Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

ご飯つくって待ってるね

2005年08月23日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、ご飯つくって待ってるねでした。

会社帰り、新婚旅行携帯用のビデオカメラと、
昨日の結婚式披露宴DVDをお渡しに、
戸塚ヨットスクールがない方でお馴染みの、
横浜市戸塚区な新婚新居に行ってきました。

で、行く途中に新婦に電話したら件名のお言葉。

ともかく「ただいま」と「おかえり」の使う側が、
リアルでどっちかわかんなくなるくらい、
ひとりっ子かつ鍵っ子で育ち切った私なので、
こんな涙が出そうなくらい温かな言葉聞いたことないどころか、
人のいる家に入るってのは、どこか不自然な感じなわけです。

家に行く前に、デジタルビデオなテープと、
差し入れ用なパステルの天然水ゼリー、
さらに新居祝いにドイツ産の入浴ソルトなんてのを購入。

どれも気に入ってくれてなにより。

家に着いたら、
新築マンションなんですけど、なんて言うんでしょう、
スターウォーズに出てきそうな近未来感。

ひとつの敷地にたくさんの建物が立ち並びつつも、
それを管理するロビーからしか入れないみたいな、
リゾート地の5つ星ホテルみたいな感じ。

もう素直にカッコイイ。

部屋の内装もカッコ良く綺麗で、
テレビドラマで出てきそうな感じ。

そうか、うちの会社でも、こんな生活できるんだ、
っていう妙な気持ちになってみる。。。

ふたりがどうにも照れて合ってるので、
料理をつくってる最中、勝手に式DVDを再生してみる。
すると料理の手を止め、食いつく。

友人の式撮影は、これで3作目となるわけだけど、
式を重ねるたびに賢く走れるようになり、
プロには出せない味わいで、上手く撮れてると思う。ふむ。

そんなこんなで、ぺちゃくちゃ待ってると、
新婦のポテトサラダ、ミネストローネと、
新郎のたらこスパゲティーが振舞われる。

久しぶりの手料理、その温かさに泣きそう。
手料理って味を超えたものがあるよな、やっぱり。
もちろん味も良いんですけどね。

…とか食事をしながらDVDを観つつ、
延々綾瀬はるか似のカワイイ新郎従姉妹の話ばっかりする私。
この意図を感じ取ってくれ。。。

こんなふうに、終始楽しく食事をする。
幸せをお裾分けされたかのような、温かい気持ちになる。

そうだ、私は、もっと心の幅を広く余裕を持って、
人と接していく生き方をすべきなんだ、とか突然思う。

いい意味でも悪い意味でも、心臓の悪いひとりっ子らしく、
押し付けながらも、どこか相手をコワがる愛情で育ってきて、
私もそれしか出来てない。失うことばかり恐れてる。

40歳くらいで、かなりの年下と結婚する。

…なんて5年前から、新婦に会う度に言われるけど、
こと人付き合いに関しては良くなる速度が遅い私なので、
それはその通りなのかもしれない。

その歳になれば、もはや外見どうこうの次元も、
おそらく突き抜けてるだろうし。

今の私の内面なんてものは、まだまだふにゃふにゃな成長過程で、
魅力がまるで感じられない、単なるバカでしょう。

バカでも人のために出来ることをひとつひとつ積み上げてけば、
それがきっといつか自分に還元されて、成長してくんでしょう。

人を幸せにする立場だけでなく、
人の幸せを素直に祝える立場もステキですもの。

とかなんとか、前向きなことを思わせてくれる、
ステキな夕食会でした。呼んでくれてありがとう。

カナダで頑張ってくれ、私のビデオカメラさん。

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