「偽装請負」と呼ばれる違法な労働形態が広がっていると、新聞が報じていた。特に製造業で。そして、日本を代表する企業で。
大企業の膨大な収益は未来の日本人を食い物にした結果だった。そして、結婚をし、子供を育てる人間としてのささやかな基本的な幸せさえも否定する働き方を強いるとは・・・。
「昼休みは40分。食堂へは片道10分。疲れて行く気になれないので、空腹を我慢して横になり、午後の仕事にそなえる」「相場よりも高い寮費と光熱費。給料日の前にはパンと水で過ごす」「求人広告では22万と言っていたのに実際は16万。そこから社会保険料とか家賃とか引くと3,4万とか残らない」等々。文句を言えば、すぐ首。ずっと同じ仕事だから、キャリアを積めれない。
TVでも、この問題を取り上げていたが、これほどとは、胸が痛くなった。そして、TVでは以前、合理化を徹底的にして収益を上げ女性でもちゃんと実力があれば、差別無く昇級できると、そのすばらしいシステムを取り上げられていたキャノンもが・・・。カイゼンで有名なトヨタまで・・・。
昔、若者は“金の卵”ともてはやされて、中学を卒業すると日本全国から集められ様々な工場や零細企業に就職させられた。そして過酷な労働をしいられた。でも、まだあの頃は未来があった。親方にしごかれ腕を磨いて立派な職工になった人もいる。勉強して独立して何とか自分の店や工場を持った人もいる。ほとんどの人が家庭を持ち、子供を育てた。社会の底辺にいても、いつかは俺だってと、夢を見れる時代であり、実現できる時代でもあった。
でも、今は少数の正社員と、圧倒的多数の「偽装請負」の労働者。正社員なら結婚し子供が出来ても、共稼ぎ出来るように環境がととのいつつある。でも、かれらは結婚さえ出来ない。
使い切れない膨大なお金をもうけた人は、踏みつけた人々に1円たりとも還元したくないと、儲けさせてもらった日本に税金を払いたくないと外国に住居を移す。
結局、少子化問題も愛国心問題も、一番の問題は若者ではなく、そういう人々なのだと思う。本当の意味で日本の未来を考えて、未来の設計図を書き、実行できる指導者はいるのだろうか。
“日本沈没”が又ブームになっているが、日本が内部から沈没して行かなければいいが。
大企業の膨大な収益は未来の日本人を食い物にした結果だった。そして、結婚をし、子供を育てる人間としてのささやかな基本的な幸せさえも否定する働き方を強いるとは・・・。
「昼休みは40分。食堂へは片道10分。疲れて行く気になれないので、空腹を我慢して横になり、午後の仕事にそなえる」「相場よりも高い寮費と光熱費。給料日の前にはパンと水で過ごす」「求人広告では22万と言っていたのに実際は16万。そこから社会保険料とか家賃とか引くと3,4万とか残らない」等々。文句を言えば、すぐ首。ずっと同じ仕事だから、キャリアを積めれない。
TVでも、この問題を取り上げていたが、これほどとは、胸が痛くなった。そして、TVでは以前、合理化を徹底的にして収益を上げ女性でもちゃんと実力があれば、差別無く昇級できると、そのすばらしいシステムを取り上げられていたキャノンもが・・・。カイゼンで有名なトヨタまで・・・。
昔、若者は“金の卵”ともてはやされて、中学を卒業すると日本全国から集められ様々な工場や零細企業に就職させられた。そして過酷な労働をしいられた。でも、まだあの頃は未来があった。親方にしごかれ腕を磨いて立派な職工になった人もいる。勉強して独立して何とか自分の店や工場を持った人もいる。ほとんどの人が家庭を持ち、子供を育てた。社会の底辺にいても、いつかは俺だってと、夢を見れる時代であり、実現できる時代でもあった。
でも、今は少数の正社員と、圧倒的多数の「偽装請負」の労働者。正社員なら結婚し子供が出来ても、共稼ぎ出来るように環境がととのいつつある。でも、かれらは結婚さえ出来ない。
使い切れない膨大なお金をもうけた人は、踏みつけた人々に1円たりとも還元したくないと、儲けさせてもらった日本に税金を払いたくないと外国に住居を移す。
結局、少子化問題も愛国心問題も、一番の問題は若者ではなく、そういう人々なのだと思う。本当の意味で日本の未来を考えて、未来の設計図を書き、実行できる指導者はいるのだろうか。
“日本沈没”が又ブームになっているが、日本が内部から沈没して行かなければいいが。