<男、芳雄に惚れました>
前回は島田陽子さんの「砂の器」における吹き替えにまつわる話をしました。
今回は竹下景子さんの吹き替えが話題になった映画です。
水曜日に不定期でお送りする「懐かしの昭和の映画」今回は
1975年 祭りの準備 です。
お話は地域のしがらみにがんじがらめにされながら自分の夢に向かって郷里を
飛び出す青年の姿です。
沖楯男さん、ハナ肇さん、馬渕晴子さん等が出演のATG作品でした。
当時のATG(日本アート・シアター・ギルド)は良質のアート系の映画を提供
してくれると、若者に熱狂的に支持されていました。
この映画では清純派女優の竹下景子さんが初ヌードを披露しましたがそれが
本人なのか吹き替えなのか大いに話題になりました。
でも私の関心は可憐な竹下さんでは無くひとりの男に注がれました。
その男は強盗事件の犯人で村の鼻つまみ者です。
主人公を見つけると追いかけて来て掌で主人公の下半身を軽く叩きながら「どうだ」と
声を掛けてからかいます。
イヤ~な男のステレオタイプを実物大に演じたのが原田芳雄さんでした。
そのイヤ~な男が主人公が村から旅立つ場面で大きな声を上げて「バンザイ」を叫びます。
自分に何ができるか分からず、自分が何になりたいかも分からず、毎日迷っていた当時の
私に原田さんがバンザイを叫んでエールを送ってくれました。
その場面に圧倒されて原田芳雄さんの演技に惚れこみました。
後日談です。
新宿の名画座で「原田芳雄3本立て」を見つけて勇躍飛び込みました。
画面の原田さんはもう少し若かりし時の芳雄さん。
カッコよい男がカッコよい役を延々と1本2本・・3本と見せてくれます。
私が求めていたのは格好良い男が演じるカッコ悪い姿。
求めたものとギャップアがありすぎました。
見終えた感想ですか、一言「残念」
前回は島田陽子さんの「砂の器」における吹き替えにまつわる話をしました。
今回は竹下景子さんの吹き替えが話題になった映画です。
水曜日に不定期でお送りする「懐かしの昭和の映画」今回は
1975年 祭りの準備 です。
お話は地域のしがらみにがんじがらめにされながら自分の夢に向かって郷里を
飛び出す青年の姿です。
沖楯男さん、ハナ肇さん、馬渕晴子さん等が出演のATG作品でした。
当時のATG(日本アート・シアター・ギルド)は良質のアート系の映画を提供
してくれると、若者に熱狂的に支持されていました。
この映画では清純派女優の竹下景子さんが初ヌードを披露しましたがそれが
本人なのか吹き替えなのか大いに話題になりました。
でも私の関心は可憐な竹下さんでは無くひとりの男に注がれました。
その男は強盗事件の犯人で村の鼻つまみ者です。
主人公を見つけると追いかけて来て掌で主人公の下半身を軽く叩きながら「どうだ」と
声を掛けてからかいます。
イヤ~な男のステレオタイプを実物大に演じたのが原田芳雄さんでした。
そのイヤ~な男が主人公が村から旅立つ場面で大きな声を上げて「バンザイ」を叫びます。
自分に何ができるか分からず、自分が何になりたいかも分からず、毎日迷っていた当時の
私に原田さんがバンザイを叫んでエールを送ってくれました。
その場面に圧倒されて原田芳雄さんの演技に惚れこみました。
後日談です。
新宿の名画座で「原田芳雄3本立て」を見つけて勇躍飛び込みました。
画面の原田さんはもう少し若かりし時の芳雄さん。
カッコよい男がカッコよい役を延々と1本2本・・3本と見せてくれます。
私が求めていたのは格好良い男が演じるカッコ悪い姿。
求めたものとギャップアがありすぎました。
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