Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想『エターナル・サンシャイン』

2005年04月02日 12時58分49秒 | 映画
2004年3月29日、会社帰りおひとり、
109シネマズMM横浜さんにて、21時30分の回を観賞しました。

感想を一言で言うと、
演出を控え目に、わかりやすくしたがために、
中途半端にわかる部分が出来て、
逆にわかりにくくなってしまった、
とっても惜しい作品だと思いました。

基本的に時間軸がひねくれまくる作品は好きなので、
この作品も評価は高いんですけど、
もっと思い切ってムチャクチャしてもよかったのかな、
とも思います。

伏線をバラバラに散りばめていて、
遡って考えると繋がってたりとかしてて、
よく練ってはいると思えるんですけど、演出が控え目な分、
それを見つけた瞬間の感動がチョイ薄めだったりします。

主人公の男だけでなく、女の記憶消去過程も交えて進めると、
同じイベント時のお互いの差異だとか、
色んなことが絡み付けられて、
かなりに面白いものになったと思うんですけどね。

とってもいい設定だったが故に、
もったいないな、という気持ちでいっぱいです。

カウフマン脚本に、ゴンドリーの映像世界という、
期待せずにはいられない作品だったので余計に。

でも、それでも面白いとは思うんですけどね、
痛い恋愛経験がある方は、特に。

それにしても、
今ある私の記憶は全て正しいのかしら。。。

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