Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

CD千選vol.0007「FOREHEAD」

2004年05月26日 23時59分58秒 | 音楽
前回までのように延々洋楽ばかり紹介していると、
なんともスカしたモテっぽい印象になるので、今回は邦楽をご紹介です。


(webFMさんにリンクしてます。)


古川昌義「FOREHEAD」です。

基本的に私は、音楽を楽曲重視で聴くため、
作詞作曲者や歌唱者が好きであり、
演奏者の技術に感動することはあまりなかったりします。

しかし、古川昌義さんの爪弾くギターだけは別です。

繊細で正確な指運びから奏でられる卓越した音色に、
心の全てを預けたくなってしまいます。

その指運びに見惚れ、その音色に聴き惚れてしまいます。

そんな綺麗な音色を爪弾くことから、
ギター奏者として名を馳せている古川昌義さんではありますが、
作詞作曲者、歌唱者としても一流なのです。

ということで、古川昌義さん本人が作詞作曲し、歌っている、
このソロアルバムを紹介したいわけです。

優しく語りかけるような歌声、
ニットのような暖かさのある楽曲、
このアルバムを一言で表現するなら、大人のロックです。

無口なオヤジさんのいる、薄明かりのバーで、
「バーボン、ロックで」と頼み、ひとりグラスを傾けるような、
そんなロマンスグレーのナイスミドル気分に浸ることが出来ます。

このアルバムを聴くだけで、
25歳の自分ではない、大人な自分になることが出来ます。

土曜の夜、バーでひとりバーボンを傾けながら、
心を落ち着かせ、ゆったりと聴いてみてください。

君の瞳に乾杯。サントリータイム。

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