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日々の愚問:鍵の正体

2023-05-20 06:29:29 | 日記
合鍵は8万円

 毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問
を取り上げています。
今週は正に愚問中の愚問、新聞の片隅にあったごく小さな広告からの愚問です。
題して「この鍵は何?」
 その広告は2cm×6.5cmのサイズなので人差し指程のスペースしか
ありません。
そこに9個の鍵の写真があり、一部には名称が添えられていました。
 最初に書かれた名前はリモコンキー、たぶん車でお馴染みの鍵のことだと
見当がつきました。
ところが残りの「イモビキー」と「ディンプルキー」は何のことやら
さっぱり分かりません。
今週解き明かすのはこの鍵の正体です。

 先ずはイモビキー、検索すると「イモビライザーキー」の名前が出て
きましたが、どうやらそれのことのよう。
 <従来の差し込みタイプの車の鍵にイモビライザーを内蔵している。
イモビライザーとは車に付いている盗難防止装置のひとつ。
車のコンピューターに予め登録した鍵以外ではエンジンを始動させない
仕組み。>
 一見すると普通の鍵ですがトランスポンダと呼ばれるIDチップを内蔵。
ここに納められた情報と一致しないとコンピューターは鍵を認証しない
のでエンジンがかからない仕組み。
 もしも合鍵屋でスペアキーを作ってもドアの開閉は出来てもエンジンの
始動はできないのだそうで。(鍵屋の豆知識 より)
 ちなみに複製をつくるには4万円から8万円ほど掛かるとありました。

こちらも高額

 次なる鍵はディンプルキー。
これはより防犯性の高い住宅用の鍵。
 通常の鍵は側面がギザギザしていますが、こちらは表面や側面に小さな
窪みが付いています。
この窪み(ディンプル)の存在がこの鍵の肝。
 <鍵穴の形状は一般的な物とほぼ同じ。
しかし似てはいるが内部が複雑で繊細。
窪みの高さ(深さ)が非常に精密なので合鍵を作るには高度な技術が必要
とされる。
ピッキングにはより繊細な合致方法を求められるので、非常に時間が掛り
防犯性は高い。>(スマイティ より)
 そのかわり家の鍵を紛失したらさあ大変、複製費用は相当な高額になる
といいます。

 ちなみに住宅用の鍵として高い防犯性が期待できるのは<ディンプル
キーとウェーブキーとキーレス錠。>(secual より)
 キーレス錠は最近出回っているので分かりますが厄介なのは残りのひとつ。
せっかくイモビキーとディンプルキーの謎を解き明かしたのに、この
瞬間にまたひとつ愚問が芽生えてしまいました。
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