松村遷さんのランドスケープ。
黄瀬戸との出合から、陶芸に道に進むことを目指した松村 遷(せん)さん。
多治見陶磁器意匠研究所で勉強されても 黄瀬戸への一途な気持ちに変化はありませんでした。
美濃の土をベースに 益子や旅先で自掘りされた土をブレンドしなら作陶されています。
うつわに見える色の違いは、釉薬に配合している木灰の種類の違いから生まれます。
鮫肌のような梅花皮(かいらぎ)で覆われた うつわも見応えがあります。
引き出し黒の酒盃もありますので、手触りもたのしんでいただきたいです。
福井県の水晶浜の砂を練り込んだ「水晶浜の欠片」シリーズも。
そんなことを書きながら、展示は、本日の16時まで。
秋晴れの空の下、うつわの景色(ランドスケープ)もたのしんでみませんか。
ギャラリー樟楠