Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想『椿三十郎』

2007年12月24日 09時12分55秒 | 映画
2007年12月13日、会社帰りおひとり、
109シネマズMM横浜さんにて、20時40分の回を観賞しました。

感想を一言で言うと、
普段時代劇を観ない私でも楽しかったと思える、
いい意味で、とってもマンガ的な展開で、
含み笑いのユーモアが漂う、わかりやすいヒーローモノ、活劇でした。

リメイク元は観ていませんが、同じ脚本で主演が三船ということで、
荒々しさとほのぼのさの対比が、最大の味の作品だったように思えて。

今作では、荒々しさやギラつきはなく、全体にほのぼのとした雰囲気が漂う、
誰もが楽しめる、お茶の間作品になっていました。

そんなほのぼの感が、今の時代に求められているヒーロー像といえば、
まさにその通りな気がして、人が斬られているのに安心して観られました。

面白い作品はいつ観ても、誰が撮っても、
多少の味は違えど面白いものなんだな、としみじみ思いました。


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