あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

日曜日は川柳の日

2023-05-21 06:29:09 | 日記

 サウナブームは盛り上がる一方。
新たな施設や簡易タイプが次々出現。
目を惹くサービスをどんどん導入。
テレビ番組も流れています。
肝になる言葉は「整う」
汗を流してスッキリした状態を指すそうですが。
サウナ歴が長いと密かに自慢する私。
この言葉には少々不満が募ります。
 そこで愚痴交じりの今週の駄作です。

<サウナ風呂 マット散らかり 整わず>

 「あるくあかるく」次週も毎日更新目指します。
それでは予告編を。

22日(月)健康長寿:   見た目でジイサン
23日(火)雑草の日:   今週はきゅうり
24日(水)身近な生き物: 1cmの邪魔者
25日(木)国語のおさらい:地震のレベル
26日(金)昭和のプロレス:地獄の料理人
27日(土)日々の愚問:  シン・流行語

 サウナに魅了されて20年。
しかしコロナの恐怖で密室は遠慮中。
3年足を踏み入れていませんでした。
来週あたり、解禁したい気分です。
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日々の愚問:鍵の正体

2023-05-20 06:29:29 | 日記
合鍵は8万円

 毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問
を取り上げています。
今週は正に愚問中の愚問、新聞の片隅にあったごく小さな広告からの愚問です。
題して「この鍵は何?」
 その広告は2cm×6.5cmのサイズなので人差し指程のスペースしか
ありません。
そこに9個の鍵の写真があり、一部には名称が添えられていました。
 最初に書かれた名前はリモコンキー、たぶん車でお馴染みの鍵のことだと
見当がつきました。
ところが残りの「イモビキー」と「ディンプルキー」は何のことやら
さっぱり分かりません。
今週解き明かすのはこの鍵の正体です。

 先ずはイモビキー、検索すると「イモビライザーキー」の名前が出て
きましたが、どうやらそれのことのよう。
 <従来の差し込みタイプの車の鍵にイモビライザーを内蔵している。
イモビライザーとは車に付いている盗難防止装置のひとつ。
車のコンピューターに予め登録した鍵以外ではエンジンを始動させない
仕組み。>
 一見すると普通の鍵ですがトランスポンダと呼ばれるIDチップを内蔵。
ここに納められた情報と一致しないとコンピューターは鍵を認証しない
のでエンジンがかからない仕組み。
 もしも合鍵屋でスペアキーを作ってもドアの開閉は出来てもエンジンの
始動はできないのだそうで。(鍵屋の豆知識 より)
 ちなみに複製をつくるには4万円から8万円ほど掛かるとありました。

こちらも高額

 次なる鍵はディンプルキー。
これはより防犯性の高い住宅用の鍵。
 通常の鍵は側面がギザギザしていますが、こちらは表面や側面に小さな
窪みが付いています。
この窪み(ディンプル)の存在がこの鍵の肝。
 <鍵穴の形状は一般的な物とほぼ同じ。
しかし似てはいるが内部が複雑で繊細。
窪みの高さ(深さ)が非常に精密なので合鍵を作るには高度な技術が必要
とされる。
ピッキングにはより繊細な合致方法を求められるので、非常に時間が掛り
防犯性は高い。>(スマイティ より)
 そのかわり家の鍵を紛失したらさあ大変、複製費用は相当な高額になる
といいます。

 ちなみに住宅用の鍵として高い防犯性が期待できるのは<ディンプル
キーとウェーブキーとキーレス錠。>(secual より)
 キーレス錠は最近出回っているので分かりますが厄介なのは残りのひとつ。
せっかくイモビキーとディンプルキーの謎を解き明かしたのに、この
瞬間にまたひとつ愚問が芽生えてしまいました。
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昭和のプロレス:勢いはここまで

2023-05-19 06:29:29 | 日記
AWAからの刺客

 「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」では主役を盛り立てた脇役達を
振り返っています。
今週登場するのは「ザ・ブレーンのボビー・ヒーナン」
プレイングマネージャーとして、数多の選手を文字通りマットの主役に
持ち上げてきた功労者です。
 <自身はレスラーとしては大きなタイトルは持てなかったが、マネージャー
としてはピカ一の腕前。
ニック、アンドレ、フレアーなどをトップレスラーに導き、多くのレスラー
から慕われ最高のマネージャーと称えられた。>(exciteニュース より)
 アメリカマットで鳴り響いたそんな名声も、残念ながら日本のマットでは
見られません。
これは本人の責任と言うよりも巡り合わせの悪さにありました。

 1971年7月のビッグサマーシリーズに初来日。
国際プロレスがAWAと提携した初のシリーズで、ブラックジャック・
ランザが主役。
 マネージャー役として付き添ったヒ―ナンですが、日本のプロレス事情
は情報不足。
勝手が違うのか本場マットの動きができません。
せいぜい大声を出してレフリーの注意を引きつけ、ランザの攻撃を手助け
するくらい。
専門誌などで報じられた悪辣ぶりを見せられません。
 これではAWAの悪役と期待されたランザの存在感も薄れ気味です。
直前のシリーズがゴッチ・ロビンソン・ロシモフの三つ巴で優勝を争い、
おおいに盛り上がった第3回IWAワールドシリーズだったことも影響
していました。

シンの欠場

 2度目の来日は81年7月の全日本。
新日から引き抜いたシンが初登場したサマーアクションシリーズでした。
 ヒーナンの役目はシンの狂乱振りを印象付けること。
早速3日の開幕戦で馬場の試合中にシンと共に棍棒を手にして乱入。
翌4日にはシン対スレーターの試合に乱入し、サーベルを手にして大暴れ
するシンを手助け。
5日はシンとのタッグで日本人中堅選手を一蹴。
 6日はメインで鶴田・天龍組と対戦しビール瓶で天龍を戦闘不能になる
まで滅多打ち。
鶴田の足をロープで固定しシンのサーベル攻撃を招き、馬場が怒って乱入
する盛り上がりを演出しました。

 このまま行けばヒーナンの名マネージャーぶりが間違いなく日本の
ファンに記憶されたのですが、盛り上がったのはこの日まで。
シリーズのシンの出場日程がここで終わってしまったのです。
 支える相手を失ったヒーナンは中堅の石川と対戦し体固めで負け。
以後も佐藤などの中堅選手とのシングルマッチ、あるいはメインのタッグ
マッチで登場しますが、いずれも目立った場面はありません。
 シリーズ終盤に天龍とのシングル2連戦、大木との一騎打ちが組まれまし
たがこちらも波乱の無い負け試合。
 前半戦の勢いを失ったヒーナンは、再び印象の薄いプレイングマネー
ジャーに戻ってしまったのでした。

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国語のおさらい:今週の雑学

2023-05-18 06:29:59 | 日記
昭和の大ヒット歌謡曲

 毎週木曜日は国語をおさらいしています。
辞書をパラパラしていると、ときに違和感を覚える言葉に出くわします。
今週のおさらいは正にそれ。
「めんどり」と「綿ネル」に挟まれた「めんないちどり」、これってかなり
異彩を放っています。

 辞書から転載すると<めんないちどり(めんない千鳥):「めんない」は
「目の無い」の変化。
子供の「目かくし(鬼)」の遊び。>(新明解国語辞典 より)とあります。
 これに違和感を抱く理由は昭和の時代の歌謡曲。
昭和15年(1940年)にコロンビアレコードが発売したレコードのB面
に入っていたのが作詞サトウハチロー、作曲古賀政男の「目ン無い千鳥」
映画の挿入歌になり大ヒットしたそうで、当時生まれていなかった私たち
世代でも、その後に歌い継がれた曲を何度も聞かされたので<目ン無い千鳥
の高島田 見えぬ鏡にいたわしや ~>の歌い出しくらいは浮かんできます。
 だから「めんない千鳥」は鬼ごっこと解説されても、なんだか腑に落ちません。

人形浄瑠璃の一節

 検索するとトップに現れたのはやっぱりあの昭和歌謡。
歌詞と共に大川栄策さんのYouTube動画が出てきました。
次に続くのも全て曲にまつわる解説ばかり。
 それをかき分けて漸く辿り着いたのが言葉の由来で、そこにはこう書か
れていました。
 <語源は江戸時代の浮世草子にも使われている「めなしどち(目無しどち)」
と推測される。
めなしどちは目隠しや目隠し鬼を意味し、めんないちどりと同じ使われ方を
していた。
「どち」とは「男たち」「野郎ども」といった複数の人に対する呼称。
この「どち」から言葉遊びの様に「千鳥」に変化していったと思われる。>

 近松門左衛門の人形浄瑠璃に、駆け落ちして逃げたふたりが捕まる場面が
あるそうで。
その一場面で顔を見られたくないと手拭いで目元を隠す様子を「めんない
千鳥」と表現していると書かれています。(世界の民謡・童謡 より)
どうやらこれが昭和に大ヒットした曲に繋がる様です。
 <「目ン無い千鳥」は結婚を直前にしながら事故で失明した女性が主人公。
それを「めんない」と表現した。
そこに近松門左衛門の浄瑠璃を由来として、泣くふたりを千鳥にたとえた
と推察される。>(江分利万作の生活と意見 より)

 「めんないちどり」は鬼ごっこのこと、そこから派生したのが昭和の
ヒット曲。
新明解国語辞典にそこまでの詳細な記述が無かったお陰で、今週も役に
立つか立たぬかよく分からない雑学を学べました。
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身近な生き物:まるでおじさんの唸り声

2023-05-17 06:29:29 | 日記
誰もが知っているロバ

 ある日の地元紙の記事。
長野市のお隣の須坂市の動物園で、食べたり遊んだりできる「干し草
ボール」を作ってロバに与える準備をした。
記事はそこで終わっていたので、その後が気になります。
 ネットで検索すると<ロバのアイボンにプレゼントした。
噛んで振り回したり脚で押さえて噛み噛みしたり、色々なやり方で楽し
んでくれた。>(須坂市動物園日記 より)
 ロバが気分転換出来てめでたしめでたしでしたが、ふと思いました、
ロバって馬とどこが違うのだろかと。
 ロバは馬より小型な生き物。
馬には人が乗りロバには荷物が乗せられる。
頭を捻りましたがその程度の違いしか浮かびません。
 日常生活で出会う場面はまず無いけれど知識としては誰もが知っているロバ。
良い機会なので少し深堀してみました。

小さな馬

 <ロバは紀元前4千年前に家畜にされた生き物。
温和な性格で粗食に耐え荷物を運ぶ。
平均寿命は野生で25~30年、飼育下で40年。>(夢見ケ咲き動物園 より)
 祖先は馬と同じヒラコテリウムなので遺伝子の97%が一致。
でも見た目で大きく5つの違いがあるそうで。
それは大きさ、しっぽ、耳の形、たてがみ、足の速さ。
 <体は馬の方が大きくて体高は2メートル、それに対してロバは1メートル。
馬のしっぽは全体が毛でロバは先端だけが毛。
耳は馬が短くロバは長いが、たてがみは馬が長くてロバが短い。
速度は馬が時速60kmでロバは40km。>(楽しく学ぶ日本語 より)

 性格にも違いがあるといいます。
<馬は好奇心や社会性が強く人と意志の疎通がしやすい。
ロバは社会性に乏しく頑固で扱いにくい。
人の指示に従わないことも多い。
馬はヒヒーンと鳴くがロバの鳴き声はおじさんの唸り声。>
(言葉の違いが分かる読み物 より)
 最大の違いは飼育数。
乗馬体験場や競馬場など馬を目にする機会はありますがロバの場合はおそ
らく動物園だけ。
数字で見ると明確です。
 <令和2年の馬の飼育頭数は78000頭。>(農林水産省 より)
一方のロバは<個人で飼っているケースを含めても全国で200頭ほど。>
(生き物NAVI より)
意外な程ロバには希少価値がありました。

 ところで体が小さなポニー、あれとロバは何が違うのかと考えたらまた
迷路にはまってしまいました。
でもこれに対する答えは明快でした。
 <ポニーは特定の種ではなく体が小さな馬のこと。
体高が1.42m未満をポニー、それ以上を馬と呼ぶ。>(違いの豆知識 より)

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