Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

過程が目的の旅を終えて

2004年08月22日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、過程が目的の旅を終えてでした。

大して疲れてもなかったので、
本当は友達と遊ぼうかと思っていましたが、
心はアテネにあるだろうな、とか、
黄色い服着て武道館に募金に行ってるだろうな、とか、
そういうアリもしない余計なことが気になり、
特に誰を誘うでもなく、ひとりぼんやり。

ホントにぼんやりと、
現在iPodに収録された6985曲を、
ランダム再生し続ける。

そんな音楽に満たされた部屋で、
ただぼんやり。

最高に贅沢に過ごす時間というのは、
なにもしないことなんじゃないだろうか。

特に睡眠なんてのは贅沢過ぎる。

1億円得られる機会どころか、
1億円使える機会さえも損失させる。

ことにスゴイと思う。

やはり貧乏性の私にはつらい。。。

そんななにもしない中、
昨日までの新潟旅行を思い起こす。

つくづく過程が目的な旅であったな、と。

往路、下道を12時間以上走り、
復路、苦手な高速をひた走る。

そんな走ることを、
最も楽しもうとした旅だった。

そして、こんなことを考えた。

学生時代、体育会系な部活に入っている同級生達は、
お盆も正月もなく練習に明け暮れていた。

どんなに頑張っても甲子園や全国大会に行けやしないのに、
なんでそんなに夢中になれるかな、と当時は思ったけれど、
今思うと、甲子園や全国大会に行くためだけが目的でなく、
練習している、その過程が目的だったんだ、とわかる。

私は明確なモノの得られない過程なんて、
なんにも興味がなく、出来る限りズルすることばかり考えてた。

でもそうではない。

その過程自体、つまり努力することが目的であり、
ツライ過程を切り抜けることで、体も心も強くなれる。
そしてなによりも楽しい。

そんなわけで、なにか課題を目前にしたとき、
ホントに大事なこと、心から楽しむために必要なことは、
過程を踏みしめること、努力することなんだな、
と、25歳にしてわかった。

この辺が自然と染み付いてる、
体育会系出身は強いな、と思う。

センスと出来上がった作品の良し悪しだけで切り抜けられる、
芸術畑な文化系出身はダメだな、やっぱり。

この答えに辿り着くにはあまりに遅かった。。。

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