シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

ポール・ベタニーがすごい!・・「ダ・ヴィンチ・コード」

2006-11-27 22:43:37 | Weblog
本日レンタルにて鑑賞、ロン・ハワード監督作「ダ・ヴィンチ・コード」

150分と尺が長いが、あまり長いとは感じませんでしたね。

でも、映画館で見なくてよかったかも。

決してつまらないわけではないですが、無宗教の自分にとっていささか物語の背景がわかりにくく、何回か見ないと理解できないから・・

何回か見ると伏線がもっと鮮やかに浮かび上がってくるんだろうと思う。
一度だけでは、ストーリーを追うのにせいいっぱい、ひ~こら

ある部分では字幕のみ読んでいて、画面を見れないの~~ひ~こら

ざっくり言うと

ジーザスはマグダラのマリアと夫婦であり、ジーザスが磔になったころ、彼女は妊娠していた。なんとか逃げのびた彼女は女の子を産む。
その後、ひっそりとこの血族は受け継がれていく・・

しか~~し、一方で

こんなこと許すまじ!とする教会側と血族を守る側との戦いの話・・

ですね。

無宗教の私にとっては、キリストは人間で、従って人間の嫁がいるのが「何か?」って感じだが、これはキリスト教徒の方にとっては、とんでもハップン、歩いてジュップンなのでしょう。

神話的な部分と殺人の謎解きがいっしょになっていて、それなり・・ですが、「すごい面白いよ」とまでは言えないかな~~

でも、厳格なキリスト教徒であり、自称「神の子」として、次々とマリアにつながる人間を抹殺していくシラス役、ポール・ベタニーの存在感が圧倒的!!

神よ、私の罪を清めたまえ・・とつぶやき、まっぱだかの肌にムチをうち、強烈な痛みに顔をゆがめる。

M男?

いや、キリストと同じ肉体の苦しみを引き受けることで、信仰を深めているのだ。

このポールさん、金髪ブルーの眼。

眉毛も金髪なので、その顔の表情が人間ばなれしているの。

でもね、画像をご覧あれ、普通のイケ面よ。今後楽しみな役者のひとりです。