Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想『めがね』

2007年10月10日 08時19分12秒 | 映画
2007年09月29日、雨の中おひとり、
109シネマズMM横浜さんにて、18時45分の回を観賞しました。

感想を一言で言うと、
感想とはいえ、こうして言葉で語ると破綻してしまうくらい、
大人向けのゆるいファンタジーと呼ぶべき作品で、
ごちゃごちゃ言わずくたーっと観流すのが正しい作品だと思いました。

映画はそもそも娯楽なので、どんなに嘘っぽくても楽しく観られる私ですが、
この作品はセラピー、セミナー的要素が強く感じられ違和感が。。。

『かもめ食堂』は主人公に意思があったので作品に芯がありましたが、
今回は芯がなく、あまりにゆる過ぎになってしまった気もして。

干渉し合わず表面的な優しさを与え合う様子に、生、が感じられず、
死後の世界のようで、ある意味ホラー映画よりもコワく感じられました。

空がなかなか映らないのも閉塞感があってコワさを増長させましたし、
せっかくの綺麗な島なのに、不思議な演出です。

とか言いましたが、これは生きている作品が好きな私だからこそな感想なわけで、
疲れているOLさんたちには、ごゆるりと癒しの作品になると思いました。


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