先週驚きの展開がありました。
なんと一輝が突然山田さんに「僕はあなたから生まれたんですよね?」と言ったのです。
そんな気配はこれまで一度だって見せなかったのに。
今週はここからです。言葉に詰まる山田さんでした。どうやら親子だというのは事実のようです。
それによると、山田さんは一輝の実の母親でした。
しかし、育てていく過程で山田さんは大変な苦労をしました。
周りの子とあまりに違う子供が一輝だったため、普通の子にしようとやっきになりました。でもならなかったのです。
一輝がこうなのは自分の責任だと自分を責め、山田さんは一日だけ温泉へ逃亡しました。
直ぐ帰ろうと思ったのに、一日伸ばしにし、ずるずると家に帰らず、結果母親を放棄した格好になりました。
そして再び成長した一輝の前に現れた時には、事実を隠し、家政婦として家に住み込むことにしたのです。
何日か逃げたとしても、母親なら気になってたまりませんよね。後ろ髪ひかれるでしょう。帰ってきてもいいはずなのに…。
それが出来なかったのは「先送りにしてしまう性質」で一輝の中にもそれがあると一輝は語っています。
実の親だというのを隠して家政婦として住み込むというのも…あり得ない話でしょう‥。
でもこの家族、お爺さんも変わり者だし、その娘も孫もみんな変わっています。だからこの家族だからあり得るのかなと思ってしまいます。
自分を卑下したりせず一輝はいつもはっきりとモノを言い、周りの人に左右されたりしない。悟りを開いた人のようにも見えます。
軟化したというか、元カレとのことが吹っ切れて柔らかくなってきました。一度も行ってない料理教室をやめて、山田さんに料理を教わったりしています。
一輝のフィールドワークに付き合い飲み会にも出て、ぐんと距離が近づきました。
なるほど、このようにして人って距離が縮まるんだなと思いました。
今週が一つの山場だったんですね。山田さんが母親だと分かったこと。
肩の力を抜いて見られるいいドラマです。
段々見るのが楽しみになって来ました(遅い?)
このドラマが感じいいのは一つに、配役のセリフがほぼ敬語だからなんですね。
きちんとしていて響きが良く、変な意味合いがないのでまっすぐ耳に入って来ます。