あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

国語のおさらい:漢字の旁

2024-06-06 06:29:59 | 日記
7つの分類

 毎週木曜日は国語のおさらいをする日。
今週は漢字を構成している部分のおさらいです。
旁、恥ずかしながらこの字を私、読めません。

 漢字を構成する部位にはそれぞれ名前がありました。
偏や冠は知っていたけれどそれ以外はうろ覚え。
なんと全部で7種もあるそうで。
 <これを偏旁(へんぼう)もしくは偏旁冠脚(へんぼうかんきゃく)と呼ぶ>
内訳は次の通り。
<偏(へん):漢字の左側に位置する部分。
旁(つくり):主に漢字の右側に位置する部分。
冠(かんむり):漢字の上部に位置する部分。
脚(あし):漢字の下側に位置する部分。
構(かまえ):漢字を包むように外側に位置する部分。
垂(たれ):漢字の上側から左下にかけて位置する部分。
繞(にょう):漢字の左側から下にかけて位置する部分>(漢字辞典 より)

 ここまでだけでも知らない情報だらけで、既に十分おさらいをした気に
なってしまいます。
気持ちを取り直して今日の課題の「旁」について深堀です。
 馴染の無い漢字なので読み方や部首からおさらいします。
<旁:方部に分類される10画の字。
音読みはホウ、ボウ、ヒョウ。
訓読みはあまね(く)、かたがた、かたわ(ら)、つくり、ひろ(い)、よ(る)>
(mojinavi より)
 難しい字ですが漢検1級と聞いて納得です。

だいのまげあし

 旁には幾つの種類があるのか、知りたいところです。
ざっと調べたところ最低でも30はありました。
 部首名が「~づくり」となっていると正真正銘の旁だと素人にも分かります。
<すんづくり:寸部 封・対>
<ほこづくり:戈部 戦・戯>
<ふしづくり:卩部 却・印>
<おのづくり:斤部 新・斬>
<れいづくり:隶部 隷>
<ふでづくり:聿部 肆>
このあたりが~づくりと付くもの。
 名前がおもしろいのが<あくび:欠部 歌・欲>
その上を行くのが<だいのまげあし:尤部 就>
大の字の足が急激に曲がっている状態を名前にしたと勝手に解釈しました。
探せばもっとおもしろ系が見つかりそうです。

 ところで駄文の前半で触れた旁の定義がちょっと気になります。
たしか「主に漢字の右側に位置する部分」と書いてありました。
 「主に」ってことは例外がある筈。
そう思って調べたのですが、見た範囲では全て右側に位置しています。
これならば「主に」でなく「全て」で良さそうなもの。
 もう一度見返すと「あれ」って思う字が見つかりました。
<ぼくづくり:攵部 数・政>に続いて並んでいた「整」です。
この場合は旁があるのは右上。
これが「主に」と表現した理由だと推察しましたが、正しいのか否かは知りません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする