Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

2006年02月05日の服装

2006年02月05日 23時02分32秒 | 服装
誕生日に送られてきた帽子とシャツ、
あとボタンをつけてもらうためのジャケット。

定期健診前日の実家帰省ということで、
なんとも必然に満ちた服装となりました。

のんびり夕方に帰省したのですが、
夕飯が牛角さんということで。



もちろん、特別にしたがる気持ちもわかりますが、
久しぶりの実家の場合、こう特別でなく、
普通な夕食の方が、嬉しいことなんですけどね。

そんなことよりも、もっと思うところがあったのが、
どこでも、ある程度の味を出せる店が、
本当に、どこでも進出しているということ。

そうした手軽なチェーン店が、どこにでもあるより、
中華料理店なのにカツ丼やカツカレーがメニューにあるような、
田舎らしいお店が、それぞれの街にあったりする方が、
面白い世の中だと思うんですけどね。

手軽で、安くて、ある程度の味を出せるお店に、
淘汰されてしまう恐れが多々ありますよね。

イメージの打ち出し方も違いますし、
それ以前に特別頑張らないからこそ、
独特の田舎らしさも出るものですし。

服装はカッコイイ方向に一元化されてもいいとは思うのですが、
味だとか街の景色だとかはどうも。。。

色んな色の中で過ごしてきて、
その色と色が交わる中で新しい色が生まれたりもするわけで。

みんながみんな同じように過ごしちゃうと、
その交わりがなくなり、文明の先細りが起こらないだろうか、なんて。

多くの利益を得るためにひとつに持っていこうという行為は、
どうも、人類という種の首を絞めている行為な気がします。

私達は人類の老齢期を過ごしてるのかもしれない。

…とか言い出すと、牛角がとてもSFっぽくなるわけです。
なってないですね、そうですね。。。

映画生感想『ピーナッツ』

2006年02月05日 14時20分49秒 | 映画
2006年02月02日、ビックサイト帰りおひとり、
109シネマズMM横浜さんにて、21時20分の回を観賞しました。

感想を一言で言うと、
物語の展開も、演出も、カット割も、
古き良き映画のいいところを上手く抽出し、
画面いっぱいに表現してくれた、
まさに映画らしい映画でした。

笑いつつも、確かに感動することでき、
観賞後、心地良い爽快感が残ります。

登場人物たちと一緒に人生を歩んだかのような。

王道破りが王道になりつつある昨今、
こんなにも堂々と王道を撮れるというのは素晴らしいです。

こんなにも爽やかで潔い映画は、
最近では、なかなか観ることが出来ない気がします。

いわゆる映画文法をしっかりと守っているので、
冗長になったり、不足したりすることなく、
必要最低限な人物描写で、ひとりひとりのキャラを、
しっかりと立たせて、物語に深みを加えています。

そのため、有り得ないと思ってしまいそうな、
物語的なエピソードをも、有り得ないと思わせず、
素直に受け入れさせる、確かな説得力を持っています。

内P好きな人へのサービスも含みつつ、
おっさん青春映画として、純粋に楽しませてくれます。

みんながみんな、決してふざけることなく、
大真面目に映画制作に取り組んでいます。

映画が好きな気持ちいっぱいで、
純粋に好きな映画を撮った気持ちが伝わってくるような、
誰もが楽しくなれる作品でした。

今後もぜひ映画を撮り続けて欲しいと思います。

映画生感想『THE 有頂天ホテル』

2006年02月05日 13時59分33秒 | 映画
2005年02月02日、ビックサイト帰りおひとり、
109シネマズMM横浜さんにて、18時40分の回を観賞しました。

感想を一言で言うと、
必要かつ面白い場面だけをぎゅっと凝縮し、
忙しい展開ながらも疲れず、飽きずに、
くすくすっと笑いながら、あっという間に観続けられる、
よく出来た舞台劇、という印象でした。

演出もカット割も、どこか箱庭っぽさが感じられ、
映画というよりも、舞台を映像化したかのような。

舞台出身であるからこその、
舞台のいいとこ取り作品のような。。。

豪華なメンバーによる、
豪華な舞台になってます。

誰に注目して観るでもなく、
全ての出演者が平等に主役のような。

雪だるま式にイベントが起きつつも、
大きなひとつの雪だるまが、というのではなく、
小さな雪だるまをぽこぽこと何箇所にもつくる感じで、
それぞれ小さく笑えたり、感銘を受けたり出来ます。

まさしく、ウィットに富んだ、と表現すべき、
上品な、大人のジョーク達が飛び交いつつ。

無理矢理に変なキャラを出すではなく、
いそうな人達の面白味を引き出しているところがさすがです。

上映時間いっぱいに楽しみ切って、
ほがらかに笑って、心温かな気持ちになって、
家に帰ることが出来る、まさしく良作です。

ちょっぴり大人な家族やカップルならば、
安心して観ることができることでしょう。

映画生感想『キング・コング』

2006年02月05日 12時55分21秒 | 映画
2006年01月30日、会社帰りおひとり、
109シネマズMM横浜にて、20時の回を観賞しました。

感想を一言で言うと、
進み過ぎた科学に想像する心を汚される前、
本当にあるかも…という意識の中で制作されていた、
古き良き映画世界に漂っている大真面目な雰囲気が伝わる、
素晴らしい娯楽大作でした。

ピーター・ジャクソン監督が、
撮りたいものを撮りたいように撮ってくれました。

誰にも未開な神秘の島があると信じ続けている、
数十年前の幼き少年のような、純粋な心で。

コメディやアクション、ラブロマンスといった、
娯楽映画に必要な要素が全て詰まっています。

ホラーというかグロというか、目を背けたくなる、
ちょっぴり悪趣味な多少のやんちゃはありつつも、
神秘な島でのドキドキする冒険を追体験できます。

最近は、理由や理屈、裏付けられた真実だけを、
正しいと思い込まされ、窮屈に生かされている世の中ですが、
不思議なことをちょっぴり信じつつ生きることの楽しさを、
思い出させてくれる作品です。

肩の力を抜いて、頭柔らかく、
あるかもしれない神秘の世界を楽しんでみてください。