかったり、送ったネガの事についても「いい加減にしろ!」と怒りたくなる適当さ。
これは芸術家を揶揄してるのかもしれませんね。
でもその一々が何となく可笑しいのです。
下らなくて。これはいわゆるアメリカンジョークなのかも。
最後の落ちは、いささかがっかりな感じの物でした。まぁでもそこは期待してなかったし。
そんな事は余り気にもならない、冒険劇として引きつけられる魅力がありました。

なんか初めて映画を見て涙が出てしまったんですよね。
それは何でなのか?自分でも言葉にすることが出来ないのですが‥。
ストーリーも俳優も、特に好きでもないのに何でだろう?
恐らく、心の奥深い部分が揺さぶられてしまったんだと思います。
余韻もあったし、温かい気持ちになりました。
私としては星4つの作品です。
でも飽くまで私の感想なので、ご了承下さい。


「チーム・バチスタ4螺鈿迷宮」最終話の感想

2014-03-19 13:22:55 | ドラマ

何だか良く筋が分からないまま、これまで見ていましたが、最終回で全貌がはっきりしました。(遅い!)
全体に謎を追いすぎた運びになりすぎたのでは。

いよいよ白鳥に追い詰められた巌雄が本音を叫びます。
安楽死がもっとも安らかで穏やかな苦痛のない死に方だと。自分の父親の死ぬ姿を見て信念を持ったと。
だからと言って法で認められていない安楽死を勝手に患者に施していた。
それを家族全員が知っていた。殺人幇助ですね。
それだけ強い意思があったのなら、もう少しドラマの中で主張してる所を出しておけば良かったのに。
あんまりそこが描かれてませんでした。だから唐突に聞こえたのかもですね。

でも、安楽死した人たちみんな、そこそこ元気で働いていたりしてたしそんなに重病にも見えなかったですが。
もしばれた場合、ギバちゃん演じる巌雄先生は命を絶つ覚悟だった。
で、結果は妻も息子も巻き込んで家に放火し、焼死してしまいます。
まぁ何と救いようのない‥。
悲しい話でしょう。(涙)

息子のことと言い、二人も殺してしまった妻といい、重犯罪が続きます。
もう少し救いはなかったんでしょうか。
一生懸命皆の幸せを考えていたのに、報われないじゃないですか。
少し文句を言わせてもらえば、碧翠園の螺鈿の部屋へ移され、安楽死されそうになった左さんの、元気のいいことったら。
叫び声なんか普通の人以上です。
これはリアリティーがなかったような。

どうやって苦痛がなく命を断てたのか?
それが気がかりです。
謎解きなのですが、キセノンという気体を吸入させ、筋弛緩剤を体に入れるのだとか。
お~、キセノンって聞いたことあるぞ。(どこでだろう?)
筋弛緩剤は昔、仙台市泉区の病院で看護士が使って患者を殺しましたよね。
その気体が画像で真っ赤に写し出されたのです。
はぁ~、解けてみれば簡単な事実だったような‥。

原作物があるのは、どうもテレビドラマの趣と違いますね。
今回はキャストが合ってなかった気がします。でもスケジュールの都合もあるから思い通りにならないんですよね。
柳葉さんのキャラとはちょっと違う感じがします。何か華のないキャストでした(すみません)。
映画もあるんですね。
「チーム・バチスタファイナル・ケルベロスの肖像」出来れば観たいと思っています。


「たかじんのそこまで言って委員会」を見て

2014-03-16 15:28:39 | エンタメ

3月16日の放送を見ました。
何か凄くストレスが溜まりました。
子供劇場という学芸会みたいなのを子供達に分かりやすくやらせていました。
面白く作ってありますが、大人なら誰でも知っていることなので、今更って感じです。
1時間半の討論でしたが、まとまらない。
意見が噴きだして騒然としてる場面もあり、平行線でした。まぁそれがこの番組では普通ですが‥。

皆さんの話を聞いてて感じましたが、韓国が騒ぎ立てている事はけしからんしむかつく事この上ないけど、そうならざるを得ない事情があるのかなと。
お国事情がまずあります。
韓国は、北に対する守りを、安全保障と経済という二本立てでやって行かねばならなりません。

日本叩きは韓国の国策なので、そして国として永遠のテーマだから今更やめられないという事情。
そして経済的にも、今は大ピンチだそうですね。
なので、日本批判で国民の目を反らし、何でもかんでも日本のせいにして、日本の地位を貶めるしかないのだと、
そういう哀れな国なのかなと思いました。

田嶋さんが始終ギャンギャン人の話を遮って叫び、従軍慰安婦は当然あったでしょとか、公正な目を欠き感情論で語っていました。
嫌な感じでしたが、やっぱりこういう人も混ぜておかないといけないんでしょうか。バラエティだから。
これで教授?何だかな~と思います‥。

ネットの記事や本を読むにつれて、今まで漠然と信じていた従軍慰安婦が実は根拠のないものだと分かりました。
当時、売春婦という職業があって(今でもある)、民間が募って日本軍に商売として提供してたらしいですね。
肝心なのは国が強制した物ではないと言うことです。
その存在はあってはならない物ですが、戦時中という異常な中でのこと、明日死ぬか分からない兵士を慰める為の物だったんでしょうか。
それは私には想像出来ません。
番組の中で井上さんが、韓国人たちがベトナムの慰安婦を過去に使った証拠の写真を突きつけていました。
場の空気が一気に冷えていましたね。どこの国も多かれ少なかれあった事のようです。
悲惨ですね、戦争って。
人権も何もあったもんじゃありません。

それでも安倍さんは、昨日河野談話を引き継ぐと宣言しました。
引き継ぐけど検証は勝手にやりますよと、恐らくそういう感じなんでしょうか。
やって欲しいです。
それでいいんですよね。
日本も賢く立ち回らなくちゃならないのです。

色々な国で、韓国は日本の慰安婦などのロビー活動を懸命にしているようです。

でも、ネットの記事や動画サイトを見ると、欧米諸国からも思ったほど相手にされてないようです。
アジアの新興国が、大口叩いて、しかも感情的。
「何か変だ。ちょっとおかしいのでは?」と思われてるようです。

ここは日本も落ち着いて、大人になって竹田さんの言うように「放っとけばいいんですよ」と言う態度でいいのかもしれませんね。
勿論、いうべき事は言わないといけません。
竹島の件は国際司法裁判所へ提訴するとか、米国のあちこちに建てている慰安婦像にも抗議しなくちゃいけない。
このまま大人しく黙ってるのも‥。
非力な一市民ですが、自分にもなにか出来る事があればやりたい、そんな気持ちになりました。

「日本はアジアの皆さんに申し訳ないことをしたから、日本は酷い民族なんです、ごめんなさい」とこれから未来永劫謝り続けるのは‥。
いいえ、日本は相当凄い国なんですよ。
「国民は勤勉だし、礼儀正しい。美しく文化もすばらしいんです。そして色々な国の平和と発展に尽くしてきたんです」と誇りを持って伝えて行きたい。

日本は誇りも持っちゃいけないし、自衛してもいけない、一生償い続けて賠償金とODAを出し続けなきゃならない国だとしたら‥。
何て惨めな国なんだろうと思います。
この国のかなりの人が今までそう考えて来たんですよね。
でもそろそろそれを止めてもいい頃じゃないでしょうか。

別に右翼じゃないけど、百田さんや竹田さん、井上さんの話は共感出来ました。





「僕のいた時間」9話の感想

2014-03-08 16:54:59 | ドラマ

放送されてから数日経ち、3回ほど見直して(何でだろう?)何か書かなきゃという思いに駆られ、書くことにしました。
見る度に構成と無駄のないセリフに感心し、特に恵の母親の翔子のセリフは、母親の気持ちを過不足なく表現してるなぁと思いました。
とにかく脚本家は上手いです。
しかし、いよいよ拓人がクリックすらままならない位病状が進み、在宅勤務も辞めざるを得なくなってしまいました。
更に恵は結婚を断念して拓人の介護をする事に。気持ちは高まって行きます。
拓人の病気が進むにつれて、周りも変わって行き、弟は自分が本当にやりたいことを見つめ直します。
母親にも変化が。「自分の人生を生きていなかったのかもしれない」と。

ですが、私は恵が大層不憫でなりません。というより、母親の無念さが胸に迫ります。
幸せになって欲しいと言うのが親の共通の思いです。
何で自ら苦労を背負い込むのか、恵が拓人と生きるのを選んだのは残念な選択でしょう。
私は恵さんが余りに純粋すぎてハラハラします。
前からこういうキャラクターだったでしょうか?多少生意気なキャラだった気がしますが。

このドラマはどこへ向かっていくのか?まだ回があるぞ、と思っていましたら‥
後半、見ている者を裏切るどんでん返しが起こります。
陸人が早朝、拓人を起こして、やっと自分のしたいことを見つけた、と言うのです。
なんと、それは恐竜を研究すること。
‥‥
えっ?えっ、聞き間違いじゃないの?恐竜って、あの恐竜?
取って付けたようなやりたいこと。でも、何か変。医学とじゃ比べものにならないような、趣味的な研究。
ガクッ、と来ました。う~ん。これってどうなの?
そしてまたまた別の日。拓人もこう宣言するのです。
「お父さん、僕はこれから医学部に入り直したい。卒業出来るかどうか分かりませんが行かせて下さい」と。
‥‥
またまたガックリです。「ちょっとちょっと。クリックすら難しくなって仕事辞めたんじゃないの?医学部の勉強が出来るの?」
う~ん。
ここに来てドラマの印象がガラリと変わりました。
(医者の息子、やりたい放題だな~)と。いくら何でもそれは我が儘だと思ったのです。
「恵の自己犠牲の上で成り立ってる自分の生活」というのを、忘れすぎだろう、と。

しかし人の良い両親は、息子達が作った家族の歴史ビデオにほんわかしています。
二人の息子の理不尽なお願いも「いいだろう」と了承。普通の家なら、絶対に出来ないわ。
「今までにかかった教育費、絶対に返してね!」と持ってるお玉を(なぜお玉?)床に投げつけて叫びそうです。
そして四人でもってホワホワ‥いいムード、予定調和の世界へgo~。

あー何か疲れました。
尺が長すぎたんですかね、このドラマは。
そして気になる予告ですが、
何だか不穏な展開が映ってました。
拓人が酒飲んで自暴自棄になってる場面。生きてく事に疑問を投げかけてる。
「拓人がいなくなった」と走りながら探している恵。
さぁーどうなるんでしょうね。
今回は嵐の前の静けさだったのかもしれません。