Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

待ち人来たらず、言葉が足らず

2004年10月17日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、待ち人来たらず、言葉が足らずでした。

昨日ポストに宅急便の不在届けが入っていて、
再配達を今夜20~21時指定にしたので、
ジェフ戦を観戦し終えた後、なにもせずすぐ帰宅して、
じっと待ち続けていたわけです。

21時過ぎました。

きません。

21時半過ぎました。

こないナァ。

22時過ぎました。

こなーい!!

で、22時15分くらいでしょうか。

運輸会社さんから、
手違いで宅配出来なかったので明日宅配します、
という電話が。

そうですか。。。

だったら帰り道、もっとゆっくりして、
映画の一本も観られただろうに。こにゃろ。

でも、こうして自分で待つと決めて、
行動を起こさず無言で待った挙句、
結局なにも手に入らない、こんなこと。

こんなことは私の人生と照らし合わせると、
なんだかよくあることのような気がします。

いやいや今から展開させようというお話は、
単にタイミングの悪い人のお話かもしれませんね。

過去何度も書いている気もしますが、
中2から大2まで、ずっとひとりの人を好きでした。

高2のとき、1度フラれても諦め切れず想い続けて、
大2のとき、もう1度フラれたりしたわけです。

こう書くと、とってもステキな片想いっぽいんですけど、
実際は、だからと言ってなにをするでもなかったんです。

これは、本当になにもしてなくて、
中学卒業後は高校も別れて、大学も別で、
その間、会うことも、話すことも、連絡することもなくて、
でいて、このことを誰に相談することもなく、バラすこともなく、
ひとりずっと想い込んでいたわけです。

ただぼんやりと何年も遠くなった存在を想うままで、
周囲にある可能性を探ろうともしないで。

で、何年かぶりに会ったら急に告白ですからね、
そんなの誰が付き合うんだっていう。

いやはや、若かったですね、全てにおいて。

勉強もそうですけど、こういうことも、
学生時代にちゃんと学んでないと、かっなり尾を引きますね。

こんな風に間違った独学をしちゃうと余計に。

…というか勉強についても、大学の受験勉強でさえ、
きっと総計1時間くらいしかしてないんですけどね。

学生時代、全部ダメじゃん。。。

でも、その頃に熱を入れてた創作活動が、
このblogだとか、今のお仕事だとかに繋がってますからね、
それはそれでしょう。

話を転がしまして、社会人になっても、
あんまり変わらないというか、病魔は深くというか。。。

多くを語ると叱られそうなので語りませんが、
やっぱりフラれたことがあったんですね。

で、そのときも諦め切れなかったんですけど、
なぜだか、とっても変な方向に心が向いて、
好きだからこそ好きでないと思わせて安心させよう、
とか思ってしまったんです。

…と、言葉を聞いても理解できないでしょうけど、
私はあなたのことをもう友達としか思ってないから、
って思い込ませるために、好きな人を他に作らなきゃって、
なんだか、ちょこまか動いてましたね。

今振り返ると、まるで意味わからないんですよ、
付き合ってから別れたわけじゃないのに。

好きなら好きで素直にい続ければいいのにね、
なにしてたんでしょうね。

友達としてでもいいから傍にいたいってヤツでしょうか。
ヤツですね、そうでしたね。

結局、その思い込ませ作戦は見事に成功するわけですが、
後に残ったのは空しさだけでした。。。

で、両者に共通しているのは、
フラれる前に、言うべき瞬間があったということ。

前者は、中3の仲良過ぎなくらいの段階で言うべきだったですし、
後者は、答えを求められたとき、言葉にしないのがいけませんでしたね。

でも21時を過ぎても宅配業者に電話を出来ず、待ち続けたように、
どちらもその瞬間に言うことは出来なくて、待つことになったんです。

もし、その瞬間にいえてたらどうなっていたか。

前者は、確証がないので引きずらずに済んだかもレベルかもしれませんけど、
後者は、きっとそこで言葉にしていれば、今とは違う私だったかもしれません。

というのも、今、書きながら気付いてビックリしたんですけど、
フラれた前後で、偶然の要素が相当量に大きいとは言え、
友達関係が、だいぶ入れ替わっている気がするんです。

実際のところは、ちょうどその頃に集合研修が終わって、
勤務地がバラバラになり、業務も忙しくなったってのと、
チョット後に周囲でFF11というネットゲームが流行ったことが、
とってもとっても大きい気もしますけどね。

でも、無理矢理に関連付けるとなかなか面白いです。

前者についても友達関係が変になりましたし、
大学時代も恋愛事で友達関係が崩れてますし、
この次にあった別れの後も、ちょっぴり繋がりが変わってますし。

恋愛すると周りとの関係を壊すっていう、
私的にもその方が面白いので、こっちを採用です。

つまり私は、恋愛を終えると、
そのショックでコロッと変わっちゃう人です。あはは。

次は周囲で繋ぎ止めてくださいね。

…というわけで、フラれた事を機会に古い繋がりから去り、
新しい繋がりに辿りついて、その繋がりを深める中で、
こういう内容のblogを書いている、今の自分になった気がします。

なんだかんだ言って自分という存在は、
周囲の人との対比の中で、そこに適した自分になるよう、
無意識に立ち振る舞いを変えていきますからね。

趣味趣向の類なんてのは、特にそうな気がして、
友達の遊びに付き合ったお陰で、新しい面白いものに出会えたり、
逆に私が教えて、相乗効果が起きることもあったり。

そして、その変わっていく趣味趣向が、
本来の自分の言動をも変えていくわけです。

やっぱり、どう考えても、
今の私は確実になかったわけです。

ふむ。

でも、もし言葉に出来ていたら、
どんな自分がいたんでしょうね。

もう子供がいたりして、
すっかり丸くなってたかもしれませんね。

…なんて、話飛び過ぎですけど、
その方が今と違い過ぎで面白いので、こっちを採用です。

言葉に出来た私と、今の私。

同時進行は出来ないから、どちらが幸せかわからないけど、
今は今で楽しくやってるわけです。

そして明日には必ず、宅急便が届くんだ。

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