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日々の愚問:認知症のAI

2023-05-27 06:29:59 | 日記
人間的な回答

 毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問
を取り上げています。
今週は話題沸騰の「チャットGPTの謎」です。
 今やこの名を聞かない日はありません。
ニュースでも新聞でも必ずどこかで見たり聞いたりしますが、孫に説明を
求められたらうっと唸ってしまいます。
最低限で構わないから簡潔に教えてください、って思います。

 グーグルなどの検索機能に満足している身としては、先ずは何が違うのか
が分かりません。
インターネット検索より情報収集が便利で簡単、文章の要約や校正、プロ
グラム作成も得意と聞いても「ふ~ん」と思ってしまいます。
 それでもどんな仕組みでそんなことが可能なのかは気になります。
<対話を通じて人間が求める情報を理解し、単語を選択して回答の文章を
作製する。
例えば「このリンゴはとても」という文に続く言葉として「おいしい」が
正しい確率50%、「赤い」が30%、「苦い」が10%などと計算し最も
正しい確率の「おいしい」を選ぶ。>
 なんでも「パラメーター」と呼ばれる変数を劇的に増やして、ぎこちなさ
を感じない人間的な回答作りを実現しているといいます。

チャットの不得手

 世界を変える技術と言われるチャットGPT、他にもできることを羅列
すると<翻訳、複雑な計算、プログラミング、調査や提案、詩や小説の創作、
文章の書き手の感情分析>(引用は全て 信濃毎日新聞 より)
こんな凄技が開発される前に現役時代を終えていて、やれやれと思います。
 悔しいからチャットの奴にできないことを調べてみました。
すると意外にも結構な数がありました。
<意思決定はできない。
完全な正確性も望めない。
人間の感情を理解することも難しい。>(GIZMODO より)
 あるいは<自転車に乗るなどの「体験談を伝えられない」
2021年9月までの情報を基に回答するので「最新情報を伝えられない」
などの欠点もある。>(masatwooo blog より)

 これらを凌ぐ最大の問題点がありました。
<自分について質問されると時と場合によっては急に記憶喪失気味になることも。
どうも自分の存在がはっきりとしていない様子。>(GIZMODO より)
物忘れの激しい私より、ひょっとしたら先に認知症になるのかもしれません。 
 そんなチャットGPTに遠くない将来、女房に先立たれた私が寂しさを
紛らわすために話しかけているかもしれません。
「今日のおやつは何がいいだろか?」
すると返ってきたのは「GPT」
翻訳すると「ジーさん、プリンでも、食べれば」
 そんな毎日の何が楽しい!
コメント
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