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身近な生き物:まるでおじさんの唸り声

2023-05-17 06:29:29 | 日記
誰もが知っているロバ

 ある日の地元紙の記事。
長野市のお隣の須坂市の動物園で、食べたり遊んだりできる「干し草
ボール」を作ってロバに与える準備をした。
記事はそこで終わっていたので、その後が気になります。
 ネットで検索すると<ロバのアイボンにプレゼントした。
噛んで振り回したり脚で押さえて噛み噛みしたり、色々なやり方で楽し
んでくれた。>(須坂市動物園日記 より)
 ロバが気分転換出来てめでたしめでたしでしたが、ふと思いました、
ロバって馬とどこが違うのだろかと。
 ロバは馬より小型な生き物。
馬には人が乗りロバには荷物が乗せられる。
頭を捻りましたがその程度の違いしか浮かびません。
 日常生活で出会う場面はまず無いけれど知識としては誰もが知っているロバ。
良い機会なので少し深堀してみました。

小さな馬

 <ロバは紀元前4千年前に家畜にされた生き物。
温和な性格で粗食に耐え荷物を運ぶ。
平均寿命は野生で25~30年、飼育下で40年。>(夢見ケ咲き動物園 より)
 祖先は馬と同じヒラコテリウムなので遺伝子の97%が一致。
でも見た目で大きく5つの違いがあるそうで。
それは大きさ、しっぽ、耳の形、たてがみ、足の速さ。
 <体は馬の方が大きくて体高は2メートル、それに対してロバは1メートル。
馬のしっぽは全体が毛でロバは先端だけが毛。
耳は馬が短くロバは長いが、たてがみは馬が長くてロバが短い。
速度は馬が時速60kmでロバは40km。>(楽しく学ぶ日本語 より)

 性格にも違いがあるといいます。
<馬は好奇心や社会性が強く人と意志の疎通がしやすい。
ロバは社会性に乏しく頑固で扱いにくい。
人の指示に従わないことも多い。
馬はヒヒーンと鳴くがロバの鳴き声はおじさんの唸り声。>
(言葉の違いが分かる読み物 より)
 最大の違いは飼育数。
乗馬体験場や競馬場など馬を目にする機会はありますがロバの場合はおそ
らく動物園だけ。
数字で見ると明確です。
 <令和2年の馬の飼育頭数は78000頭。>(農林水産省 より)
一方のロバは<個人で飼っているケースを含めても全国で200頭ほど。>
(生き物NAVI より)
意外な程ロバには希少価値がありました。

 ところで体が小さなポニー、あれとロバは何が違うのかと考えたらまた
迷路にはまってしまいました。
でもこれに対する答えは明快でした。
 <ポニーは特定の種ではなく体が小さな馬のこと。
体高が1.42m未満をポニー、それ以上を馬と呼ぶ。>(違いの豆知識 より)

コメント
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