今日の考え事〈applemint1104〉

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「アンビリーバボー」SPの感想

2014-04-07 17:01:21 | エンタメ

先週放送のものですが、思い出して書いてみます。

「事実は小説より奇なり」とよく言いますね。
小説やドラマなど虚構のものばかり見てると、ちゃんとプロットがあり読者や視聴者を説得できるように、工夫されています。
犯罪や行為にそれなりの動機がちゃんとつけられていて、説得力があります。
しかし、事実が恐ろしいのは、ちゃんとした動機がないのに殺人や犯罪を犯してしまうことです。
この番組で描かれた事件がまさにそう。

これは2002年にあった「和歌山出会い系サイト殺人事件」を元にした再現ドラマです。
初めから先入観なくしてみると実に不思議な事件です。
登場人物が何人いるのか、誰が黒幕なのかさっぱり分かりません。
しかし進むにつれ、驚愕の真実が明かされていきます。
なんと、翔子という女一人が声色を使い分け、三役を演じ分け、3人をだまし、人を操ってお金を巻き上げたり手玉に取ったりしていたのです。
挙げ句の果てに、交際相手の姉を、元彼ゆうすけと会わせ、金を奪い首を絞めて殺させた。
他にもこの男をそそのかして窃盗をさせている。
なんと恐ろしい女なのでしよう。

翔子は「オネエ風の男」「暴力団員」「優しい相談相手の男」と3人の声色を使って見事に欺したのです。
全編見ても、は~っ?ただため息ばかり。
役者さんがあまり清純そうなので、この人がそういう事をするなんて信じられないのです。
交際相手の姉を殺させた動機が「いずれ交際相手と結婚したらこの姉が負担になりそう(心臓病だったので)」と「交際相手と姉が仲が良すぎて嫉妬した」ですって。
そんな理由で殺されたら、命が幾つあっても足りません。
そもそもこの女と弟が出会ったのが出会い系サイト。素性を隠したければいくらでも隠せる。どんな相手なのか、ある意味、闇鍋のようです。
すごく危険じゃないですか。
この女は二児がいながら実家に預けてブラブラしていた。
出会い系サイトで知り合った男を巧みに欺してお金を巻き上げていたとんでもない人間。

恋愛は自由だと言うけれど、それなりに相手の家族や相手の経歴、過去をちゃんと知って見極めなければいけません。
人間ってそんなに簡単につきあっちゃっていいものではないんです。
せめて半年か1年くらいかけてじっくりと相手を知っていかねばなりません。
さてさて、もしこういう多重人格者かサイコパスのような人と関わってしまったらどうするか?

考えてみました。
その場で切って捨てる。携帯番号を変え、一切連絡を取らない。
逃げて逃げて逃げ切る。全て忘れる。
こんなもんでしょう。
逃げ足が速いのって大事ですよ。
理由なんて幾らでも考えつきます。
病気になったとか家族が事故に遭ったとか大変な事件に巻き込まれてそれどころじゃないとか。
大嘘つきまくるのです。

女って怖いです。大人しくしてれば男は自分の都合のいいように見てくれる。
でも、突然豹変したりしますからね。本性を突然現したりする。
いや、そうじゃ無い人の方が多いですよ。
でもどんな大豆にも色の変わったのが何粒か紛れてるじゃないですか。
それが自然なんです。変な人って必ずいます。
だから自分で身を守るしかないんです。

この翔子という女は、一人っ子でなかなか自分の思ってる事をそのまま言えなかった。
だからずっと他人の振りをして声色や演技で自分の気持ちを表現してたんだとか。
それが通用したかんだから立派な詐欺師と言っていいでしょう。
色んな人間が世の中にいると言うこと、最高から最悪まで幅広く想定して人を見抜く力を養わないといけません。
出会い系サイトで相手を探す?
そんな簡単に理想の相手なんていないです。
それより、自分が理想の人間に近づくために努力した方が早いと思うんだけどね‥。



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