ふみさんの日々雑感

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FC東京、マリノスに完敗

2013-08-18 09:59:15 | FC東京とサッカー
昨日、鹿児島に引っ越しした観戦仲間が、久しぶりに、本当に久しぶりに応援に来た。

ガスの頃から東京を応援している彼女は、誰よりも東京を愛してる。

その彼女が、早めに来るというので、いつもよりも早く行って待機列に並んでいた。

彼女が来てからは日陰に移動して、東京の話で盛り上がった。

中に入ってからは、彼女の友達がマリノスにいるので、お土産を持って会いに行ったり、Tシャツを買いたいからと、一緒に見たり。

昨日は、仲間が全員そろった。いつも、誰かが用があったり体調を崩したりと、来れない人がいるけど、鹿児島の彼女が久しぶりに来たので。

彼女が、リーグ戦の東京戦をスタジアムで見たのは、長居のセレッソ戦。あの時は、私も行った。そして、東京は負けた…。

だからこそ、ホームだからこそ、勝ってほしかった。

でも、内容も選手達のパフォーマンスも、完全に完敗だった。

リーグ戦の始めの頃、マリノスは年齢が高いので、夏場になると苦しいだろう、と言った評論家がいた。

でも、マリノスは、皆が最後まで走っていた。

悔しいけど、シュンスケは最後まで動きまわっていたし、上手かった。

後半、もう、時間が無くなって来た頃、マリノスの選手が、前線にポーンとボールを蹴った。

その時、私はタッチラインを割るだろうと思った。東京の選手もそう思ったのだろう、そのボールを追わなかった。

ところが、マリノスの選手は、全速力でそのボールを追った。それを見て、東京の選手が慌てて追った。そのボールは、タッチラインすれすれにマリノスの選手が追いついた。

もう、体力も残っていないだろう時間帯に、そんな姿を見れば、味方の選手の、そしてゴール裏のサポーターの心は熱く燃える。

思いっきり走れば間に合うだろうボールを諦める東京の選手を何回見た事か。もっと、走れよ、もっと追えよ、もっと寄せを早くしろよ、と言ってしまう私達。

でも、ヨネちゃんの、たとえピッチに叩きつけられても足を延ばしてマイボールにしょうとする姿には感動する。どうして、交代してしまったのだろう。

タマちゃんが、諦めないでがむしゃらにボールを追いかけ回し、必死に走る姿は、私達の心に響きスタジアムが盛り上がる。どうして、監督は、彼をスタメンで使おうとしないのだろう。

東京の選手達のそんな姿が見たいのだ。

やっぱり、マリノスの選手達は、上位にいるチームだなと思う。皆が、瞬間瞬間の状態を良く分かっている。今は、早く攻めた方がいいのか、パスを回した方がいいのか、前線に大きく蹴った方がいいのか、共通した意識を持っているように思う。

そして、彼らの目的は、ゴールへの強い意識。東京の選手に、それが無いとは言わないが、彼らの方に、それをより感ずる。

2点目の、シュンスケの見事なゴールシーン。東京の選手だったら、突っ込んでボールを失うか、横パスか、バックパスか。

いつも思うんだけど、どうして、ボールを奪ったら、早く前線に運ばないのだろう。アーリアやヒデトのあたりで、横パス?バックパス?相手が戻って守備体系がととのった頃、サイドにパスし、バックに落としたり、横パスしたりしてミスするか、中央に切れ込んでボールを失うか…。

何か、同じ攻撃の繰り返しのように見える。

昨日は、大きなサイドチェンジも、ディフェンスラインの裏に走り出したがっている前線の選手への、丁度良いボールが入らない。

ある外国のチームの監督が日本代表のサッカーについて言っていた。
「サッカーは、どれだけボール保持率がいいかは問題では無い。パスを回してボールを保持するのが目的では無い、ゴールするのが目的だ。あの、バルサだって、パス回しだけで勝っているのではない。」と。

まるで、東京サッカーの事を言っているようだ。

華麗なるパス回しもいいけど、華麗なるドリブルも見たい。

東京のユース育ちの選手達が、レンタルで出て行ったり、完全移籍になったり、寂しい想いをしていたから、よけいに昨日の敗戦にはグジグジした想いになった。

昨日、皆で飲みながら、つい、愚痴ってしまう。

李くんのような、ゴールへのギラギラした想いの選手が欲しい。不甲斐ないプレーをしている選手には、昔のドイちゃんのように怒鳴り付ける選手が欲しいと。

梶山も大竹もムックンもケンタローも皆帰って来て欲しい。

大好きだったオマちゃんやユータは帰って来なかった…。

何か、昨日は、ちょっと感傷的になってしまった。

今年、もう1回くらいはスタジアムで東京の試合を見れるかしらと、鹿児島の友達が寂しそうに帰って行った。

















コメント
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