ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

一人笹刈り

2014-11-05 20:12:04 | 南ちゃんと南山
昨日、仲間と一緒に下草刈りを出来なかったので、今日、一人で山に入った。

月曜日に畑から取って来た大根が無くなったので、大根を畑に取りに行く、そのついでにとの思いもあった。

今日は、カエデの広場から登って行った。

今年の冬の終わり頃に下草刈りをした所が、また、笹がいっぱい生えていて、来年になったら笹刈りをやらなくといけないだろうな。



それに、小道の脇に置いてある木々も朽ちて来たので、新しく道作りをしなくては。



桜の広場は、周りを木々で囲まれて、本当に気持ちがいい。



今日もクヌギ林の笹刈りをする事にした。この間とは小道を挟んで反対側を刈る事にした。





こっちは、不思議といろいろな植物が生えている。もみじさんと違って名前は分からないが。

こっちにもギンランが出ている。本当に小さくて、後で探しても、落ち葉に埋もれて、どこにあったか分からない。

一人で笹刈りをしていると、不思議に心が澄んで落ち着いて来る。

いろんな思いが頭の中を行ったり来たりしているようで、何も考えていないような、頭の中よりも心の奥の奥の方でふんわりと何かが佇んでいるような。

そして、フッと思った。

昨日のTVで、最近、世界中で “瞑想” する事が流行っているのだという。坐禅を組むだけではなく、ただ、座って30分くらい目をつむって瞑想するのだという。

心が落ち着き、仕事にもプラスになるのだそうだ。

それで、思った。これも、もしかしたら瞑想の一種ではないだろうか。

そして、1時間くらいと思っていたのに、気が付けば、2時間超もひたすら笹刈りをしていた。

そういえば、姉が亡くなった時も、夫が亡くなった時も、毎日のように一人で山に入り笹刈りをしていたっけ。

思いっきり、涙をこぼしながら、思い出の中にタップリと入りこんでいたっけ。私にとっては、必要な癒しの時間だったのだ。

南ちゃんの大根は本当に美味しい。この間、今年初めて食べて、瑞々しくて、ビックリするくらいに包丁がスッと入って本当に美味しかった。

母が作ってくれた、私のお袋の味の田舎料理。山一つ越えた夫は、食べた事無いといっていた。

今日も、それを作ろう。大根の葉も本当に美味しい。

帰りは、一の森に行った。途中で、知り合いの農家の人に挨拶したら、「あれ、今日は一人なの?」 と言われた。

「そうなの、どうしても山の下草刈りをしたかったから」 と。

一の森で、富士山は見えなかったが、しばらく木のベンチに座って景色を楽しむ。



帰りに、また、別の知り合いの農家の人に会い、ちょっと立ち話して家に帰った。

山つつじが林の中に、ポッと咲いていた。




コメント
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