週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

§. あすという日が

2012年01月07日 15時07分25秒 | たわごと(少し硬派に振って)
今、一番のお気に入りの曲である”あすという日が ”ではないのが残念ですが。

あすという日に夢を抱ける爽やかな記事ではありません。

スルーするも読むも自己責任で。

前回の消費税を書いてから丁度三年が経ちました。
今回も同じ趣旨ですが、如何しても黙っていられない。



日はまた昇る。(ヘミングウェイの小説ではありません。)
あすという穏やかな日が必ず訪れるのでしょうか。
悪夢の日が来ることは紛れも無い事実です。
いつ訪れるか、時間の問題だけです。
今のままの無責任を続けていれば必ず訪れる悲劇の一幕が開演してしまう。
避ける事が出来るのに、避ける努力をしない事が許されるのでしょうか。
自分には信じられない。

その信じられない事とは、日本の負債です。
すなわち日本の借金です。
野田さんが不退転の決意で消費税の税率アップを行う構えです。
自分的には条件付きで消費税アップも已む無しと言う事で賛成です。
後世に借金を残して、今の世代が胡坐をかくことが許されるとでも思っているのでしょうか。
そんな無責任の人は居ないはずです。
ただ、税収を上げる為の方法論で分かれているのだと思いたいです。
世の中が不景気で収入が落ち込む中での出費を強いられる増税。
好景気であれば、それなりに税収額も増加することは事実。
しかしながら、好景気になり税収の自然増を待つほど悠長な事は言っていられない時期にきてしまった。

デフォルト(債務不履行)
財政破綻して実質的に債務不履行に陥っているギリシャ。
その放漫経営の国家財政を建て直しする為にヨーロッパは言うに及ばす、世界中が多大な迷惑を蒙っている。
なのに、緊縮財政に反対してデモやストを行うギリシャ国民。
脇でそんな状況を見ていると腹が立つ。
自分達の赤字で他の国が被害を蒙っているのに、その赤字克服の苦労はしたくないと言うが如くです。
ギリシャがEUの一員でなければ、これほどの影響を国際社会に与えることは無かった。
それはギリシャの経済規模も小さく、ドラクマの貨幣価値の切り下げで回復を図ることが容易であった。
近いところではアルゼンチンがデフォルトしている。
でも、現実にはギリシャがEUの一員であり通貨はユーロである。
国際経済に与える影響力はドラクマの比ではなくユーロであるからして多大であった。

日本に戻ってみると、国・地方公共団体を足すと巨大な額である。
借金の総額が1000兆円を超えるのもそれ程遠い未来ではない。
既に1100兆円に達しているとの説もある。
経済規模がギリシャとは違うから、その赤字額だけで比べる事は出来ない。
一つの指数として赤字額をGDPで除すという方法がある。
EU(ユーロ)では加盟各国にその指数が3%を下回るようにしているが、ギリシャは粉飾していた。
2009年の数値で12%だった。
それで大問題になった。
日本の2009年のGDPが470兆円で、EUの規定の3%を当てはめるとすると470兆円×0.03≒14兆円である。
実際の新規国債発行額は53兆円である。
対GDP比では53兆円÷470兆円≒11%であり、EUの規制など大幅に超えている危険ゾーンである。


近いところで、IMFによると借金(新規国債発行)を除く歳入から歳出を引いた財政収支の赤字は、23年で国内総生産(GDP)の10・3%に上り、米国(9・6%)や英国(8・5%)を上回る。債務危機に揺れるギリシャ(8・0%)やイタリア(4・0%)は、経済の実力との比較では、赤字の割合はむしろ低い。

 それでも、日本で危機が顕在化しないのはなぜなのか。理由は3つある。1つは、国債の国内消化だ。日本が発行する国債の9割以上は、国内の個人や企業が持つお金で購入されている。支えるのは、約1400兆円に上る個人金融資産だ。その多くが銀行預金や郵便貯金に預けられ、金融機関が国債を大量に購入し保有している。
(日経の記事を拝借)

多くの国民が、ゆうちょ銀行や都市銀行やその他の金融機関や機関投資家(保険会社、年金など)に預金しているお金が国債購入に当てられているのである。
デフォルトすると国民が被害を蒙ることは勿論、GDPの大きな日本であるからして世界経済に与える衝撃は計り知れないのである。
自国だけでは済ますことが出来ない悪夢が現実のものとなり牙を剥いて来るのである。

高齢者が日本の資産の4分の3を所有すると言う日本社会。
その資産を持ってしても、国債の購入は出来なくなる。

お金の足は実に速いのである。
日本の借金に不安を感じれば、一目散に資金は逃げ去ってしまうのである。
現在は1%前後(10年もの)の日本国債金利であるが、日本の国債が危ないと成れば直ぐに金利は上昇してしまい、お金は逃げ出してしまうのである。
それは悪夢の如く、突然に襲ってくる。
トレンドが日本国債危うしと思った風潮がたつだけで、突然訪れるのである。
日本国債の格付けも今のまま推移することはありえない。

日本経済も国際経済も大混乱に陥ることは間違いないのである。
危険ラインに近づいているのである。

出(歳出)るを削り、入り(歳入)を増やさねばならない事は自明の理である。
国会議員の定数を半数にして、地方議員の数を半数にして、公務員の定数を削減する。
給与も大幅にカットして、全ての国民が痛みを公平に分かち合わねばならない。

最大限の歳出削減を大胆に行い、弱者に厳しい消費税のアップも止むを得ない状況下になっている。


いくつもある中から次に小さな小さな不満を二つ程:
パトカーを見ていつも思うこと。
巡回しているパトカーも覆面パトカーもクラウンが多いこと。
言ってみれば昔のGMのキャデラックでありフォードのリンカーンである。
トヨタの最高級車である。(レクサスブランドを別にして)
何ゆえにいつかはクラウンのキャッチコピーがある車をパトカーにしなければらなないのだ。
低価格の車で十分である。
経済観念の全くない、他人の金は無駄にしても良いと思う地方自治体に怒りすら覚える。

エコーラインが開通した時、式典が行われていた。
公職にあるかたや公務員が列席して式典を行っていた。
10人の公務員が1時間列席すれば延べ時間10時間の血税が消費されているのである。
実際は、多くの警察官を含む公務員が列席していたと思われる。
血税を浪費する事が許されない事を自覚して欲しいと願ってしまう。
式典など必要ない。


コメント (5)
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#006 -’12. 箱根寄木細工

2012年01月07日 12時00分01秒 | その他
匠の宿・佳松で工芸品としてのお土産が飾られいた。
箱根と言えば勿論寄木細工です。
それではと言う事で箱根の関所の見学を終えてから寄ったのがこちらのお店です。





箱根駅伝のトロフィー製作者の金指さんの作品が置かれているとの店員さんの勧めで。







既に箸と茶筒を買っていたので乗り気ではなかったら、対応に当たってくれていた店員さんが、まけても良いか店主に聞きにいってしまった。
少し勉強してもらい買ったのがこちらの寄木細工のお盆です。



裏には金指さんの焼印がありました。
伝統工芸の育成のためにも良い買い物したと思っている。



従前の寄木細工製法からヌーヴェルバーグを受けた製品かな。
寄木を刳り貫いて作られている。



我が家が買ったのはこちらの縞柄。



機密性が高く良い出来である。



店員さんの説明では南天の箸の方が良いとのこと。



我が家と兄夫婦用に二組購入。



使用者は特定していないが、こちらも一箱。



買い物を終えて帰るときに家内が社長さんに耳打ちされた。
「奥で甘酒を飲んでいくよう」に言われたとのこと。
でも、既に母は箱根の関所の忍者の居る御茶屋さんで甘酒を飲んでいた。
自分と家内はお汁粉を頂いた。
そんなこともあり、辞退して車へ。

今日は一月七日、七草粥の日です。
行事の好きな我が家の事、今朝の朝食は勿論・七草粥を頂きました。
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#005 -’12. イルミネーション

2012年01月07日 06時00分01秒 | 原村の自然など
たてしな自由農園からの帰り道の時と同じペンションビレッジの前の大通りのイルミネーションです。
柚子の香での夕食が済んでの帰り道です。
本来であれば直進して農業大学校前の道が最短ですが、こちらへ迂回してイルミネーションを車窓から携帯電話で撮影。
農業大学校前の道を迂回したのは、路肩が明確でないこと。
イルミネーション見たさだけではなく、夜間の雪道で道を踏み外し道路外の路肩に落ちる危険性が高いので倦厭したのも事実である。


ニコンで停車して車外に出る元気も無く、携帯電話での車内からの撮影です。












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