今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

NHK創作テレビドラマ大賞「川獺」の感想

2016-03-30 14:48:38 | ドラマ
NHKの創作テレビドラマ大賞の作品です。
どんなものか興味津々でした。初め10分を見逃してしまいましたが‥
 
いきなりどんより重いテーマです。
主人公の保は、子供の頃別れた父親(明憲)が倒れて意識不明になった知らせを聞いて、父のもとに駆けつけます。
父は昔、(おそらく20年くらい前)海に川獺がいるという嘘をついて、地域に大きな迷惑をかけました。
ずっと父は一人川獺を探していたのです。その理由を誰も知らず、妻とも亀裂が入り離婚したのでした。
父のそんな行動を、息子の保が知るわけもなく、謎のままでした。
が、30歳近くになった保が意識不明になった父親の枕もとに立つと、やがて様々なことが分かってきました。
叔母や父の知り合いを辿っていき、話を聞いてみますと、思いがけない事実が現れてきました。
保は、父の子供時代の深い苦しみを知ります。
それは、子供にとってトラウマになるような大きな出来事でした。
 
14歳の頃に友達と海で父は川獺を見ます。
そのことで、父は公衆の面前で友達と二人、市の職員に問い詰められます。
本当に川獺を見たのか、と。
川獺は天然記念物です。大変な事なのでした。
もしいるとしたら、市が予定している工業団地は作れないというのです。
まだ少年の二人の目撃が、多くの市民の今後を左右するのです。
 
そんなぁ…。あまりに酷なこと。
カワウソがいたからと言って、子供に大事な判定を任ちゃいけないでしょ。
専門家に依頼して調査すればいいだけじゃないの、と思いました。
しかしそこがドラマです。
友達は「確かに見た」と言い張ります。一方、明憲は父親から圧力がかかったのです。
父は「証言するのはやめてくれ。自分たちの生活がかかってるから」と話し、息子に口封じを命じたのです。
素直な明憲は、父には逆らえなかったのでしょう。
父親の言う通り「川獺を見たというのは嘘です」と言ってしまったのです。
 
裏切られたと失望する友人の徹。彼はその後も一人海岸で川獺を探し続けます。
手伝おうとする明憲に、不満をぶつけ拒否する徹でした。
徹はその後、海岸で足を滑らせ、帰らぬ人になってしまいます。なんちゅう悲劇…。
徹の父親も亡くなり、一人になった母親はこの町を出るのでした。
 
そして今、徹の母は、すべてを保に打ち明けます。
徹が亡くなった後、大人になっても明憲は一人川獺を探し続けていました。
「川獺がいる」と言って市を騒がしたのは、亡くなった徹への贖罪だったのか…。
徹の母親は保に言います。
「あんたには大切にしたいものがあるんけ?かけがえのないものが出来た時には、それを大事にしてほしい」と。
 
真相を知った保。父親が一人の人間として胸に迫ってきます。
恋人が追いかけてきて言います。「一人でも産んで育てる」と。
おいおい妊娠してるのかい。
保にとって大事なものとは何なのか。新しい命か…。
と暗示し、ジ・エンド。
 
48分くらいの駆け足のドラマでした。
前振りもなくいきなりドンと重苦しい内容。でもこういうのをNHKは望んでるのか~と思いました。
60分のドラマ、正味50分ですか。そこに何を詰め込むか。やっぱりシリアスなんでしょうね。
コメディだったらあっと言う間ですものね。
それにしてもえぐい。天然記念物に工業団地、子供の証言で市の方向を決定、両親の離婚、生活権、そして妊娠。
これらを組み合わせて、詰め込んでコンパクトにして見せる。
…これが創作テレビドラマか。
上手い。でも何だか古くてありきたりな感じもします。
筆力と、構成の力を見られているんでしょうか。
 
今回はたまたまこういうものだっただけでしょうか。
テンプレートがあれば他のも書けそうですね。
あんまり感動はしませんでした…。何と言っても尺足らずです。
3回くらいに分けたらずっと良くなったのになぁ‥。

「スミカスミレ」最終話の感想

2016-03-27 16:26:41 | ドラマ
一度も感想を書いたことがなかったですが、最終回なので書いてみます。

粗筋です。
65歳のスミは孤独な暮らしをしていました。
家業を継いで家を守ってきたけれど…、恋愛も結婚も未経験でした。
これからでもいい。人生を生き直したいと熱望したある時、家の中の衝立に封印された黒猫が飛び出して化け猫となり人間の姿になりました。
それが黎さま(及川)でした。
この化け猫は不思議な力を持っていました。
スミを若返らせてもう一度、人生を生き直させてやろうというのです。
そして化け猫の念力?でスミは45歳若返りスミレとなります。スミレはすっかり若返り、昔断念せざるを得なかった大学へ通うのです。
勉学に励むスミレでしたが、やがて同級生の真白と知り合い、相思相愛になります。
 
しかし、イケメンで素直な性格の真白。モテモテです。そこかしこで邪魔が入ります。
しかもスミレは夜11時になると3時間だけ体が65歳に戻ってしまうのです。また、時々突然元に戻ってしまうのでさぁ大変。
いろんなハプニングが起こります。
 
真白と気持ちが通じ合ってからも突如65歳に戻ったりし、あたふたするスミ。
でもピンチの時にはどこからともなく黎様が現れて、ピンチを切り抜けるのでした。
まことにご都合主義~。
中盤からは真白が不治の病に倒れ入院。そこでスミレは彼を救うために、自分にかけられていた魔法の力をそっくりそのまま真白に吹き込みます。
自分は65歳に戻ってしまいます…。
 
こういう健気さに真白はますます惹かれ、やがてスミレが自分の正体を告白した時にもそれを受け入れました。
そんな…65歳を受け入れるなんて、どんなもの好きなんだよ。
とにかくこの真白が、一転の曇りもない純粋な人間に描かれていて、それがこのドラマを支えています。
 
スミのアナクロニズムと言ったら…タイムマシンにでも乗ってきたのかと思うくらいのひどさです。
ノートを帳面と言ったり、カラオケではずうとるびを歌い、服も時代遅れの地味さ。極めつけは叱るときの「メッ!」です。
…これって子供を叱る時のじゃあ…
大人には言いませんよね。なんかおかしい、このドラマ(笑)
 
そんな時代錯誤でしっかりした人柄が、何だかとっても好ましく、すっかりホの字の真白でした。(昔風に言ってみました)
そうしてあちらでドタバタ、こちらでドタバタしている内にますます二人の絆は強くなっていき…5年後に再会します。
スミレは映画会社で働いています。真白は教師だっけ。
黎様は姿をくらましていたのでしたが、どこからともなくやってきて、最後の力でスミレを永遠の25歳にします。
二人は結婚してめでたしめでたし…。じーっと見ていたら、新婚家庭の真白がスミレを抱きしめるしぐさが何だかねちっこかったぞ…。
 
65歳が20歳に戻ってやり直したいという気持ちがこれまた奇特な気がします。65歳から婚活始めて新しい人に出会えばいいじゃないですか。
でもそれじゃ面白くないんだよね。普通すぎて。シリアスになっちゃうし。
奇想天外な設定でないと楽しめない。
今回は20歳から65歳に変わる変化が面白かったし、黎様の存在がカッコよくて違和感を感じませんでした。
 
桐谷美玲さんってずいぶん持ち上げられていますよね。そんなにきれいですか?どうもガリガリな体つきが貧相に見えてなりません。
演技は上手いんですか?でも今回は熱演してましたね。
真白くんもハンサムなんだけどちょっと濃くて、清潔感とは少し違うタイプかなと思いました。
 
BGMが効果的でしたね。部屋のインテリアもレトロで素敵でした。あんなに暗かったのはなぜだろう…。
筋書きが思い出せなくなるようなこともなくて、普通に楽しめたドラマでした。
色々終わっちゃって寂しいです。

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」最終話の感想

2016-03-23 09:24:37 | ドラマ
ひょんなことから歩道橋の階段から落ちて意識不明になった音でした。不運な事故です。
伊吹や練、友達が集まって不安な夜を過ごします。
 
そこで音の持ち物である母親の手紙を読んでしまう伊吹。
その手紙を届けるために北海道へ行ったという練の気持ちを自分と比べてしまう伊吹でした…。
 
しかし何日か経って、音の意識が回復します。
このドラマは、何か大きな転換になるようなことが起きてもたちまち解決して筋書きにほとんど影響を及ぼさないのです。
このひったくりのエピソードがどんな意味を持つのか不明…。ひったくりではなかったようですが。
音が退院してきてすぐに、伊吹は唐突な別れを切り出します。
いきなり「見合いすることにした」と。音は「嘘でしょう」と言い張ります。
伊吹が「別れようか」「僕はもう君のこと好きじゃない」と言ったのは自分から身を引いたということのようです。
音の本当の気持ちを慮って言ってあげたのだとしたら、
余計なお世話だよと言わざるを得ないんだけど…。
 
まぁしかしそのきっぱりとした態度で、音の心も決まったのです。
 
そして相変わらずうだうだと仕事をしている春太と小夏。
この人たちの存在って何なんでしょうね。
この人たちが出てくると興味ないなぁと思ってしまいます。結局、作者の思いを代弁するだけの役なんでしょうね。
 
さて、音はきっぱりと東京の生活にけじめをつけます。
伊吹もなかなかいい男だと思うんですが…。
練ってどこがいいんだろう、素朴さとか静かな理解力などは分かります。でも力がないと言うのか、行動力がイマイチです。
一ヶ月も連絡取らない間に音が北海道に帰っていたんですからね…、蔑ろにされてるにも程がある。
 
音は育ての親である叔父が亡くなって、叔母一人になったので一緒に暮らすために北海道へ帰ることを決めたのです。
母親の手紙に対しての思いがナレーションで語られます。
それは「愛する人を見つけて幸せになって欲しい」と願う母への返事でした。
 
音は自分が東京にいて介護の仕事をして、好きな人に出会ったことを報告します。
6歳の時に死に別れた母、その時の自分は不安だったけど、6歳の自分に今、言いたい。
「好きな人はトラックに乗ってやってくる、桃の缶詰をトラックに積んで、自分が苺キャンディーを上げるとばりばりと噛んで食べた」と。
その時に貰った桃の缶詰を開けて音は食べます。そして練とのことを思い出にしようとするのでした。
 
「東京に一人で住んで仕事をして、毎日真面目に一生懸命暮らしている」
「努力は時々報われる」「お金は貯まらない、でも私には足りてる」と音は淡々と語ります。
聞きながら、じわーっと涙が湧いて来て、涙が出始めたら止まらなくなりました。
 
何でなのか、とても素直な気持ちになりました。
どんなに文明が発達していても、先進国でも、働く人たちはこういう温かい真面目な気持ちで働いているんだと気づかされた場面でした。
 
でまた練はトラックで北海道へやってきて、そこで本当の気持ちをお互いに確かめるのでした。
ファミレスでの会話がもう子供みたい。
…これが27歳の女性?純情すぎる。
練もそれに劣らず純朴で、二人とも、10代みたいでした。
告白し合った二人の間にはリラックスした空気が流れていました。トラックで去る二人にエンディング曲が流れます。
 

色々と悪口を書いたけど、部分的に変なとこはありましたが、主題とそこに流れる作者の狙いは圧倒的でした。
不覚にも泣いてしまった自分が恥ずかしかったです、今回は白旗でした。
 
 

「火村英生の推理」最終話の感想

2016-03-21 11:34:22 | ドラマ
印象的な最終回でした。
昨日は裏番組の「キャサリン…」を見ていて深夜こちらの録画を見たのですが、シャングリラと火村の関係が分からず…。
今日改めて見直して、何となく理解しました。
 
「シャングリラ十字軍」の教祖みたいな存在が諸星(長谷川京子)なのですね。
この集団は諸星の指導に従う犯罪集団のようです。諸星が刑務所の中にいた頃に火村と接見していたらしいです。
諸星は火村に特別な感情を抱いている。それは自分たちが同じ穴のムジナであることを見抜いているからなのでした。
そして、諸星は火村の暗い欲求を解放してみたいと思っている。
それは「サイコパス」になる道をつけてあげたい、というものだと思います。
 
諸星のサイコっぷりが描かれています。火村を呼び出し、ゲームを始めます。
3つのグラスにワインを注いで、その中に致死量のトリカブトの毒を入れる。
一つずつ飲んでいって、命を賭けたゲームをしようと言うのだ。
火村がまず一つのグラスを選ぶ。そしてもし毒入りでなかったら、諸星がもう一杯飲むと言う。
ここで、「結局火村が毒入りを飲ませられるんじゃん」と思ってしまいます。
そして火村がグラスを選んだ後に諸星は後ろを向いて考える時間を与えます。
「今がチャンス!」この時、3つのグラスを床にこぼしてすぐ側にワインの瓶があるのだからそれを注げばいいのに!
と思いましたが…。
まぁとにかく、サイコパス対犯罪学者のウルトラクイズみたいなものなので、見守るだけです。
そして火村は諸星が後ろを向いた隙に3つを合わせ、それをまた3つに注ぎ、毒の確立を3分の1にしたのです。すごい。あっぱれ!
そして、まず諸星が一つを飲みます。しかし…3分の1の毒が入っているのに何ともない!何故だ?
次に二人がそれぞれのグラスを取って一気に飲みます。
すると諸星が苦しみ出します。3分の2の毒が回ったのか…
この時、火村はゴックンしないで相手が飲むのを待って吐き出せば良かったのに…なぜそれをしない。
そして、まもなく火村も倒れます。ここで倒れるなら、3分の1の毒を飲んだ諸星はもっと早く倒れるはず…
しかもトリカブトの毒は、昔ニュースで見ましたが、激しい下痢と嘔吐が起こるんだそう。
どっちも起こしてないのはどうしてか。汚いからか…。
とか何とか言っている内に警察が到着。二人は別々に運ばれます。
 
しかし公安の救急車で運ばれている間に内通者が謀反を起こします。
シャングリアの車が追いついて、まんまと諸星を奪回します。
早くも回復している諸星。それにしてもこんなに警察と公安がドジだとは。
 
そしてまた新たに諸星の火村に対する挑戦が始まるのです。
どこまでしつこいんだろう、この女は。まるでストーカーではないのか。
そこがサイコパスたる由縁なのか。
やがて山奥の滝近くの場所で、二人は向かい合います。
諸星は拳銃を火村に与え、自分も取り出して、決闘を始める。
その情熱を教団繁栄のために使えばいいのに。しかしそういう破滅的な願望の人なのでしょう。
 
乾いた銃声が聞こえ、駆けつけた刑事たちとアリスが見たものは…
そこに二人の姿はなかった。叫ぶアリス。
 
無駄のない運びでした。
アリスは前半で愛読書のホームズの話をします。
ホームズとモリティア?という老教授との意見の違いがありました。二人は激しい言い争いをして、滝壺に落ちて亡くなります。
ホームズはワトソンに書き置きを残しました。「真の友へ」という題で「お前(モリティア)を破滅させる為なら、世の人のため、喜んでこの身の破滅を受け入れよう」というものでした。
これが今回の筋書きそのまんまです。
ホームズは火村。モリティアは諸星。そしてワトソンがアリスです。
 
しかし火村は決闘の時「この犯罪は美しくない」と呟いています。
人にお膳立てされ、与えられた犯罪なんて、望むところではないのです。
舐めんなよ、諸星。しかし後の祭りか。二人は滝壺に消えてしまったのでしょうか?
 
最後に、火村が帰ってくるらしい足音と姿が映って終わりとなります。
アリスの驚きの表情。これは火村でしょう。
どうやってあそこから甦ったのか、それはまた次回に委ねられるのでしょう。それとも「本買ってね」の催促なのか?
 
いやー最終回にあるまじき充実振りでした。
もっと早く諸星を出しておけよと言いたいです。
しかし、長谷川さんがどうもミスキャストな感じでした。ねっとりしてるし…。
中谷美紀さんとか松雪さんくらいのクールさ猟奇的な感じがする人がよかったです。
でも、ギャラ高いのかな…。
原作のあるドラマは違いますね。
斎藤工さんのポーカーフェイスもなかなか良かったです。また続きが見たいです。

「NHKスペシャル・原発メルトダウン危機の88時間」再放送の感想

2016-03-17 10:40:49 | テレビ
一昨夜のNHKスペシャルの再放送を、たまたま起きていて見ました。
東日本大震災の福島第一の原子炉爆発が入念なCG、セットで再現ドラマになっていました。
余りに重くて、本放送では見る気がしなかったものの、見てしまうと引き込まれました。
 
一号機から四号機までの原子炉が水素爆発に到るまでの経過を詳しく描いていました。
細かい所は私には分かるはずも無いのですが、例えば、原子炉内の中の圧力が高まって、水を注入した。にも関わらず変化がない。
それは縦横に走ったパイプの一部から水が漏れていて、充分注水したはずなのに入っていなかった。

また電源喪失して、手動でもバルブを開けられなかったり。
最後まで安泰だった二号機は、後半に絶体絶命になった。
原子炉の格納容器が爆発するという大きな危機に見舞われていたのです。
その寸前まで行ったのに、奇跡的に予想もしなかった事が起こりました。
蓋が浮き上がってそこから放射能が放出され、爆発を逃れたというのです。
正に間一髪でした。これが爆発すれば東日本はほぼ壊滅状態だったといいます。
この蓋からもれたハプニングで、日本の国土の半分が助かったらしいです。
もし爆発してれば、どうなっていたのでしょう。私も今ここにはいないでしょう…周りの人も。
 
5年も経って明かされる真実がこれですか。…それとも、これは既成の事実なの?
東電のホームページにはその説明が詳しく載っています。
 
一昨日の番組は秀逸でした。
限りなく現場に近いような雰囲気。爆発事故の現場、俳優達の迫真の演技、CGの解説など。さすがNHK!
分かりやすくて、構成も適切。見事でした。
これは国民が全員見るべきものではないかと思いました。
 
しかし千年に一度の地震と津波があったからと言っても、何か一つ助かる術があったのではないかと考えさせられました。
あんまり脆弱すぎる…。そして4つも海の近くに原子炉を並べて建てるなんて、ドミノみたいになるって考えなかったのかしら。
だって投資の原則にあるじゃないですか。「リスクは分散させろ」って。
宮城県の女川原発は高台に建てたのでかろうじて津波を免れました。
東京へ供給する電力なら、もっとあらゆる事態を考え抜いて建てられるべきではなかったのかと、素人考えで思いました。
 
家庭で使う電気なんて、代替えのきく物がいくらでもありそうです。
昔なんか七輪で煮炊きしたり、竈を使ってたんですよね。
火の始末は気をつけなくちゃないけど、原発の危険からしたら比べものになりません。
文明と科学技術の上に私たちの生活が成り立ってるなら、どれだけの危険の上に立ってるのか、ちゃんと専門家が検証すべきでないんでしょうか。
住めなくなるかも知れないリスク取ってまで、便利な生活したくないですわ。
かと言って、工場や産業関係では原発のエネルギーを使わなきゃやってけないんですよね?
 
こっちが立てばあっちが立たずです。
どっちも蔑ろには出来ませんもんね。日本は経済で成り立ってるから、いずれも大切です。
 
こういう番組は社会主義国家だったら作れないんでしょう?
もし同じような事故が中国で起きたら、きっと隠し通すでしょうね。
日本は言論の自由があって良かった。ホントにそう思います。いずれ社会主義に移行するかもしれないですけど…(悲)。