【アントニオ】鹿島×ブリスベン

まず、もう一方のゲームの蔚山×ムアントン・ユナイテッドは、0-0で引き分けました。
ムアントン・ユナイテッドにとっては、アウェーのゲームになりますし、やっぱり、強いんですね。
そもそも、タイのクラブだからと言って、格下に思っていたのが間違いの元です。

昨日のゲームを見て分かりましたが、グループEではブリスベンの力が一枚落ちるのでしょう。
シーズンが終盤なことや移動もありますので、力なのか、コンディションなのか、分かりませんけれど…。

試合前日の記者会見で、石井がムアントン・ユナイテッド戦で勝ち点3を失ったとコメントしていました。
私もそう思っていましたが、この認識自体が間違いなのでしょう。

そのムアントン・ユナイテッドとのアウェーのゲームに勝っておけば言うことはなかったのですが、6戦目のホームでの対戦まで、このグループはもつれそうです。
大会概要に書いてありますが、勝ち点が並んだ場合には当該チーム同士の対戦成績で順位が決まります。
勝ち点が並んでいると、引き分けてはダメという状況になりますね。

前半の鹿島は、DFラインを低く設定し過ぎていたのではないでしょうか。
ブリスベンも同じようにDFラインを低くしていましたから、様子見をしながらゲームが進んで行きました。
そんな中で、前半のうちにリード出来たことが大きかったです。

昨日の伊東は、立ち上がりから、低いクロスを入れていました。
相手に高さがあるので、低いクロスを入れるように指示されていたのでしょうが、たまには高いクロスも入れた方が良いのではと思って見ていました。
でも、マイナス方向のクロスでも良かったんですね。
石井の指示ではなく、自分たちで工夫したようですし、良いアイデアでした。

それにしても、あれを簡単に決めてしまう鈴木は、絶好調ですね。
好調なストライカーというのは、そういうものでしょうが、自信を深めて欲しいです。

GKは、ソガが今季、初先発でした。
クォン・スンテは、代表に呼ばれていますし、代表病の未然防止でしょうか…。
久しぶりでしたが、普通にプレー出来ていました。

緩いシュートを、ギリギリで触ったシーンは、反応が遅れてビックリしましたが、クォン・スンテを見慣れてしまったからそう感じたのかもしれませんね。
ソガとクォン・スンテ、そん色のないGKが2人いるのは、心強いです。

後半に入って、鈴木の運動量が落ちてしまいました。
あれだけ、金崎が動いているんですから、若手はもっと動かなければダメですよ。
アリバイのようなプレスをしている状態でしたし、てっきり、小笠原が準備していた時、鈴木に替えるのかと思いました。

小笠原をボランチ、永木を2列目、土居をFWにした方が、確実に守備力は上がったはずですし、金崎の守備の負担も減らすことが出来たでしょう。
減ってしまった攻撃力は、西を入れることで補えたはずですし、最後に中村を入れたのも解せません。

レアンドロは、控えにも入っていませんでした。
中村よりも下となると、使い所がなくなりますよ。

ピッチコンディションが悪い中、イエローカードをもらわなかったことも良かったです。
これで、首位に立ちましたが、4日目、5日目と、アウェーのゲームが続きます。
次のアウェーのブリスベン戦で、確実に勝ち点3を取らないと、その後が厳しくなりそうです。
落とせないゲームになりますね。

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