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日々の愚問:発砲許可

2024-06-15 06:29:19 | 日記
市立高校の真ん前

 毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問
を取り上げています。
が、今週の愚問はドーデもいい話じゃないですよ。
超危険な類に関する愚問です。
 先日信号待ちをしながらぼんやり外を見てたまげました。
信号の脇の古びた赤い看板に目が止まり、何気に読んだらそこにあった
文字が尋常じゃない。
 それが設置されていたのは市立高校の真ん前の交差点。
一般市民や学生が大挙して通る場所にそんなデンジャラスな文字があるなんて、
驚きを通り越して怖くなりました。
書かれていたのは「銃猟禁止区域 長野県」

 何がどうなろうと高校の前で猟銃をぶっ放す人はいないでしょうに。
そんな場所に敢えてこの標識を設置する必要があるの?
 狩猟は危険が伴う行為、だから法律でこと細かく規制がかけられています。
<鳥獣保護管理法に基づく狩猟に係る行為が禁止又は制限される区域の概要
は以下の通り>
 その下には幾つもの小難しい名称が並んでいましたが「銃猟禁止区域」の名は
ありません。
似た名前が「指定猟法禁止区域」
<鳥獣の保護のため鉛銃弾などの指定猟法が禁止される>(環境省 より)と
書かれていました。
 あの看板があった高校前で指定猟法が禁止されているのは当たり前。
逆に言うなら、あの看板が無い場所は銃猟が許されているのか、これは
是非知りたい情報です。

防災無線

 何でも出て来るネット情報でも長野市周辺の銃猟許可区域を明確に示す
ものは見つかりません。
代わりにこんな解説がありました。
 <狩猟者登録が済むと申請した県の保護区域等位置図と呼ばれる大きな
マップが届く。
赤色が鳥獣保護区、青は特定猟(銃器)使用禁止区域、紫横線が国有林で
いずれも猟は禁止。
他にも禁猟区、公道、都市公園、寺社境内、墓地、自然公園の特別保護区
なども禁猟。
周囲半径300m以内に人家が約10軒ある場所も禁止>(おしま狩人 より)

 長野県版を見ると赤や青が結構塗られているけれど、大半は白。
ということは大部分の場所で猟銃がぶっ放される可能性がありますよって話。
となれば高校前にあった標識と同じ物が自宅の周りに欲しくなります。
 そう言いながら全く逆の思いも浮かびます。
昨日地域の防災無線で流れたのは「長野市箱清水、善光寺別院付近でクマの
目撃が報告されました」のアナウンス。
墓参りに行く人もいれば散歩に出向く人も多い場所。
しかも我が家からそれ程離れちゃいない所です。
 となると銃猟禁止も鳥獣保護管理も放り出して、何処でもいいからクマに
向けて銃をぶっ放してもらいたいもの。
 何とも現金な私です。



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