5年前、2003年の4月30日、ぼくはアンコールワットに近い町(シェムリアップ)にあるカンボジアの安宿、Side Walkに泊まった。
現地で会った日本人の男と、1部屋を1泊3ドルで借りた。
宿の主人は若く、日本語が流暢。
男性スタッフも何人かいた。
スタッフの1人はマリファナのやりすぎなのか目が充実している。
(東南アジアでは大麻がめずらしくない。安宿のスタッフや宿泊客が大麻を勧めてくることもある。だから、毎年のように東南アジアを旅しているのに薬物に関わったことのないぼくは少数派だと言える)
カンボジアの人は全体的にやや色黒で小柄。
目が充血しているスタッフもがっしりしていて座っている姿は大柄っぽいけど、身長は170センチもない。
だから、ぼくたち日本人に「コニシキ!」と言って目を見開いてきたときも、ぼくは「小錦っていうよりは雨上がり決死隊の宮迫だろ」と思った。
目も、そんなに丸くなかったしくちびるも宮迫っぽかったし。
小錦に似てなくもないけど、まだ宮迫のほうに似ている。
宿の部屋をシェアしたサトウ君にそういったことを言うと同意してくれたので、さっそく2人で彼に「宮迫でっす!」を手振りつきで教えた。
彼は覚えが早く、すぐに顔に手を添え「ミヤサコデッス!」と言い始めた。
やはり、小錦よりも宮迫に似ている。
下記の記事を見てそんなことを思い出した。
5年前には「宮迫ですッ!」というギャグを東南アジアで見かけたことはなかった。
2003/05/01に、アンコールワットの近くの売店で志村けんの「アイーン」などは見たけど。(★写真はそのときのもの)
もしかしたら、5年前のカンボジアの安宿からタイやベトナムに「宮迫ですッ!」が広まったのかもしれない。
まあ、いろんな日本人が東南アジアでそういうことを教えてたんだろうけど。
「宮迫ですッ!」を伝えた1人としては、「誰がやってもおもしろいということはない。やはり宮迫に似た顔の人がやったほうがおもしろい!」と言っておきたい。
http://internews.jp/archives/overseas/20080807_03.html
2008.08.07 (Thu)
■アジアでギャグの「宮迫ですッ!」が大ブーム
いまアジアの子どもたちの間で、『雨上がり決死隊』の宮迫さんのギャグ「宮迫ですッ!」が大ブームとなっている。特にタイやカンボジア、ネパール、ベトナムの子どもたちに人気で、日本人が目に入ると、すかさず「宮迫ですッ!!」と叫んでくるという。
どうして「宮迫ですッ!」がブームになっているのか? 答えは簡単、生きるためだ。まず、「宮迫ですッ!」をアジアの子どもたちに教えたのは日本人旅行者である。陸路の旅をしていると、バスやクルマが休憩として食堂にとまることがある。そこにタムロをしている子どもたちは、観光旅行者に物やお金をもらおうと必死だ。とはいえ、そう簡単に物やお金をもらえるものではない。しかし子どもたちもバカではない。観光旅行者の国籍にあわせて、その国々の言葉やギャグで自己アピールをして観光旅行者の心の壁をなくし、物やお金をもらおうとするのである。
だが、思ったよりも子どもたちにとって日本語は難しい。そうなれば、短い日本語を話すだけで自己アピールできる芸人のギャグが、覚える日本語として子どもたちに適しているわけだ。「宮迫ですッ!」は、子どもたちにとっていちばん覚えやすかった日本のギャグといえよう。
・高画質で観られる『eyeVio』版はこちら(高性能パソコンを推奨)
・内容にコメントできる『ニコニコ動画』版はこちら(会員登録が必要)
「宮迫ですッ!」のほかにも、「どんだけ~!」や「オッパッピー♪」」も子どもたちが使用しており、「みっ、みみみみっみっ!宮~~迫で~すッ!」「どんだけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」などと叫んで日本人観光客に対して猛烈アピールしている。
また、「宮迫ですッ!」や「どんだけ~!」に限っては、タイのタクシー運転手が日本人観光客の目を引こうと叫ぶこともある。「宮迫ですッ!」は、いまだに勢いを衰えさすことなく、アジア中に広まりつつある。アジアを旅行するというのであれば、現地の子どもたちと会話をしてみよう。もしかすると「宮迫ですッ!」と話しかけてくるかもしれない。これからのアジア旅行の楽しみがひとつ増えそうだ。
現地で会った日本人の男と、1部屋を1泊3ドルで借りた。
宿の主人は若く、日本語が流暢。
男性スタッフも何人かいた。
スタッフの1人はマリファナのやりすぎなのか目が充実している。
(東南アジアでは大麻がめずらしくない。安宿のスタッフや宿泊客が大麻を勧めてくることもある。だから、毎年のように東南アジアを旅しているのに薬物に関わったことのないぼくは少数派だと言える)
カンボジアの人は全体的にやや色黒で小柄。
目が充血しているスタッフもがっしりしていて座っている姿は大柄っぽいけど、身長は170センチもない。
だから、ぼくたち日本人に「コニシキ!」と言って目を見開いてきたときも、ぼくは「小錦っていうよりは雨上がり決死隊の宮迫だろ」と思った。
目も、そんなに丸くなかったしくちびるも宮迫っぽかったし。
小錦に似てなくもないけど、まだ宮迫のほうに似ている。
宿の部屋をシェアしたサトウ君にそういったことを言うと同意してくれたので、さっそく2人で彼に「宮迫でっす!」を手振りつきで教えた。
彼は覚えが早く、すぐに顔に手を添え「ミヤサコデッス!」と言い始めた。
やはり、小錦よりも宮迫に似ている。
下記の記事を見てそんなことを思い出した。
5年前には「宮迫ですッ!」というギャグを東南アジアで見かけたことはなかった。
2003/05/01に、アンコールワットの近くの売店で志村けんの「アイーン」などは見たけど。(★写真はそのときのもの)
もしかしたら、5年前のカンボジアの安宿からタイやベトナムに「宮迫ですッ!」が広まったのかもしれない。
まあ、いろんな日本人が東南アジアでそういうことを教えてたんだろうけど。
「宮迫ですッ!」を伝えた1人としては、「誰がやってもおもしろいということはない。やはり宮迫に似た顔の人がやったほうがおもしろい!」と言っておきたい。
http://internews.jp/archives/overseas/20080807_03.html
2008.08.07 (Thu)
■アジアでギャグの「宮迫ですッ!」が大ブーム
いまアジアの子どもたちの間で、『雨上がり決死隊』の宮迫さんのギャグ「宮迫ですッ!」が大ブームとなっている。特にタイやカンボジア、ネパール、ベトナムの子どもたちに人気で、日本人が目に入ると、すかさず「宮迫ですッ!!」と叫んでくるという。
どうして「宮迫ですッ!」がブームになっているのか? 答えは簡単、生きるためだ。まず、「宮迫ですッ!」をアジアの子どもたちに教えたのは日本人旅行者である。陸路の旅をしていると、バスやクルマが休憩として食堂にとまることがある。そこにタムロをしている子どもたちは、観光旅行者に物やお金をもらおうと必死だ。とはいえ、そう簡単に物やお金をもらえるものではない。しかし子どもたちもバカではない。観光旅行者の国籍にあわせて、その国々の言葉やギャグで自己アピールをして観光旅行者の心の壁をなくし、物やお金をもらおうとするのである。
だが、思ったよりも子どもたちにとって日本語は難しい。そうなれば、短い日本語を話すだけで自己アピールできる芸人のギャグが、覚える日本語として子どもたちに適しているわけだ。「宮迫ですッ!」は、子どもたちにとっていちばん覚えやすかった日本のギャグといえよう。
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「宮迫ですッ!」のほかにも、「どんだけ~!」や「オッパッピー♪」」も子どもたちが使用しており、「みっ、みみみみっみっ!宮~~迫で~すッ!」「どんだけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」などと叫んで日本人観光客に対して猛烈アピールしている。
また、「宮迫ですッ!」や「どんだけ~!」に限っては、タイのタクシー運転手が日本人観光客の目を引こうと叫ぶこともある。「宮迫ですッ!」は、いまだに勢いを衰えさすことなく、アジア中に広まりつつある。アジアを旅行するというのであれば、現地の子どもたちと会話をしてみよう。もしかすると「宮迫ですッ!」と話しかけてくるかもしれない。これからのアジア旅行の楽しみがひとつ増えそうだ。
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