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健康長寿 めざしましょう

健康長寿:努力の末の三重苦

2023-05-15 06:29:29 | 日記
手間暇かける呼吸

 私の願いは健康長寿。
私の健康法はウォーキング。
そこで毎週月曜日はこのふたつに関連するテーマを取り上げています。
今週は「腹式呼吸とウォーキング」です。
 健康維持のためには腹式呼吸が良い、漠然と分かってはいるけれど腹式
呼吸の何たるかは理解していません。
先ずはその定義から。
 <背筋を伸ばし鼻からゆっくり息を吸い込む。
丹田に空気を溜めるイメージでお腹を膨らませる。
次に口からゆっくり息を吐き出す。
お腹をへこませながら体の中の悪い物を吐きだすように、吸うときの倍
くらいの時間を掛けるのがポイント。>(日本医師会 より)

 無意識に行っている呼吸とは明らかに違い結構面倒な印象です。
たかが息ひとつに手間暇かけてどんなメリットがあるのか教えてください。
 それには呼吸の仕組みを理解する必要があるそうで。
私たちが通常行っているのは胸の肋間筋を使う胸式呼吸。
それに対して胸とお腹を仕切る横隔膜を動かすのが腹式呼吸。
胸があまり大きく膨らまないので肺にかかる負担が少ないのだといいます。

メリットデメリット

 腹式呼吸は自律神経を調節し全身の筋肉を弛緩させ様々なメリットを
もたらします。
<腹部内の圧力を高め排便をサポートする。
心拍数を下げて消化器への血液供給量を増やす。
体が休息した状態になるのでリラックス効果がもたらされる。
普段使わない筋肉が刺激され代謝が促進される。
横隔膜の上下動により下部食道括約筋が正常に働くようになり、逆流性
食道炎の改善にも繋がる。
更には副交感神経が優位になるのでリンパ球の数が増え、免疫力も向上する。>
 良いことずくめですが物事は何でも極端はダメ。
腹式呼吸も過度にやればデメリットも生じます。
<無意識で行うのは難しく、やり過ぎると眩暈を起こす。>(引用は全て 
内視鏡医師の知識シリーズ より)
最初は1日5回くらいから始め、慣れたら10~20回行うのが基本。
 
 ウォーキングしながら行うのがお勧めと書かれていました。
<鼻からしっかり吸い込みゆっくり吐き切ることで有酸素運動の効果が
高められる。>(DECATHLON より)
 さっそくやってみました。
呼吸を気にすると足の運びが乱れ、そちらに注意を向けると普通の呼吸に
戻ってしまいます。
なんて私は不器用なのでしょう。
 こんな情報もありました。
やるタイミングが重要なのだとか。
<副交感神経を優位にするので日中の活動時間に中途半端に行うと体の
リズムが狂い、自律神経のバランスが崩れる。
布団に入ってからやるのが理想。>(うえだ整骨院 より)
 ただでさえ不器用なのに自律神経のバランスを壊したら、歩けない
息ができない眠れないの三重苦になってしまいます。
コメント
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