ＦＣ東京のササ、来年帰って来て

ササがアルゼンチンに行ってしまう。去年はあまり試合に出してもらえず、不本意な年だった。ワールドカップにも出れなかったし。

今年こそは彼のゴールを、と楽しみにしていたのに。寂しい。それに、髪を短くしたササがピッチを駆ける姿を見たかった。

「戻ってきてまたＦＣ東京でプレーしたい」と。本当に戻ってくるのだろうか。ダニーロだって、完全に移籍してしまったし・・・。

ササは東京の選手らしくなく（？）大好きだったのに・・・。

いよいよリーグ戦が始まると楽しみにしていたのに、ちょっとショック。サッサ～～、サッサ～～のコールが出来ない。

倉庫の大きなササの看板はどうなるのだろう。カジくんが看板になったらいなくなったし、今度はササ・・・。

何か、最近フロントが迷走しているような気がするが、気のせいかしら。前半、お客さんが減ったのもこんな所にあるのではないだろうか。

私の知っている“魅力的な東京サッカー”が最近、鳴りを潜めている。監督が変わり、選手も変わって行けばサッカーも変わって行くだろう。でも、やっぱり、その根底に流れている東京サッカーを無くしてほしくない。

あの、ボールを追うひたむきさ、ゴールに向かう献身的な走り、うまくは無くても勝利を絶対に諦めない純なプレー。私達サポーターを乗せてしまうサッカー。私達サポーターに乗せられてしまう選手達。

ワールドカップで不甲斐ない日本選手のプレーと、決勝トーナメントでの各国の素晴らしいプレー。私達のＪリーグへの期待値は上がっていると思う。

ＦＣ東京への私達の期待値も上がっている。ガーロさん、この中断期間中に修正が出来たのでしょうか。

そして、私達のナオくんが戻ってくる。それだけは、ワクワクして待ち遠しい。まず、最初の福岡戦。期待に応えるプレーを望む。

夜中に突然目覚めて

ワールドカップの間は時差ぼけ状態で仕事中に眠くて眠くて。昨日の夜は、もうユックリと朝まで寝れると、１１時半には、倒れるように眠った。

夜中にパッと目が覚めた。「えーー！部屋の電気が点いている！」ビックリした。どうして？

私の部屋の電気はリモコンになっている。布団にもぐってから消せるように。夜中に寝返りを打った拍子にリモコンに触れたのかなと、思った。でも、いつものように側の大きなクマさんの頭の上にある。

この大きなクマさんは、子供達が小さな時にお客さんがお土産に持ってきた。よく、乗って遊んでいた。今は、ＦＣ東京の青いＴシャツを着てタンスに寄りかかっている。

電気のリモコンは、そのクマさんの頭の上が置き場所となっている。

消したはずの電気がどうして点いたのだろうと、不思議に思ったが眠いので考えるのは止めてピッと消して寝た。

翌朝、保温になっているはずのご飯のスイッチが切れていた。オーブントースターの時間がパカパカしている。それでも、まだ気がつかなかった。

朝食を食べていたら、市の広報車が来て夜中に停電したお詫びを言っていた。「そうか！停電したのか」やっと気が付いた。

リモコンで消した電気は停電が直ると電気が点くとは知らなかった。朝までグッスリと熟睡したかったのに・・・

今日こそは、何事もなく、地震も無く、朝の目覚ましの音まで眠りたい。

ワールドカップが終わった

最後の決勝戦、目覚ましを掛けて寝た。終わっても一時間は寝れるかな、と思ったが、結局ほとんど眠れなかった。興奮して寝つきも悪かったし。

前半戦の目の覚めるような、スピード感の攻守の切り替えの早いサッカー。矢のようなサイドチェンジのパス。ビームのような縦のパス。

早い！早い！選手もボールも目まぐるしく早い！

日本はいつかは追いつけるのだろうかと、いつかはこういうサッカーをやれるのだろうか。

さすがに、延長になると足が止まるシーンもあるが、それでも走るべき所では全力で走る。このボールに追いつけと、ヒデも顔負けのキラーパスを前に蹴る。

味方にキツイと言われるヒデのキラーパス、そして味方にやさしい小野のスルーパス。でも、世界のスピードはもっともっとアップしている。

体格的に小さい日本人はやっぱり、ダイレクトでワンタッチで、早く早くボールを回して走り勝たなければいけないのではないだろうか。そして、上背のない日本選手は歯を食いしばってでも最終ラインは高く保たなければ。

どの試合を見ても、つい日本と比べてしまった。純粋に世界のサッカーを楽しみたいのに、やっぱり頭の隅に日本代表のプレーがよみがえる。こうしたら、ああしたらと・・・。

ドイツ大会への四年間を選手も協会も私達サポーターもちゃんと総括してから、南アフリカへ向けての一歩を踏み出さなければ。

監督がオシムさんに決まった。どんな日本代表を作り上げてくれるのか楽しみだ。ぜひ、私を南アフリカに連れて行って下さい、オシムさん。

今日のエルゴラ

朝の通勤電車の中で、ヒデさんの特集を読む。あらためて、彼の“人生とは旅であり、旅とは人生である”を読む。ちょっとウルっとした。

そして余計な事だけど、ふっと思った。彼のヘヤースタイルがずーーと、正面から見ても、横から見ても、後ろから見ても変わらなかった。伸びもせず、短くもならず、モチロン寝癖もついていなかった。あのまま維持するために、専属の美容師さんがいたのかしら。

ページをめくって行って、「あ！」と思った。ＦＣ東京の石川ナオくんの走っている姿が！練習試合でゴールを決めたり、活躍出来ている事は分かっていたが、やっぱり、うれしい。

Ｊリーグ再開が待ち遠しい。やっと彼の走る姿が見れる。あの風のような独特のプレースタイル。待って待って待ちくたびれたナオくんの復帰。

とっても嬉しいけど、今度こそ怪我をしないようにと不安もある。

髪を切ってサッパリしたササも、今度こそは活躍してほしい。ワールドカップに出れなかった事は残念だった。日本で活躍して、ワールドカップに出る予定だったのに・・・。でも、ササも若いから活躍すれば次もある。

ワールドカップも残り３試合。一ヶ月なんて短いものだな。もうすぐ終わり。そして、又、４年間を待たないといけない。今度こそ、眠くならない面白い代表の試合を見せてほしい。

長かったような短かったようなワールドカップが終われば、Ｊリーグが始まる。週末はスタジアムで、ＦＣ東京を堪能する生活が始まる。

ヒデさん、ありがとう

今日の朝日新聞の一面トップに“中田英引退”と大きく乗っていた。ブラジル戦でサポーターに手を振る、涙をこらえたヒデさんの写真。左手の包帯がイタイタしい。

昨日ＴＶを見ていたら、速報のテロップ。「また、どこかで地震かしら」と思っていたら、「中田英、現役引退」。ビックリした。代表は引退すると言っていたみたいだけど、まさか現役を引退するとは。

「代表に選ばれるという事は、勝利に責任を負う」なんと重い思い。今回の代表にそこまでの覚悟を秘めてドイツに渡った選手がどれだけいたのだろう。

プロのサッカー選手ならば、誰もが出たいワールドカップ。そして、誰もが思い浮かぶ“ドーハの悲劇”。そのドーハまでの血の滲むような試合の過程。そして、フランスへの岡野の歓喜のゴール。選手も私達も一緒に闘っていたように思う。

今回の“サムライブルー”とカッコよく祭り上げられた代表選手達。ドイツに来るまでの、数々の試合で、本当に歯を食いしばってサムライ魂を見せてくれたのは、国内組みの、多分、選ばれないかもしれないと思われる選手達だったのではないかしら。

それにしても、史上最強の日本代表と言われ続けて来た、ジーコの選んだ選手達の数々の試合の退屈だったこと。横になって見ていると、眠ってしまったっけ。

個人的にも応援していた選手がジーコに評価してもらいたい為に必死にボールに食らいついていた姿が忘れられない。「こんなに結果を残しているのに、多分ドイツには連れて行ってもらえないのだろうな」と、見ていて苦しくなった。

そういう人達の為にも、１００パーセントのパフォーマンスをピッチの上で見せる責任がある、とヒデさんは言いたかったのだろう。

選手達の実力を勘違いしたジーコと、自分達の実力を過信した選手達。ヒデさんは、予選の時からずっと言っていた。「まだまだ、闘う準備が出来ていない」。ドイツに行って「自分達の力を１００パーセント出したなら。そして相手よりもたくさん走ったなら」と。

結局、日本代表は実力の１００パーセントには程遠く、９０分も走れなかった。個々の力では太刀打ち出来ない世界に、チームとしても一つにまとまれなかったサムライブルー（今は言うだけで何か恥ずかしくカッコ悪い）。

いつまでも、ピッチに倒れているＴＶの中のヒデさんに「泣かないで。待っているサポーターに挨拶に行って」と心でつぶやいていた私。

前の監督の時、横浜国際での豪雨の中でゴールを決めて嬉しそうに両手を挙げてガッツをしていたヒデさんの笑顔が忘れられない。ＴＶではなく、スタジアムであなたの走り回る姿を見たかった。

ありがとう。ヒデさん。お疲れサマでした。

会社の引越し

今日で引越しが終了した。今日も出社して荷解きをした。月曜日から即、仕事が出来るように。

先週は引越しの準備とワールドカップでの時差ボケで疲れた。

今日も、まさかＰＫまで付き合うとは思わなかったので、まるっきりの寝不足。眠い。

ビルを建て直す為の借り住まいの事務所とはいえ、２年強もかかる。それなのに、ワンフロアで他の部署との同居。狭い、狭い。過去の何となく保存していた書類等、随分処分した。まだまだ、処分足りないみたい。

今までは、一部屋だったので内緒話も大声でしていたが、今度はそうも行かない。三時のオヤツも食べづらいな・・・。イロイロなものが共用になりそう。使いづらい。

他の部署へのお客さんが、すぐに目に付くので落ちつかなそう。しょうがない。会社も大金を掛けてビルを作り直すのだから。

この会社に入って、１３年程。その間、３回目の事務所の引越しである。今回が一番狭い。私生活でも、独身時代も入れて、夫の転勤などで、８回引越しをしている。もう、引越しのベテランである。