ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

修善寺温泉に泊まる

2008-03-01 23:35:55 | 姉さん
母の誕生日に姉夫婦と私達夫婦で修善寺温泉に一泊で行って来た。私は東京から高速バスで、姉夫婦は安城から車で。

待ち合わせのホテルには私達が先に着いた。又、母が泣くんじゃないかと思ったら、やっぱり、私を見て泣いてしまった。子供のように、下を向いて目を瞑って。

私が「おばあちゃん、会いたかったよ」と肩をだくと、「本当に、フミちゃんだ」と泣き出す。お正月明けに会ったばっかりなのに。

何か、前よりも元気になったみたいだ。今、ディーサービスで一生懸命にリハビリに励んでいる。昔から、何でも一生懸命になる人だから、他の老人がやりたがらなくても、おばあちゃんは一人で黙々とやっているみたいだ。だからか、前よりも杖を突きながら長く歩けるようになった。顔色も良く本当に姉の所にいって良かった。

修善寺温泉は初めてだ。浜名湖が青く深く輝いていて、とっても幸せな風景が広がっている。温泉は「本当の温泉です」と断り書きがしてある通り、気持ち良く暖まった。

姉と「会う時は、いつも山や湖のそばだね」「ホント、海のそばで泊まらないね」。姉は本当に山が好きだ。もうそろそろ、山歩きは止めたほしいな。最近、中高年の遭難が多くなっているから。

美味しい料理が沢山でて、母は大喜びだった。姉ではないが、母はよく食べる。私よりも食べるかもしれない。良く食べ、良く眠るので風邪も引かないらしい。百姓で鍛えたからかも。母が元気だから、姉も助かっている。

母が花が大好きなので、翌日は“フラワーパーク”に言った。風があり、寒かったが公園はキレイだった。寒いので、ほとんどを温室の花々の中で過ごした。



“球根ベコニア”は本当にきれいだ。上からも華やかにベコニアが垂れ下がり、その花々の豪華な色の洪水に圧倒される。たくさんの“カサブランカ”や数々のランの花たち。その美しい花園に母は大喜びだった。









分かれる時は、やっぱり、又、母は泣く。子供のように目を瞑り、下を向いてしまう。「おばあちゃん、又、会いにいくからね。元気でね」

遠ざかっていく、車の窓に何時までも手を振る母の手があった。

コメント
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