嘘ニュースサイトは数多くあるけど、その中でもっとも評価が高いのが「虚構新聞」だ。
誰かをからかったり侮蔑したり攻撃しがちな多くの嘘ニュースサイトの中で、「虚構新聞」は創造的で軽やかなスタイルが際立っている。
おもわず笑いそうになるときもあれば、なるほどと感心させられるときもある。
気の利いたショート・ショートを読む感覚に近い。
風刺を勘違いしたイヤミや反権力を誤解したとげとげしさはなく、豊かな発想や常識に拘束されない視点、新聞記者としても実際に記事を書けるのではないかと思わせる文章構成などにレベルの高さを感じる。
ぼくはネットで朝日や産経や朝鮮新報(朝鮮総連の新聞)や朝鮮日報(韓国の読売新聞)などを読むけど、それらの新聞よりも虚構新聞のほうがおもしろいのではないかとときどき感じる。
ネットのニュースでは紙の新聞にある文化欄やコラム、生活記事などがあまり見られない。
必然的にネットで事件や事故、経済や政治、芸能やスポーツの話題を目にすることが多くなるけど、それらのニュースはほんとうに価値があるものだろうか。
世の中を動かす仕組みとして政治経済は存在感が大きいけど、世の中で目立たないものや力の弱いものにも、価値が高いものは多い。
権力や資金力や宣伝力を持つ者を軽やかにかわしていく虚構新聞は、リアルな本を出すことによって硬直化する社会に一矢報い、さらに風通しを良くするかもしれない。
『号外!! 虚構新聞』の帯には、「第1回日本メディア大賞 ジャーナリズム部門 最優秀賞受賞」と大きく書かれている。
これはもちろん虚構の賞だけど、間違いなく、本書は虚構ジャーナリズムの歴史に残る作品だ。
勝間和代さんの本を愛読している人も、日経新聞が手放せない人も、大手企業への就職を目指している学生さんも、世の中に興味がなくて引きこもっている人も、世間の目が自分の行動の判断基準になっている人も、年末は『号外!! 虚構新聞』を読んで脱力してみてはどうだろうか。
楽しみながら、視野を広げるヒントを得ることができるはずだ。
虚構新聞
http://kyoko-np.net/
『号外!! 虚構新聞』特設ページ
http://kyoko-np.net/gougai.html
編集は、有限会社ケイ・マックス?
http://www.k-max.co.jp/exsiting/kyokou/index.html
追記
発売日の12/15にアマゾンで注文したけど、飛脚メール便で届いたのはついさっき、1/27だった。残念!
誰かをからかったり侮蔑したり攻撃しがちな多くの嘘ニュースサイトの中で、「虚構新聞」は創造的で軽やかなスタイルが際立っている。
おもわず笑いそうになるときもあれば、なるほどと感心させられるときもある。
気の利いたショート・ショートを読む感覚に近い。
風刺を勘違いしたイヤミや反権力を誤解したとげとげしさはなく、豊かな発想や常識に拘束されない視点、新聞記者としても実際に記事を書けるのではないかと思わせる文章構成などにレベルの高さを感じる。
ぼくはネットで朝日や産経や朝鮮新報(朝鮮総連の新聞)や朝鮮日報(韓国の読売新聞)などを読むけど、それらの新聞よりも虚構新聞のほうがおもしろいのではないかとときどき感じる。
ネットのニュースでは紙の新聞にある文化欄やコラム、生活記事などがあまり見られない。
必然的にネットで事件や事故、経済や政治、芸能やスポーツの話題を目にすることが多くなるけど、それらのニュースはほんとうに価値があるものだろうか。
世の中を動かす仕組みとして政治経済は存在感が大きいけど、世の中で目立たないものや力の弱いものにも、価値が高いものは多い。
権力や資金力や宣伝力を持つ者を軽やかにかわしていく虚構新聞は、リアルな本を出すことによって硬直化する社会に一矢報い、さらに風通しを良くするかもしれない。
『号外!! 虚構新聞』の帯には、「第1回日本メディア大賞 ジャーナリズム部門 最優秀賞受賞」と大きく書かれている。
これはもちろん虚構の賞だけど、間違いなく、本書は虚構ジャーナリズムの歴史に残る作品だ。
勝間和代さんの本を愛読している人も、日経新聞が手放せない人も、大手企業への就職を目指している学生さんも、世の中に興味がなくて引きこもっている人も、世間の目が自分の行動の判断基準になっている人も、年末は『号外!! 虚構新聞』を読んで脱力してみてはどうだろうか。
楽しみながら、視野を広げるヒントを得ることができるはずだ。
虚構新聞
http://kyoko-np.net/
『号外!! 虚構新聞』特設ページ
http://kyoko-np.net/gougai.html
編集は、有限会社ケイ・マックス?
http://www.k-max.co.jp/exsiting/kyokou/index.html
追記
発売日の12/15にアマゾンで注文したけど、飛脚メール便で届いたのはついさっき、1/27だった。残念!
日本メディア大賞なるものの真偽を確かめるべく検索して、ここが最初のページでした。
小生(60歳)も、5年前に虚構新聞を利用して虚構の報道をしたりして、当時はそれなりにウケたものです。
日本内科学会出版社主催の新人賞にTKYM氏が入選
http://homepage2.nifty.com/tkymcoffee/index_2006_af.html